古林紙工 (3944) 株価

時価総額
¥42.4億
PER
10.6倍
印刷紙器・プラスチック包材の製造・販売を手がける有力企業。食品・医薬品向けパッケージが主力。連結子会社6社で事業を展開。日本国内のほか台湾、中国(上海)でも製造・販売を実施。

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事業内容

古林紙工は、印刷紙器とプラスチック包材の製造・販売を主力事業とする包装材料メーカーです。同社は連結子会社6社と共に企業集団を形成し、日本国内に加えて台湾・中国での事業展開を通じて、多様な包装ソリューションを提供しています。

同社の収益構造は、印刷紙器とプラスチック包材の2つの事業分野から成り立っています。印刷紙器関連では、同社が直接製造・販売を行うほか、台湾古林股份有限公司や上海古林国際印務有限公司などの海外子会社でも製造・販売を展開しており、グローバルな供給体制を構築しています。

事業セグメントを詳しく見ると、印刷紙器関連では複合工業株式会社や古林包装材料製造(上海)有限公司に製造を委託する体制も整えています。プラスチック包材関連では、ライニングコンテナー株式会社への製造委託を活用し、効率的な生産体制を実現しています。また、金剛運送株式会社が物流面をサポートし、製品の配送業務を担当することで、一貫したサービス提供を可能にしています。

経営方針

古林紙工は「包装を通じて社会に奉仕する」という社是のもと、ESGを経営の根幹に据えた持続的成長戦略を推進しています。同社は単なる利益追求ではなく、環境配慮型パッケージの開発や森林認証紙の積極的な活用を通じて、循環型社会への貢献を目指すSDGs実践企業としての地位確立を図っています。主力の印刷紙器部門は売上高162億99百万円、プラスチック包材部門は13億88百万円の規模を持ち、安定した事業基盤を築いています。

同社の差別化戦略は、営業・技術・エンジニアリングの3部門が連携した高付加価値提案にあります。営業部門は企画開発力と提案力の強化を進め、技術部門は生産・品質の最適性を設計し、エンジニアリング部門は科学的原則に基づく問題解決の仕組みを提供しています。原材料価格高騰の環境下でも、個別契約による明確な取引条件設定と、パッケージ専門技術に対する適正な対価評価を顧客から得る活動を強化しています。

新市場開拓においては、コロナ禍以降の市場変化に対応したターゲット市場の明確化と行動計画ベースの営業活動を展開しています。同社は従来の形態から大きく変化する市場動向を的確に把握し、伸長が期待される分野への重点的な受注活動を進めています。また、人材面では営業部門での女性従業員比率を30%超まで向上させ、年功序列型からジョブ型報酬への移行を推進するなど、多様性のある組織づくりを進めています。

技術革新への取り組みでは、エンジニアリング部門主導によるスマートファクトリー化の構築を推進しています。同社は生産情報のリアルタイム把握とロスの見える化により、改善活動の迅速な実行を可能にする環境整備を進めています。工場・拠点の体系的な結合による生産体制の刷新と継続的な設備投資を通じて、生産能力の増強と製造スキルの向上を図り、厳しい経営環境下でも安定した利益確保を目指しています。

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