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井村屋グループJP:2209
沿革
1947年 4月 |
株式会社井村屋設立(資本金195千円、本店・松阪市新町、主たる事業・パン委託加工) |
1948年 9月 |
津市高茶屋にビスケット工場(津工場)竣工、農林省指定乾パン工場となる |
1949年 9月 |
キャラメル工場(津工場)竣工 |
1953年 1月 |
社名変更(井村屋製菓株式会社) |
11月 |
ようかん工場(津工場)竣工 |
1960年 1月 |
焼菓子(半生・カステーラ)工場(津工場)竣工 |
1961年 3月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 |
9月 |
井村屋乳業株式会社設立 |
1962年 8月 |
ゆであずき発売 |
1963年 1月 |
アイスクリーム発売 |
1964年 5月 |
森下仁丹株式会社との業務提携(提携開始は4月)により社名変更(仁丹井村屋食品株式会社) |
8月 |
森下仁丹株式会社との業務提携終了 |
11月 |
肉まん・あんまん発売 |
1965年 1月 |
社名変更(井村屋製菓株式会社) |
1967年 4月 |
氷みつ発売 |
1969年 1月 |
日本フード株式会社(食品の製造販売、1982年3月期から連結子会社)設立 |
1973年 2月 |
アンナミラーズ事業部(現在のフードサービス部)発足、同年6月レストラン アンナミラーズ1号店(青山)開店 |
3月 |
イムラ株式会社(現在、リース代理店業務他、1989年3月期から連結子会社)設立 |
6月 |
本店を移転(現在の津市高茶屋) |
1979年 1月 |
調味料事業部・七根工場(現在の井村屋フーズ株式会社)発足及び生産開始 |
1980年 3月 |
日本フード株式会社(豊橋)子会社となる |
1987年 5月 |
アイスクリーム・焼菓子工場(津工場)竣工 |
1990年 11月 |
コーポレートマークを採用実施 |
1994年 9月 |
七根工場液体調味料・ブレンド工場竣工 |
1996年 8月 |
肉まん・あんまん工場(津工場)竣工 |
1997年 11月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
1998年 8月 |
調味料事業部 ISO14001認証取得(2003年4月にはISO9001も認証取得) |
2000年 10月 |
中国に合弁会社北京京日井村屋食品有限公司(調味料の製造、2003年3月期から持分法適用関連会社、2012年3月期から連結子会社)を設立 |
2001年 1月 |
津工場 第一工場竣工 |
2002年 6月 |
北京京日井村屋食品有限公司の工場が操業を開始 |
7月 |
日本フード株式会社 ISO14001認証取得 |
2003年 5月 |
真空ドラムドライヤー工場(七根工場)竣工 |
9月 |
JOUVAUD(ジュヴォー)1号店(カフェタイプ・玉川)開店 |
2005年 6月 |
井村屋乳業株式会社を吸収合併 |
11月 |
流通事業の10事業所でISO14001認証取得 |
2006年 1月 |
低層賃貸住宅(ヴィルグランディール 津市高茶屋)竣工 |
6月 |
アイスクリーム工場(津工場)「バーサライン1号機」を増設 |
11月 |
中国に合弁会社井村屋(北京)食品有限公司(和菓子の製造販売、2008年3月期から連結子会社)を設立 |
2007年 9月 |
社内託児所開設 |
2009年 1月 |
本社・津工場を中心に流通事業でISO22000認証取得 |
2009年 4月 |
アメリカで連結子会社IMURAYA USA,INC.(冷菓の製造販売)へ資本参加 |
2010年 10月 |
持株会社制移行に伴い、社名変更(井村屋グループ株式会社)、井村屋株式会社及び井村屋シーズニング株式会社を新設分割 |
11月 |
IMURAYA USA,INC.冷菓新工場竣工 |
2011年 1月 |
井村屋株式会社「アイスデザート工場(津工場)」竣工 |
5月 |
井村屋株式会社「バーサライン2号機」を増設 |
2012年 10月 |
井村屋シーズニング株式会社「スプレードライヤー5号機(愛称ドラゴン)」導入 |
2013年 6月 |
井村屋株式会社「松阪NEWようかん工場」竣工 |
12月 |
中国に井村屋(大連)食品有限公司(調味料の製造販売、2015年3月期から連結子会社)を設立 |
2014年 4月 |
株式会社ポレアが井村屋株式会社を存続会社とする吸収合併により解散 |
6月 |
井村屋シーズニング株式会社が粉末化工程でハラール認証を取得 |
井村屋シーズニング株式会社がFSSC22000認証取得 |
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10月 |
井村屋(大連)食品有限公司調味料工場竣工 |
2015年 1月 |
井村屋株式会社「バイオマスボイラ」導入 |
井村屋(大連)食品有限公司開業 |
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10月 |
井村屋株式会社がFSSC22000認証取得(本社工場) |
12月 |
井村屋株式会社がFSSC22000認証取得(松阪NEWようかん工場) |
「女性が輝く先進企業表彰」について内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰を受賞 |
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2016年 2月 |
井村屋株式会社がFSSC22000認証取得(岐阜工場) |
5月 |
井村屋株式会社「アイアイタワー」導入 |
6月 |
La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー) KITTE名古屋店開店 |
2017年 2月 |
「三重県経営品質賞 知事賞」を受賞 |
4月 |
井村屋シーズニング株式会社が日本フード株式会社を存続会社とする吸収合併により解散、 |
5月 |
井村屋フーズ株式会社中原工場 FSSC22000認証取得 |
7月 |
井村屋株式会社「点心・デリ工場(津工場)」竣工 |
12月 |
東京証券取引所および名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
井村屋「アズキキングの森」誕生 森づくり宣言書調印 |
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2018年 1月 |
井村屋(北京)企業管理有限公司 設立 |
5月 |
La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー) 京都祇園店開店 |
10月 |
井村屋株式会社「AZUKI・FACTORY(津工場)」竣工 |
11月 |
ソフトアイスクリーム&スイーツ店WaiWai(ワイワイ) イオンスタイル津南店開店 |
井村屋株式会社が「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞 |
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井村屋株式会社が日本経営品質賞「経営革新推進賞」を受賞 |
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12月 |
井村屋 和涼菓堂(わりょうかどう) 京都店開店 |
La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー) ジェイアール京都伊勢丹店開店 |
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2019年 4月 |
井村屋スタートアッププランニング株式会社設立 |
10月 |
株式会社福井酒造場を子会社化し酒事業に進出 |
12月 |
IMURAYA MALAYSIA SDN. BHD.設立 |
2020年 1月 |
井村屋株式会社「コージェネレーション設備」竣工 |
10月 |
株式会社福井酒造場が井村屋株式会社を存続会社とする吸収合併により解散 |
11月 |
災害時支援設備「水ステーション」と「充電ステーション」設置 |
2021年 2月 |
井村屋フーズ株式会社「新スパウチ工場(中原工場)」竣工 |
7月 |
三重県多気町VISON内に「福和蔵」と「菓子舗井村屋」開店 |
10月 |
「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
7月 |
La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー) 虎ノ門ヒルズ店開店 |
8月 |
アンナミラーズ高輪店閉店 |
2023年 3月 |
井村屋株式会社「あのつFACTORY」竣工 |
事業内容
井村屋グループは、持株会社制を導入しており、連結子会社10社を含む企業グループです。同社グループは、流通事業、調味料事業、その他事業の3つの主要セグメントで事業を展開しています。
流通事業では、井村屋株式会社が中心となり、菓子や冷菓の製造販売を行っています。特に、井村屋フーズ株式会社に製造を委託することもあります。海外では、中国の井村屋(北京)食品有限公司や井村屋(大連)食品有限公司が菓子の販売や製造を手掛け、米国のIMURAYA USA, INC.は冷菓の製造販売及び輸入商品の販売を行っています。また、マレーシアのIMURAYA MALAYSIA SDN. BHD.はASEAN市場での冷菓販売を担っています。さらに、スイーツカテゴリーでは、Anna Miller’sやJOUVAUDブランドを通じた商品化とサービス提供を行っています。
調味料事業では、井村屋フーズ株式会社が調味料素材の製造販売を担当しており、中国の井村屋(大連)食品有限公司では粉末調味料の製造、北京京日井村屋食品有限公司では調味料の販売を行っています。
その他事業としては、イムラ株式会社がリース代理業や賃貸住宅の管理業務を行い、井村屋グループは自社所有の不動産賃貸も手掛けています。中国では、井村屋(北京)企業管理有限公司が事業会社全体の管理や支援を提供しています。また、井村屋スタートアッププランニング株式会社は、新規事業の企画や事業化に関する支援を通じて、グループの将来の成長を支える役割を担っています。
経営方針
井村屋グループは、その中期経営計画「Be Resilient 2023~新しい時代をしなやかに生きる~」を通じて、サステナビリティある企業構築を目指し、成長を推進しています。同社は、売上高、営業利益、売上高営業利益率、海外事業売上高比率を重要な経営指標として設定し、これらの指標達成に向けた戦略を展開しています。2023年度の目標としては、売上高465億円、営業利益20億円、売上高営業利益率4.3%、海外事業売上高比率7.5%を掲げています。
同社は、流通事業、調味料事業、その他事業の3つの主要セグメントで事業を展開しており、特に流通事業では「あずきバー」の発売50周年を迎えるなど、ブランド力の強化と新商品の開発に注力しています。また、新たな需要の創造を目指し、「やわもちアイス 抹茶氷」などの新商品を投入しています。
調味料事業では、品質面、環境面、生産性向上の観点から新たな付加価値を創造するため、スプレードライヤー新工場の建設を進めており、独自技術を活かした新規商材の提案や市場開拓に取り組んでいます。
海外事業では、米国、中国、マレーシアなどでのブランド商品の販売強化や市場拡大を目指しており、特にASEAN市場の開拓に力を入れています。
コスト面では、グループ全体でイノベーション活動を推進し、DXの取り組みによる生産性向上やSCM機能の強化を通じて、コスト低減を図っています。
井村屋グループは、これらの戦略を通じて、サステナブルな経営を目指し、中長期的な成長を図っています。