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安田倉庫JP:9324
沿革
1919年12月20日 |
興亜起業株式会社として払込資本金400万円で創立。本店を合名会社安田保善社内に設置。 |
1924年2月 |
横浜市で普通倉庫業を開業。(現・守屋町営業所) |
1932年3月 |
東京市芝区に倉庫を建設し東京営業所を開設。(現・芝浦営業所) |
1934年7月 |
社名を臨港倉庫株式会社と改称。 |
1942年7月 |
社名を安田倉庫株式会社と改称。 |
1944年4月 |
日本倉庫統制株式会社に倉庫施設を供出。 |
1949年3月 |
社名を太洋倉庫株式会社と改称。 |
1950年5月 |
山下町支庫を開設。(のち横浜港営業所) |
1954年10月 |
社名を安田倉庫株式会社に復称。 |
1962年6月 |
現・株式会社ヤスダワークス(現・連結子会社)を設立。 |
1968年3月 |
東京都港区に安田倉庫本館ビル完成、本店を同所に移転。 |
1970年7月 |
北海安田倉庫株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
9月 |
平和島営業所を開設。 |
1971年5月 |
八王子営業所、厚木営業所を開設。 |
11月 |
本牧営業所を開設。 |
1972年7月 |
東京港営業所を開設。 |
11月 |
現・安田運輸株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
1973年8月 |
板橋営業所を開設。 |
1984年9月 |
北大阪営業所(のち茨木営業所に統合)を開設。 |
1985年3月 |
株式会社安田ビル(のち当社に吸収合併)を設立。 |
1987年9月 |
大井営業所を開設。 |
1990年3月 |
大黒営業所を開設。 |
6月 |
株式会社安田エステートサービス(現・連結子会社)を設立。 |
12月 |
東扇島営業所を開設。 |
1991年7月 |
本店を東京都港区、安田8号ビルに移転。 |
1995年9月 |
大井埠頭営業所を開設。 |
1996年2月 |
上海駐在員事務所(のち安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司に業務を移管し廃止)を開設。 |
8月 |
大黒流通センターを開設。 |
1997年1月 |
東京港営業所と横浜港営業所を統合し、国際輸送センターを開設。 |
1999年6月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2000年2月 |
加須営業所を開設。 |
8月 |
安田倉儲(上海)有限公司(のち安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司に業務を移管し会社清算)を設立。 |
2001年2月 |
柏営業所を開設。 |
2002年12月 |
北京駐在員事務所(のち安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司に業務を移管し廃止)を開設。 |
2003年4月 |
芙蓉エアカーゴ株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
2005年3月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
9月 |
香港駐在員事務所を開設。 |
2007年1月 |
安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立。 |
2月 |
ハノイ駐在員事務所を開設。 |
2008年1月 |
日本ビジネス ロジスティクス株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
4月 |
加須第二営業所及び大阪営業所を開設。 |
12月 |
新山下営業所を開設。 |
2009年8月 |
YASUDA LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。 |
2011年6月 |
安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司 上海青浦物流センターを開設。 |
2012年10月 |
ジャカルタ駐在員事務所を開設。 |
2013年10月 |
安田メディカルロジスティクス株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
2014年1月 |
茨木営業所を開設。メディカル物流ユニットを設置。 |
7月 |
ITキッティングユニットを設置。 |
10月 |
安田運輸株式会社が現・株式会社ワイズ・プラスワン(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
2015年9月 |
安田物流(上海)有限公司(現・連結子会社)の営業開始。 |
2016年2月 |
加須営業所と加須第二営業所を統合のうえ、首都圏文書・情報管理センターに改称。 |
2017年7月 |
九州営業所を開設。 |
10月 |
安田運輸株式会社より株式会社ワイズ・プラスワンの株式を譲受。 |
12月 |
PT. YASUDA LOGISTICS INDONESIA(現・連結子会社)を設立。 |
2019年11月 |
大西運輸株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
2020年1月 |
オオニシ機工株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
6月 |
東雲営業所を開設。 |
12月 |
本店を東京都港区、msb Tamachi 田町ステーションタワーN 29階に移転。 |
2021年11月 |
南信貨物自動車株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
株式会社パワード・エル・コム(現・連結子会社)、城南運送株式会社(現・連結子会社)、ルピナ車輌サービス株式会社(現・連結子会社)を完全孫会社化。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2023年3月 |
PT. JAYA YASUDA INDONESIA(現・連結子会社)を設立。 |
エーザイ物流株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。 |
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4月 |
OSO株式会社(現・YSO Logi株式会社)を完全子会社化。 |
事業内容
安田倉庫とそのグループ企業は、物流事業と不動産事業を中心に展開しています。物流事業では、株式会社ヤスダワークスが倉庫荷役業を、北海安田倉庫株式会社が北海道での倉庫業を、安田運輸株式会社が陸運業を担っています。また、芙蓉エアカーゴ株式会社は国際貨物取扱業、日本ビジネスロジスティクス株式会社は物流管理サービス業を提供しており、安田メディカルロジスティクス株式会社は倉庫荷役・保管管理業に特化しています。
人材派遣業・業務請負業では、株式会社ワイズ・プラスワンがサービスを提供。その他、大西運輸株式会社、南信貨物自動車株式会社、株式会社パワード・エル・コム、城南運送株式会社が陸運業を、オオニシ機工株式会社が一般建設業を、ルピナ車輌サービス株式会社が自動車整備業を手掛けています。さらに、エーザイ物流株式会社は医薬品物流業、安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司と安田物流(上海)有限公司は中国での国際貨物取扱業と倉庫業を、YASUDA LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.とPT. YASUDA LOGISTICS INDONESIAはそれぞれベトナム、インドネシアで国際貨物取扱業を展開しています。PT. JAYA YASUDA INDONESIAはインドネシアでの倉庫業も手がけています。
不動産事業においては、株式会社安田エステートサービスが倉庫施設及び賃貸ビルの管理業を行っており、これらの事業を通じて安田倉庫グループは幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
安田倉庫とそのグループ企業は、物流と不動産を核とした事業展開を行っており、その成長戦略として「長期ビジョン2030」と中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」を推進しています。同社は、労働力不足や新技術の活用進展、新型コロナウイルス感染症の流行によるワークスタイル・ライフスタイルの変化など、外部環境の変化に対応しつつ、付加価値の高いサービスの持続的提供を目指しています。
具体的には、最先端テクノロジーと人間力を融合した「YASDA Value」を基本方針に掲げ、物流事業ではお客様のビジネス環境に合わせた最適なサービス提供と新サービスの創造を目指しています。不動産事業では、保有不動産の再開発を通じて収益基盤の強化を図ります。また、経営インフラの強化を通じて、社会環境の変化に柔軟に対応できるサステナビリティ経営基盤の構築と、現場力・人間力の確立を目指しています。
中期経営計画では、2024年度に営業収益650億円、営業利益40億円、経常利益48億円、営業利益率6%の達成を業績目標として掲げており、物流事業、不動産事業、DXおよびシステムへの合計360億円の投資を計画しています。これらの戦略を通じて、安田倉庫は物流業界の大きな変化の中で成長を目指し、世界に誇れる企業グループを目指します。