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西川ゴム工業JP:5161
沿革
1949年4月 |
商号を西川ゴム工業株式会社として設立 |
1952年12月 |
大阪市東区に大阪営業所を開設(現 大阪市中央区) |
1954年12月 |
東京都港区に東京営業所(現 横浜営業所)を開設 |
1961年2月 |
名古屋市中区に名古屋営業所を開設(現 刈谷市) |
1963年3月 |
広島県高田郡(現 広島市安佐北区)白木町に白木工場を建設 |
1967年4月 |
西川物産株式会社を設立(現 連結子会社) |
1967年10月 |
福岡市に福岡出張所(山口出張所に改組後 閉鎖)を開設 |
1968年10月 |
広島県安佐郡(現 広島市安佐北区)安佐町に安佐工場を建設 |
1973年3月 |
静岡県浜松市に浜松出張所(現 浜松営業所)を開設 |
1978年9月 |
後山化工株式会社(現 株式会社西川ビッグオーシャン)に資本参加(現 連結子会社) |
1980年8月 |
広島県高田郡(現 安芸高田市)吉田町に吉田工場を建設 |
1983年2月 |
株式会社西和物流を設立(現 連結子会社) |
1985年7月 |
西和工業株式会社を設立 |
1985年12月 |
栃木県宇都宮市に宇都宮出張所(現 宇都宮営業所)を開設 |
1986年9月 |
ザ・スタンダード・プロダクツ・カンパニーとの合弁により、米国にニシカワ・スタンダード・カンパニーを株式会社として設立(現 連結子会社) |
1989年3月 |
米国にニシカワ・オブ・アメリカ, Inc.を設立(現 連結子会社)し、ニシカワ・スタンダード・カンパニーを、ザ・スタンダード・プロダクツ・カンパニー(現 クーパー・スタンダード・オートモーティブ Inc.)の子会社とのパートナーシップに組織変更 |
1990年2月 |
広島県三原市に三原工場を建設 |
1991年11月 |
広島証券取引所に上場 |
1992年8月 |
株式会社西川ゴム山口を設立(現 連結子会社) |
1995年8月 |
インターナショナル・ラバー・パーツ・カンパニーおよび丸紅株式会社との合弁により、タイにニシカワ・タチャプララート・ラバー・カンパニー Ltd.を設立(現 連結子会社) |
1996年7月 |
インドのアナンド・レスキュー・ポリマーズ Ltd.に資本参加し、同社はアナンド・ニシカワ・カンパニー Ltd.に社名変更 |
1998年8月 |
英国 バーミンガム市に欧州支店を設立(現 英国 ウォリックシャー州) |
2000年3月 |
広島証券取引所と東京証券取引所の合併により、東京証券取引所第二部に上場 |
2001年12月 |
中国 上海市に上海西川密封件有限公司を設立(現 連結子会社) |
2002年4月 |
広島市西区に西川デザインテクノ株式会社を設立(現 連結子会社) |
2003年6月 |
福岡出張所を山口県下関市に移転し、山口出張所に改組 |
2004年6月 |
中国 広州市に広州西川密封件有限公司を設立(現 連結子会社) |
2005年4月 |
後山化工株式会社が、株式会社西川ビッグオーシャンへ社名変更 |
2005年5月 |
中国 上海市に西川橡胶(上海)有限公司を設立(現 連結子会社) |
2008年3月 |
ニシカワ・スタンダード・カンパニーをパートナーシップからLimited Liability Company(LLC)に組織変更 |
2011年3月 |
ニシカワ・スタンダード・カンパニー LLCの当社出資比率を増加させ、ニシカワ・クーパーLLCに社名変更 |
2011年6月 |
ニシカワ・タチャプララート・ラバー・カンパニー Ltd.がニシカワ・タチャプララート・クーパー Ltd.に社名変更 |
2011年11月 |
ニシカワ・オブ・アメリカ, Inc.がメキシコ グアナファト州へニシカワ・クーパー・メキシコ S.A. DE C.V.を設立(現 連結子会社) |
2012年3月 |
アナンド・ニシカワ・カンパニー Ltd.がエイエルピー・ニシカワ・カンパニー Ltd.に社名変更 |
2012年4月 |
東京営業所を神奈川県横浜市港北区に移転し、横浜営業所に改組 |
2013年1月 |
インドネシア 西ジャワ州にPT. ニシカワ・カリヤ・インドネシアを設立(現 連結子会社) |
2014年4月 |
西川物産株式会社が西和工業株式会社を吸収合併し、西和工業株式会社は解散 |
2014年11月 |
ニシカワ・クーパー・メキシコ S.A. DE C.V.がニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコ S.A. DE C.V.に社名変更 |
2015年6月 |
エイエルピー・ニシカワ・カンパニー Ltd.がエイエルピー・ニシカワ・カンパニー PVT. Ltd.に社名変更(現 持分法適用関連会社) |
2017年6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 |
2019年2月 |
中国 湖北省孝感市に湖北西川密封系統有限公司を設立(現 連結子会社) |
2019年8月 |
エイエルピー・ニシカワ・カンパニー PVT. Ltd.が南アフリカ共和国のエイエルピー・アフリカ(PTY)LTD.へ出資 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
2023年3月 |
山口出張所を閉鎖 |
事業内容
西川ゴム工業とそのグループ企業は、自動車用部品や建築・土木・化粧品業界向けの一般産業資材の製造販売を行っています。同社は、ドアシールやトランクシールなどのゴム・樹脂シール製品や、ドアオープニングトリムなどの内外装製品を製造販売しており、これらの製品は日本国内のほか、北米、東アジア、東南アジアでの連結子会社を通じても製造・販売されています。
北米では、ニシカワ・クーパー LLCやニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコ S.A. DE C.V.が自動車用部品を手掛け、東アジアでは上海西川密封件有限公司や広州西川密封件有限公司が、東南アジアではニシカワ・タチャプララート・クーパー Ltd.やPT.ニシカワ・カリヤ・インドネシアがそれぞれ自動車用部品の製造販売を行っています。
また、西川物産㈱や㈱西川ビッグオーシャン、㈱西川ゴム山口などの連結子会社は、自動車用部品の製造や加工、一般産業資材の製造販売を担当しています。さらに、西川デザインテクノ㈱は自動車用部品の設計、㈱西和物流は運送業を、ニシカワ・オブ・アメリカ, Inc.は自動車用部品の開発および輸出入を行っており、グループ全体で幅広い事業を展開しています。
経営方針
西川ゴム工業及びそのグループ企業は、自動車用部品や建築・土木・化粧品業界向けの一般産業資材の製造販売を手掛ける企業です。同社は、ゴム・樹脂シール製品や内外装製品などの製造販売を通じて、国内外で事業を展開しています。
経営環境の変化に対応するため、西川ゴム工業は「西川ゴムグループ 2025年中長期経営計画」を推進しています。この計画では、新型コロナウイルス感染症の影響の沈静化やロシアによるウクライナ軍事侵攻など、地政学的リスクを含む不安定な事業環境に対応するための戦略が定められています。
また、同社はESG推進委員会を中心に、SDGsに向けた活動を活性化させています。これにより、経済価値と社会価値の循環を生む持続可能な社会の実現を目指しています。同社は「全員経営」を掲げ、企業価値の向上に努めています。
このように、西川ゴム工業は中長期経営計画の推進とSDGsに向けた活動を通じて、不安定な経営環境の中でも持続可能な成長を目指しています。同社の成長戦略は、事業活動を通じた経済価値と社会価値の創出に重点を置いており、これらの取り組みが同社の将来の成長に寄与することが期待されます。