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東鉄工業JP:1835
沿革
1949-10 | 建設業法により建設大臣登録(イ)第146号の登録を完了。(以後2年ごとに更新) |
1950-07 | 電気工事を事業目的に追加。 |
1950-08 | 新橋、上野、八王子の3支店を統合し東京支店を設置。 |
1952-07 | 商号を東鉄工業株式会社に変更。 |
1953-03 | 本店を東京都千代田区神田仲町1丁目5番地に移転。 |
1958-10 | 工事用資材の製造販売を事業目的に追加。 |
1962-11 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
1963-08 | 本店を東京都新宿区市谷砂土原町2丁目7番地に移転。 |
1970-02 | 砕石、砂利事業所、コンクリート工場を統合し建材事業部を設置。 |
1970-06 | 仙台営業所を改め仙台支店を設置。 |
1970-08 | 建築支店を設置。 |
1971-07 | 不動産に関する業務を事業目的に追加。 |
1971-10 | 宅地建物取引業法により東京都知事免許(1)第19956号を取得。(以後3年ごとに更新) |
1972-06 | 横浜支店を設置。 |
1972-10 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
1974-03 | 建設業法の改正により建設大臣許可(特般―48)第3502号を取得。(以後3年ごとに更新) |
1978-06 | 大阪支店を設置。 |
1985-02 | 子会社 株式会社トーコーリホーム(現 東鉄創建株式会社)(現 連結子会社)を設立。 |
1987-02 | 静岡営業所を改め静岡支店を設置。 |
1987-09 | 子会社 株式会社トーコーサービス千葉を設立。 |
1989-09 | 子会社 株式会社トーコー相模を設立。 |
1990-08 | 子会社 株式会社トーコーエステートを設立。 |
1990-11 | 大阪支店を廃止。 |
1994-04 | 仙台支店を東北支店に、静岡支店を東海支店にそれぞれ改称。 |
1994-09 | 子会社 株式会社トーコー大宮を設立。 |
1997-04 | 鉄道支店を設置。 |
2000-06 | 子会社 株式会社トーコー高崎を設立。 |
2001-04 | 東京支店と鉄道支店を統合し東京支店を設置。 |
2001-10 | 株式会社トーコーエステートを吸収合併。 |
2001-11 | 子会社 株式会社トーコー山の手(現 東鉄メンテナンス工事株式会社)(現 連結子会社)を設立。 |
2002-04 | 子会社 株式会社トーコーサービス千葉の商号を株式会社トーコー千葉に改称。 |
2003-07 | 建材事業部を開発事業部に改称。 |
2003-10 | 三和機工株式会社(現 東鉄機工株式会社)(現 連結子会社)の全株式を取得し子会社化。 |
2003-11 | 東京支店を東京土木支店と東京線路支店に分割し、建築支店を東京建築支店に改称。 |
2004-07 | 八王子支店、新潟支店を設置、開発事業部を本社に統合し事業開発部に改称。 |
2005-01 | 本社を東京都新宿区信濃町34番地に移転。 |
2005-06 | 環境関連事業を事業目的に追加。 |
2005-10 | 東鉄機工株式会社、東鉄メンテナンス工事株式会社、東鉄創建株式会社の3社に子会社を再編。 |
2006-01 | 経営企画本部を設置。 |
2006-06 | 環境事業本部を設置。 |
2007-04 | 東海支店を営業所に組織改正。 |
2007-12 | 内部統制本部を設置、安全・品質・技術本部を安全・技術本部に改称。 |
2008-04 | 宇都宮支店を営業所に組織改正、東鉄研修センターの名称を東鉄技術学園に改称。 |
2008-10 | 鉄道安全推進本部を設置。 |
2009-02 | 子会社 株式会社国際重機整備を設立。 |
2009-04 | 環境事業本部を環境本部に改称。 |
2011-06 | 子会社 株式会社国際重機整備を清算。 |
2012-09 | 鉄道安全推進本部と安全・技術本部を統合し安全・技術推進本部を設置。 |
2013-03 | 興和化成株式会社(現 連結子会社)の一部株式を取得し子会社化。 |
2013-04 | 研究開発センターを設置。 |
2016-02 | 業務サポート本部を設置。 |
2016-05 | 新幹線大規模改修本部を設置。 |
2018-06 | 本部の再編。内部統制本部を内部統制室に、安全・技術推進本部を安全・品質本部に、新幹線大規模改修本部を土木本部内の部署へそれぞれ組織改正。人材・技術開発本部を設置、東鉄技術学園を東鉄研修センターと改称し、人材・技術開発本部内の部署へ組織改正。また、研究開発センターを廃止し、人材・技術開発本部内の部署へ業務移管。 |
2021-12 | 人材・技術開発本部内に東鉄総合研修センターを新設し、東鉄研修センターを廃止。 |
2022-04 | 市場区分再編に伴い、上場市場を東京証券取引所プライム市場に移行。 |
2022-06 | 本部の再編。人材・技術開発本部と環境本部を統合し環境・技術開発本部に、業務サポート本部を業務改善推進本部にそれぞれ組織改正。また、東鉄総合研修センターを管理本部内の部署へ業務移管。 |
2022-07 | 株式会社全溶(現 連結子会社)の一部株式を取得し子会社化。 |
2022-11 | 東日本旅客鉄道株式会社が当社のその他の関係会社に該当。 |
2023-06 | 本部の再編。DX推進室を設置、安全・品質本部を安全推進本部に組織改正。 |
事業内容
東鉄工業及びそのグループ会社は、建設業に関連した幅広い事業を展開しています。このグループは、東鉄工業を含む子会社5社と、関連会社2社で構成されています。
事業セグメントは主に3つに分けられます。まず、土木事業では、企画から設計、施工、監理までの土木工事全般を手掛けています。このセグメントにおいて、東鉄メンテナンス工事株式会社、株式会社全溶、株式会社ジェイテックが施工の一部を担当しており、東日本旅客鉄道株式会社が主要な得意先となっています。
次に、建築事業では、建築工事全般に関わる企画、設計、施工、監理を行っています。このセグメントでは、東鉄創建株式会社が施工の一部を受け持ち、こちらも東日本旅客鉄道株式会社が重要な顧客です。
最後に、その他の事業として、商業ビルの賃貸事業や発電、緑化、砕石リサイクルなどの環境事業を展開しています。また、連結子会社の東鉄機工株式会社は保線機械の製作及び検査修繕を、興和化成株式会社は鉄道関連製品の製造及び販売を行っています。さらに、関連会社の株式会社日本線路技術は鉄道関連のコンサルタント事業を手掛けています。
これらの事業を通じて、東鉄工業グループは建設業界における多角的なサービスを提供し、鉄道をはじめとするインフラ整備に貢献しています。
経営方針
東鉄工業及びそのグループ会社は、建設業界において、鉄道関連工事を中心に土木、建築、環境事業など幅広い分野で事業を展開しています。同社は、中期経営計画「東鉄 3D Power Up Advance 2024」を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。この計画では、「3D戦略」をさらに強化し、同社の特性を活かした成長戦略の推進に注力しています。
具体的には、顧客と業域の拡大を目指し、JR東日本をはじめとする鉄道事業者への事業展開や、鉄道関連、鉄道近接の公共・民間工事の拡大を図っています。また、企業体力の強化を目的とした「Power Up Project Ⅱ」を推進し、人材力と技術力の向上に努めています。これにより、安全・品質第一の徹底、働きがいのある職場づくり、生産性の向上、コスト削減、ESG経営の実践など、多岐にわたる分野で目標を設定し、取り組みを進めています。
さらに、設備投資計画においては、人材力の強化に50億円、技術力の強化に160億円、その他維持更新に30億円、合計で240億円の投資を計画しており、これにより組織力の向上を図っています。
東鉄工業グループは、これらの戦略を通じて、鉄道工事業界における「ナンバーワン」、建設業界における「オンリーワン」の地位を確立し、すべてのステークホルダーが安心して暮らせる社会創りに貢献することを目指しています。同社の取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップであり、その社会的使命を果たすための確固たる一歩と言えるでしょう。