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全研本社JP:7371
沿革
1978年7月 |
学習教材の出版を目的としたワールド出版株式会社を設立 |
1983年12月 |
全国教育研究所株式会社に商号変更 |
1988年12月 |
ワールドミネル株式会社を吸収合併するとともに全研本社株式会社に商号変更 |
2000年1月 |
IT事業(インターネットの融合型学習塾創才学院(現 Z-NET SCHOOL)を開設)を開始 |
2005年3月 |
eマーケティング事業を開始(メディア事業の立ち上げ) |
2007年5月 |
語学事業を分社化し、ゼンケンキャリアセンター株式会社を設立 |
2009年12月 |
ゼンケンキャリアセンター株式会社を、リンゲージ株式会社に商号変更 |
2013年7月 |
リンゲージ株式会社が、英会話Skypeレッスンの「Linguage Speak」事業開始 |
2014年7月 |
リンゲージ株式会社が、英会話スクールLinguageの第一号教室を新宿西口に開校 |
2015年4月 |
「Zenken Plaza Ⅱ」が竣工し、不動産事業を開始 |
2016年5月 |
有料職業紹介を目的とした株式会社サイシードを買収 |
2016年6月 |
リンゲージ株式会社を吸収合併 |
2017年4月 |
株式会社サイシードが、AI事業を開始 |
2017年10月 |
リンゲージ日本語学校を開校 |
2018年1月 |
海外IT人材事業として、ダイバーシティ事業部を創設 |
2019年6月 |
インドIT都市ベンガルールにZENKEN INDIA LLPを設立 |
2020年2月 |
本社を東京都新宿区西新宿六丁目に移転 |
2021年6月 |
東京証券取引所マザーズ上場 |
2022年4月 |
海外介護人材活用のフラグシップ施設を運営するため全研ケア株式会社を設立 |
2023年5月 |
株式会社サイシードの全株式を譲渡 |
事業内容
全研本社グループは、IT、語学、不動産の3つの事業セグメントを持つ企業であり、それぞれのセグメントで多様な事業やサービスを展開しています。
ITセグメントでは、コンテンツマーケティング事業とメディア事業を主軸に据えています。コンテンツマーケティング事業では、クライアントの特徴や強みを明確にするWEB集客メディアの制作・運用を行い、高いコンバージョン率を目指しています。また、メディア事業では、美容業界に特化した求人情報を提供する「美プロ」や健康美容製品の需要と供給を仲介する「健康美容EXPO」など、特定分野に特化したメディアを運営しています。
語学セグメントでは、法人向け語学研修事業、留学斡旋事業、日本語教育事業を展開しています。法人向けには、TOEIC対策講座やビジネス英語講座などを提供し、留学斡旋事業では、アメリカ大学奨学金プログラムのアジア総代理店として、アメリカを含む複数国への留学を斡旋しています。また、日本語教育事業では、新宿にあるリンゲージ日本語学校を通じて、外国人向けの日本語教育を行っています。
不動産セグメントでは、新宿駅から徒歩5分の立地にある「全研プラザ」と「Zenken Plaza Ⅱ」の賃貸事業を行っており、これらのビルからの賃貸収入を得ています。
これらの事業を通じて、全研本社グループは、生産年齢人口の減少やグローバル・インバウンドの進展に対応し、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
全研本社グループは、IT、語学、不動産の3つのセグメントを軸に、多角的な事業展開を行っています。同社の成長戦略は、既存事業の拡大と新規事業の開発に重点を置いています。特に、ITセグメントではコンテンツマーケティング事業において、運用メディアの単価向上、顧客数の拡大、メディア継続期間の長期化を目指しています。また、海外IT人材事業では、日本のIT人材不足を解消するために、インドの高度人材や特定技能人材の受入れを強化しています。
語学セグメントでは、法人向け語学研修事業や留学斡旋事業、日本語教育事業を展開し、グローバル化の進展に伴う語学習得の重要性に対応しています。不動産セグメントでは、自社ビルの賃貸事業を通じて安定収益を確保しています。
経営戦略の実現に向けて、全研本社グループは優秀な人材の採用・育成と新規事業の展開を優先的な課題としています。特に、日本の生産年齢人口の減少に伴う労働力不足の解消を目指し、ITと介護分野での海外人材事業の展開に力を入れています。これらの取り組みを通じて、同社は企業価値の向上を目指しています。