日創プロニティJP:3440

時価総額
¥71.9億
PER
4.7倍
金属加工、ゴム加工、建設、タイル事業を展開し、太陽電池アレイ支持架台、金属サンドイッチパネル、下水道マンホール耐震性継手、湿式タイルなどを提供。

沿革

1983-09日創工業有限会社を設立
福岡県山田市(現福岡県嘉麻市)に山田工場を開設
1986-12福岡市南区に福岡工場を開設(1992年6月閉鎖)
1991-12福岡県糟屋郡志免町に志免工場を開設(1999年12月閉鎖)
1996-07福岡県糟屋郡篠栗町に篠栗工場を開設(1999年12月閉鎖)
1997-09日創工業株式会社に組織変更
福岡県山田市(現福岡県嘉麻市)上山田へ山田工場を移転
1999-09鹿児島出張所を開設(2013年10月閉鎖)
1999-12山田工場に第2棟を増設
2000-09山田工場の隣接地に工場用地を取得
2000-12ISO9001認証取得
2001-01山田工場に第3棟を増設
2005-04山田工場に第4棟を増設
2007-03山田工場に第5棟を増設
2007-04日創プロニティ株式会社に商号変更
2007-08福岡証券取引所Q-Board市場に上場
2011-02東京営業所を開設
2011-12大阪営業所を開設(2018年11月閉鎖)
2013-08福島県石川郡石川町に工場用地を取得
仙台営業所を開設(2016年2月閉鎖)
2014-03福島工場を開設
2014-06福島営業所を開設
2016-03吾嬬ゴム工業株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
2016-04日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を設立
2017-04綾目精機株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
2018-03株式会社ダイリツ(現・連結子会社)の株式を取得
2019-07東京証券取引所市場第二部に上場、福岡証券取引所Q-Board市場から本則市場に市場変更
2020-01福岡市南区より同区内に本店所在地を移転
2022-01福島工場に第2棟を増設
2022-02日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を通じていちえホールディングス株式会社の株式を取得し、同社子会社の株式会社壹会(現・連結子会社)を曾孫会社化
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
2022-07株式会社壹会を存続会社として、いちえホールディングス株式会社を吸収合併し、株式会社壹会(現・連結子会社)を孫会社化
2023-01株式会社ワタナベテクノス(現・連結子会社)及び、株式会社エヌ・テクノスの株式を取得
2023-02ニッタイ工業株式会社(現・連結子会社)及び、エヌ・トレーディング株式会社の株式を取得
2023-03株式会社天神製作所(現・連結子会社)の株式を取得
2023-06株式会社ワタナベテクノス(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社エヌ・テクノスを吸収合併
ニッタイ工業株式会社(現・連結子会社)を存続会社として、エヌ・トレーディング株式会社を吸収合併

事業内容

日創プロニティ株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを通じて幅広い製品とサービスを提供しています。主要な事業セグメントには、金属加工事業、ゴム加工事業、建設事業、そして新たに追加されたタイル事業が含まれます。

金属加工事業では、建設、エネルギー、機械設備分野等における各種金属製品の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。主要製品には太陽電池アレイ支持架台、金属サンドイッチパネル、空調関連機器、防音・消音機器、畜産排泄物処理設備などがあります。このセグメントには、日創プロニティ株式会社自身のほか、綾目精機株式会社、株式会社ダイリツ、株式会社ワタナベテクノス、株式会社天神製作所が関連しています。

ゴム加工事業では、住宅、機械、公共インフラ分野等における各種ゴム製品の企画、設計、加工、製造、販売を手掛けており、下水道マンホール耐震性継手や止水テープなどが主要製品です。このセグメントは吾嬬ゴム工業株式会社が担当しています。

建設事業は、上記事業に付随する建設事業を展開しており、日創エンジニアリング株式会社と株式会社壹会がこのセグメントに関与しています。

タイル事業は、住宅・ビルの外装タイルや内装タイル等の企画、設計、加工、製造、販売を行っており、湿式タイルや乾式タイルが主要製品です。この新たなセグメントはニッタイ工業株式会社が担っています。

これらの事業セグメントを通じて、日創プロニティ株式会社グループは多岐にわたる産業に対して高品質な製品とサービスを提供し、各分野でのニーズに応えています。

経営方針

日創プロニティ株式会社は、創業以来「加工」をキーワードに、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、「日々創造」を経営理念に掲げ、金属加工をはじめとする多角化された事業領域を通じて新たな価値を創造し、社会に貢献することをミッションとしています。また、「加工の総合企業」というビジョンのもと、お客様のあらゆるニーズに応える企業グループを目指しています。

中期経営計画「Challenge」では、成長への投資と持続的成長に向けた経営基盤づくりを二つの主軸として設定しています。具体的には、M&A、設備投資、人財投資、新規事業への投資を通じて成長を加速させる方針です。また、グループリスク管理の強化、コーポレートガバナンスの充実、コンプライアンス経営の強化、業務改善の推進、製造原価削減の推進など、経営基盤を強化するための取り組みも進めています。

さらに、サステナビリティへの対応も重要な戦略の一つとして位置づけており、社会的価値と経済的価値の両方を満たす企業グループの形成を目指しています。これらの戦略を通じて、日創プロニティ株式会社は、加工の総合企業としての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。