野村ホールディングスJP:8604

時価総額
¥3.54兆
PER
証券業を中核とする投資・金融サービス業を展開し、有価証券の売買や引受け、アセット・マネジメント業、銀行業などを手がける。

事業内容

野村ホールディングスは、証券業を中心とした投資・金融サービス業を展開しています。世界の主要な金融資本市場に営業拠点を持ち、資金調達や資産運用のサービスを提供しています。具体的には、有価証券の売買やその委託の媒介、引受け、売出し、私募の取扱い、自己資金投資、アセット・マネジメント、銀行業などを手がけています。

同社は、特定上場会社としてインサイダー取引規制の基準を連結ベースで判断しています。また、2025年4月1日にはバンキング部門を新設し、事業セグメントを4部門に再編しました。これにより、より多様な金融サービスを提供する体制を整えています。

野村ホールディングスの事業運営や経営成績は、事業別セグメントに基づいて報告されています。具体的な関係会社や事業系統については、企業集団の事業系統図に詳細が示されています。これにより、同社の多岐にわたる事業活動が明確に理解できます。

経営方針

野村ホールディングスは、企業価値の向上を目指し、社会的信頼とステークホルダーの満足度を重視しています。同社は、国内外の顧客に高付加価値のソリューションを提供し、経済成長と社会発展に貢献することを目指しています。自己資本利益率(ROE)を経営指標とし、持続的なビジネス変革を推進しています。

同社は、新たな事業領域の拡大を通じて成長モデルを構築し、コスト管理とリスクマネジメントを強化しています。顧客の声を重視し、金融市場を通じた問題解決策を提供することを目指しています。また、法令遵守と適正な企業行動を重視し、透明性の高い経営を実現しています。

野村ホールディングスは、2030年度に向けた新経営ビジョン「Reaching for Sustainable Growth」を掲げ、持続可能な成長を追求しています。幅広い金融サービスを通じてリスクマネーを循環させ、金融資本市場の発展と顧客への最適なソリューション提供に取り組んでいます。

同社は、収益の安定化と多様化を図り、資本効率を意識した事業ポートフォリオを構築しています。資産管理ビジネスの推進やインベストメント・マネジメント部門の強化、デジタル金融サービスの開拓などを重点領域としています。これにより、次のステージへの成長を目指しています。

野村ホールディングスは、2030年度に向けた経営目標として、ROE8~10%以上、5,000億円超の税引前当期純利益の達成を掲げています。日本のフランチャイズを活かしたグローバル戦略の深化や安定収益の成長、プラットフォーム提供戦略の推進に注力しています。