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ハマキョウレックスJP:9037
沿革
1971-02 | 株式会社遠織輸送センター設立、一般区域貨物自動車運送事業開始。 |
1971-03 | 静都運輸株式会社に商号変更。 |
1971-12 | 浜松協同運送株式会社に商号変更し、本社を静岡県浜松市東三方町に移転。 |
1984-06 | 自動車修理業及び自動車損害保険代理業会社として浜協サービス株式会社を設立。 |
1985-03 | 自動車運送取扱業、自動車運送代弁業、自動車運送利用業開始。 |
1990-06 | 静岡県浜松市湖東町において倉庫業開始。 |
1992-08 | 本社を静岡県浜松市寺脇町に移転。 株式会社ハマキョウレックスに商号変更。 |
1993-04 | 神奈川県相模原市に大手量販店向け業務取扱のため伊藤忠商事株式会社と合弁により株式会社スーパーレックス(現・連結子会社)を設立。 |
1997-09 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
2001-02 | 東京証券取引所市場第二部へ当社株式を上場。 |
2002-10 | 静岡県静岡市に本社のある東海乳菓運輸株式会社の株式を70.0%取得し、連結子会社とする。 |
2003-03 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
2004-08 | 茨城県結城郡八千代町に本社のある高塚運送株式会社の株式70.0%を取得し、連結子会社とする。 |
2004-10 | 静岡県駿東郡清水町に本社のある近鉄物流株式会社(2005年4月1日より近物レックス株式会社に商号変更)の株式を株式公開買付けにより86.5%取得し、連結子会社とする。 |
2009-06 | 長野県塩尻市に本社のある松本運送株式会社の株式90.0%取得し、連結子会社とする。 |
2009-10 | 静岡県掛川市に本社のある大浜運輸株式会社の株式100%取得し、連結子会社とする。 静岡県磐田市に本社のある浜松興運株式会社の株式100%取得し、連結子会社とする。 |
2010-10 | 東京都大田区に本社のある株式会社JALロジスティクス(2010年11月2日より株式会社ロジ・レックスに商号変更)の株式71.9%を取得し、連結子会社とする。 |
2012-04 | 千葉県船橋市に本社のある株式会社ジェイティービー物流サービス(2012年4月2日より株式会社ジェイビーエスに商号変更)の株式を100%取得し、連結子会社とする。 |
2015-10 | 千葉県市原市に本社のある千葉三港運輸株式会社の株式を100%取得し、連結子会社とする。 |
2016-04 | 新潟県新潟市に本社のあるシュタープ株式会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2016-11 | 愛知県名古屋市に本社のある藤栄運輸株式会社の株式70%を取得し、連結子会社とする。 |
2017-04 | 山口県防府市に本社のある千代田運輸株式会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2018-12 | 大阪府大阪市中央区に本社のある株式会社HMKロジサービスの株式67.6%を取得し、連結子会社とする。 |
2019-12 | 福岡県糟屋郡に本社のある株式会社シティーラインの株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2020-04 | 株式会社ロジ・レックスを存続会社として株式会社ジェイビーエスを吸収合併。 |
2021-02 | 兵庫県伊丹市に本社のある栄進急送株式会社及びマルコ物流有限会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2021-10 | 香川県綾歌郡に本社のある大一運送株式会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2021-12 | 静岡県浜松市にHMK Nexus株式会社を設立。当社グループ会社、近物レックス株式会社、株式会社シティーラインと共同出資により、ラストワンマイル物流の開始。 |
2022-02 | 愛知県豊橋市に本社のある中神運送株式会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2022-04 | 東京都大田区に本社のある東日本急行株式会社の株式100%を取得し、連結子会社とする。東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023-04 | 大阪府八尾市に本社のある株式会社山里物流サービスの株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
2023-06 | 大阪府堺市に本社のある京阪久宝HD株式会社の株式80%を取得し、連結子会社とする。 |
2023-07 | 神奈川県相模原市に本社のある株式会社サカイアゼットロジ他5社の株式100%を取得し、連結子会社とする。 |
事業内容
ハマキョウレックスとその31の子会社で構成される同社グループは、物流センター事業を中心に、3PL物流と貨物自動車運送事業を主軸に事業を展開しています。これらの事業はグループ内で相互に連携し、効率的なサービス提供を目指しています。
物流センター事業では、ハマキョウレックス自身が中心となり、株式会社スーパーレックス、株式会社ロジ・レックス、シュタープ株式会社など複数の子会社がこのセグメントに関与しています。これらの企業は、商品の保管や管理、配送準備などの物流センター運営に特化しています。
貨物自動車運送事業においても、ハマキョウレックスは中心的な役割を果たしており、近物レックス株式会社、高塚運送株式会社、東海乳菓運輸株式会社など多数の子会社がこのセグメントで活動しています。これらの企業は、国内外の輸送ニーズに応えるため、幅広い貨物運送サービスを提供しています。
海外物流センター事業では、上海濱神物流有限公司やHAMAKYOREX CO., LTD.(バングラデシュ現地法人)、濱協物流通(香港)有限公司などが、同社グループの国際物流拠点として機能しています。これにより、同社グループはグローバルな物流ネットワークを構築し、国際的な物流サービスを展開しています。
その他事業としては、株式会社スーパーサービスや浜協サービス株式会社が含まれ、これらの企業は物流以外の付加価値サービスを提供しています。これにより、ハマキョウレックスグループは物流業界内での多角的な事業展開を実現しています。
経営方針
ハマキョウレックスは、物流センター事業を中心に、3PL物流と貨物自動車運送事業を展開している企業グループです。同社は、長期的な視点に立った経営を行い、3PL物流における質的内容の日本一を目指しています。そのために、お客様第一、品質第一を基本に、企業としての社会的責任を果たすことを経営方針として掲げています。
中期経営計画では、既存路線を軸とした事業展開を推進し、物流センター(3PL)事業を成長ドライバーとしています。また、提案型物流企業を目指し、お客様とのコミュニケーションを重視しています。さらに、DX推進による物流ロボットの導入や、EC物流センターのノウハウを活かしたラストワンマイルの受注拡大など、技術革新と市場ニーズの変化に対応した取り組みを進めています。
同社グループは、グループ会社間の融合を図り、シナジー強化を目指しています。また、運送事業においては、宅配サービスの推進やドライバー確保のための運賃是正と労働環境の改善に取り組んでいます。新規顧客獲得に向けた営業活動や、海外展開の促進も重要な戦略の一つです。
ESGへの取り組みとして、環境負荷の軽減に努めており、太陽光発電システムの導入やCO2排出量の少ない車両の導入など、持続可能な社会への貢献を目指しています。これらの戦略を通じて、ハマキョウレックスは、信頼に応える効率的な事業活動の展開と継続的で質の高い成長を図っています。