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立川ブラインド工業JP:7989
沿革
1938年5月 |
東京都台東区において故立川孟美が有限会社立川工業所を設立。布製ブラインド及び木製ブラインドの製造販売を開始。 |
1947年10月 |
株式会社に改組(資本金19万5千円)するとともに、社名を立川ブラインド工業株式会社と改称。木製及びアルミ合金条(ジュラルミン)のブラインドの製造販売を開始。 |
1954年8月 |
東洋スプリート工業株式会社を吸収合併。本社を東京都文京区に移転。 |
1960年8月 |
埼玉県北葛飾郡に東京工場を建設。 |
1964年9月 |
一般住宅向け簡易間仕切「アコーデオンカーテン」の製造販売を開始。 |
1967年11月 |
室内装品全般の販売等を目的に日本内装材工業株式会社(本社・文京区)を設立。 |
1968年1月 |
日本内装材工業株式会社(本社・船橋市)を吸収合併。 |
1968年5月 |
滋賀県愛知郡に西日本工場(現滋賀工場)を建設。同所に東京工場を移転。 |
1972年10月 |
本社を東京都新宿区に移転。 |
1974年5月 |
新潟県北蒲原郡(現阿賀野市)に東日本工場(現新潟工場)を建設。 |
1976年3月 |
富士変速機株式会社(現連結子会社)と業務及び資本提携。 |
1976年6月 |
本社を東京都渋谷区に移転。 |
1979年11月 |
札幌市西区に札幌製作所を開設。 |
1980年10月 |
福岡県嘉穂郡(現飯塚市)に福岡製作所を開設。 |
1982年3月 |
定款の営業目的にサッシ、シャッターの製造販売を追加。 |
1982年6月 |
日本証券業協会東京地区協会に株式を登録。 |
1983年1月 |
東京、大阪、福岡、仙台、札幌、名古屋、広島に支店を設置。 |
1984年3月 |
横浜支店を設置。 |
1984年8月 |
京都支店(現京都営業所)を設置。 |
1984年12月 |
室内外装品の設計施工及び販売等を目的に立川装備株式会社(現連結子会社)を設立。 |
1987年1月 |
静岡支店(現静岡営業所)を設置。 |
1987年3月 |
定款の営業目的に各種駐車場装置の販売を追加。 |
1987年10月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
1988年10月 |
布帛製品の製造販売等を目的に立川布帛工業株式会社(現連結子会社)を設立。 |
1988年11月 |
新潟支店(現信越支店)を設置。 |
1989年2月 |
関東支店を設置。 |
1989年6月 |
広島県呉市に広島製作所を開設。 |
1990年1月 |
立川装備株式会社が有限会社新宿信誠社を設立。 |
1990年3月 |
北陸支店(現金沢支店)、四国支店(現高松支店)を設置。 |
1990年12月 |
駐車場装置等のメンテナンスを目的に富士変速機株式会社と共同でティーエフサービス株式会社を設立。 |
1991年2月 |
布帛製品の製造販売等を目的に滋賀立川布帛工業株式会社(現連結子会社)を設立。 |
1991年8月 |
室内装飾品のデザイン開発、イベント企画等を目的に株式会社タチカワシルキーハウスを設立。(2022年9月に清算) |
1991年11月 |
本社を東京都渋谷区より東京都港区(海岸)に移転。 |
1992年4月 |
千葉、神戸(現神戸営業所)に支店を設置。 |
1993年6月 |
富士変速機株式会社が名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
1993年10月 |
株式会社立川技術工作所がティーエフサービス株式会社を吸収合併。社名をタチカワテクノサービス株式会社に改称。(1999年12月「タチカワサービス株式会社」に社名変更。現連結子会社) |
1994年7月 |
海外営業部を分離独立させ、タチカワトレーディング株式会社(現連結子会社)を設立。 |
1995年5月 |
富士変速機株式会社が岐阜県美濃市にテクノパーク工場を建設。 |
1999年12月 |
富士変速機株式会社がタチカワテクノサービス株式会社を設立。(2009年10月に清算) |
2000年2月 |
富士変速機株式会社の子会社タチカワテクノサービス株式会社がタチカワサービス株式会社より営業の一部(機械式立体駐車装置等のメンテナンス事業)を譲受。 |
2002年7月 |
各種ブラインド、間仕切等の製造、販売を目的に中華人民共和国上海市に立川窗飾工業(上海)有限公司(現連結子会社)を設立。 |
2005年5月 |
本社を東京都港区(海岸)より東京都港区(三田)の現住所に移転。 |
2015年7月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行。 |
事業内容
立川ブラインド工業とそのグループ会社は、室内外装関連製品、機械式立体駐車装置、およびそれらの設計施工を中心に事業を展開しています。また、これらの事業に関連するサービスも提供しています。
室内外装品関連事業では、立川ブラインド工業は各種ブラインドや可動式間仕切りの製造および販売を行っています。これらの製品の部品や一部製品は、グループ会社である立川機工株式会社や富士変速機株式会社で製造され、立川ブラインド工業が販売しています。布製ブラインドの加工と組立は、立川布帛工業株式会社や滋賀立川布帛工業株式会社が担当。施工と一部販売は立川装備株式会社が、製品および部品の輸出入はタチカワトレーディング株式会社が、在庫品管理の一部はタチカワサービス株式会社が行っています。中国での製造・販売は立川窗飾工業(上海)有限公司が担当しています。
駐車場装置関連事業では、富士変速機株式会社が機械式立体駐車装置の製造・販売および保守点検を行っています。
減速機関連事業も富士変速機株式会社が担当し、減速機類の製造・販売を行っています。これらの一部は立川ブラインド工業が電動ブラインドの部品として購入しています。
立川ブラインド工業グループは、これらの事業を通じて、室内外装品から駐車場装置、減速機類に至るまで、幅広い製品とサービスを提供しています。
経営方針
立川ブラインド工業グループは、室内外装品の総合メーカーとして、また機械式立体駐車装置や減速機メーカーとして、顧客の信頼を得ることを最優先に、製品の研究開発と高品質なサービスの提供を通じて、生活環境の改善に努めています。同社は、2023年度からの3年間を対象とする中期経営計画「タチカワビジョン2025~継続と進化~」を策定し、安定した収益を確保できる事業体制の構築を目指しています。この計画では、売上高や各段階の利益を重視し、2025年12月期には売上高445億円、営業利益44億円、経常利益46億円、当期純利益29億円を目標としています。
立川ブラインド工業グループの中長期的な経営戦略は、「ものづくりとマーケティング」、「経営基盤の強化」、「サステナビリティへの取組み」に注力することにあります。これらの取り組みを通じて、社会貢献を継続しながら、環境や時代のニーズに応じて進化させていくことを基本方針としています。具体的には、製品開発と販売促進、技術革新、生産体制の強化、人材の確保と育成、事業拠点の整備などが挙げられます。また、サステナビリティ推進室の設置や、サステナビリティ委員会の設立を通じて、環境に配慮した取組みや、気候変動への対応を強化しています。
これらの戦略は、立川ブラインド工業グループが持続可能な成長を遂げるための基盤を築き、社会に貢献することを目指しています。同社は、これらの取り組みを通じて、顧客や社会からの信頼をさらに深め、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしていく計画です。