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小松ウオール工業JP:7949
沿革
1968年1月 |
石川県小松市において小松ウオール工業株式会社設立。スチール及びアルミ製間仕切の製造販売、設計施工を開始。 |
2月 |
大阪府大阪市に販売子会社株式会社小松を設立。(1982年8月 小松ウオール販売株式会社に改組。1987年12月 営業譲受) |
1970年11月 |
石川県小松市に第一工場を新設。 |
1971年10月 |
マイティウォール(可動間仕切)を開発、販売開始。 |
1977年4月 |
石川県小松市に第二工場を新設。 |
1979年4月 |
大阪府東大阪市に子会社小松ウオールサービス株式会社を設立。(1983年 大阪府吹田市に移転。2010年4月 吸収合併) |
1980年3月 |
大型移動壁ランニングウォール(移動間仕切)を開発、販売開始。 |
1982年8月 |
子会社小松ウオール新潟販売株式会社を設立。(1991年4月 吸収合併) |
8月 |
子会社小松ウオール長野販売株式会社を設立。(2006年4月 吸収合併) |
1984年5月 |
子会社小松ウオール京都販売株式会社を設立。(1999年7月 吸収合併) |
1985年3月 |
モールシステム(ロー間仕切)を開発、販売開始。 |
1986年5月 |
台湾、台北市に合弁会社田松股份有限公司を設立。(1995年3月 全株式譲渡) |
9月 |
広島県広島市に合弁会社小松ウオール中国販売株式会社を設立。(2000年4月 吸収合併) |
1987年1月 |
石川県小松市の金属加工会社有限会社富士に出資、子会社化。(1987年9月 小松プロテクター株式会社に改組。2009年4月 吸収合併) |
1989年3月 |
石川県小松市に第三工場を新設。 |
8月 |
日本証券業協会に店頭登録。 |
1991年12月 |
石川県小松市に第三工場2号棟を増設。 |
1992年7月 |
石川県小松市に子会社小松ウォールシステム開発株式会社を設立。(2008年4月 吸収合併) |
1999年3月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第二部に上場。 |
3月 |
財団法人日本品質保証機構(JQA)より「ISO9001」の認証を取得。 |
9月 |
小松ウォール北海道販売株式会社を子会社化。(2006年3月 解散) |
2000年3月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。(2010年12月 大証上場廃止) |
2001年3月 |
財団法人日本品質保証機構(JQA)より「ISO14001」の認証を取得。 |
12月 |
「GWALL」ジーウォール(可動間仕切)を開発、販売開始。 |
2002年8月 |
「KW―TW」トランクウォール(可動間仕切)を開発、販売開始。 |
2003年10月 |
「カームドアKK(LGS壁内蔵タイプ)」(固定間仕切)を開発、販売開始。 |
2005年6月 |
石川県小松市に第三工場3号棟を増設。 |
2007年9月 |
東京都江戸川区に関東物流センターを新設。 |
2014年6月 |
石川県小松市に第三工場5号棟を増設。 |
2016年4月 |
石川県加賀市に加賀工場を新設。 |
7月 |
石川県小松市にR&Dセンターを新設。 |
2019年11月 |
大阪府大阪市に大阪ショールームを新設。 |
2021年1月 |
東京都千代田区神田に東京フロアを移転し、東京ショールームを新設。 |
2021年10月 |
宮城県仙台市に東北ショールームを新設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。 |
事業内容
小松ウオール工業は、建築資材の製造、販売、および施工を手掛ける企業です。同社の主要事業セグメントは、可動間仕切、固定間仕切、トイレブース、移動間仕切、ロー間仕切などの製品群に分類されます。これらの製品は、オフィスビルや商業施設、教育機関など、さまざまな建築物の内装に使用されることを目的としています。
小松ウオール工業の製品は、空間の有効活用やプライバシーの確保、デザイン性の向上など、顧客の多様なニーズに応えることを目指しています。可動間仕切は、空間の柔軟な区分けを可能にし、固定間仕切は、安定した空間の確保に貢献します。トイレブースは、公共施設やオフィスビルなどでのプライバシー保護と衛生的な環境作りに寄与し、移動間仕切やロー間仕切は、特定のニーズに合わせた空間利用をサポートします。
同社は、これらの製品の製造から販売、施工まで一貫して手掛けることで、高品質なサービスの提供を実現しています。また、顧客の要望に応じたカスタマイズも可能であり、それぞれの建築物に最適なソリューションを提案しています。小松ウオール工業は、その技術力と豊富な製品ラインナップを強みとして、建築資材市場において確固たる地位を築いています。
経営方針
小松ウオール工業は、建築資材の専門メーカーとして、間仕切り製品の開発、製造、販売、施工、サービスを一貫して提供しています。同社は、建設業界の要請に応える新製品の開発とサービスの向上を通じて、業容の拡大と安定した収益の継続を目指しています。中期経営計画「NEXT VISION 2028」では、「Value Up from Creativity」をテーマに掲げ、既存間仕切事業の成長、新規製品の創出、生産・物流オペレーションの高度化を基本方針としています。
具体的な施策として、オフィス市場への進出拡大、新たな営業拠点の展開、製品用途の拡大、ブランディングの強化を挙げています。また、製品企画人材の採用・育成、製品技術力の向上、デザイン性の向上、マーケティングの強化を通じて、新規製品の創出に注力しています。生産ラインの生産性改善、協力会社とのリレーション強化、生産拠点の環境対策、物流網の再構築など、生産・物流オペレーションの高度化も進めています。
中期経営計画の定量目標として、2028年3月期までの売上高年平均成長率3%~6%、売上高営業利益率7%~10%、ROE5%~8%を掲げています。また、累計50億円以上の積極的な投資計画を立て、資本効率性を意識した経営と純資産配当率3.0%を下限とする配当実施を通じて、株主への利益還元を目指しています。さらに、社会課題の解決と持続的な成長を目指し、ESG経営を推進しています。これらの取り組みを通じて、小松ウオール工業は、持続可能な社会の構築に貢献し、企業価値の向上を目指しています。