ダイキアクシスJP:4245

時価総額
¥100.5億
PER
49倍
環境機器、住宅機器、再生可能エネルギーの事業を展開し、浄化槽、システムキッチン、太陽光発電などの製造・販売・施工を手がける。

沿革

2005-07愛媛県松山市に資本金30百万円をもって当社を設立する。
2005-10環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF関連事業をダイキ株式会社(現、DCM株式会社)から分割承継する。
ダイキ株式会社の子会社7社(株式会社ダイテク(現、連結子会社)、株式会社環境分析センター(現、連結子会社)、川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社、福島ダイキ株式会社及び大連大器環保設備有限公司(中国)(現、大器環保工程(大連)有限公司)(現、連結子会社))を当社による分割承継により譲り受ける。
2005-11ダイキ株式会社が当社全株式を大亀裕ほかに譲渡する。
2006-06大連大器環保設備有限公司を100%出資の子会社とする。
2006-07製造子会社(川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社及び福島ダイキ株式会社)4社を吸収合併し、松山工場、津島工場、信州工場及び福島工場とする。
2006-11地下水を飲料水に浄化する事業(地下水飲料化システム)を開始する。
2007-11東武産業株式会社(名古屋市)(現、株式会社トーブ)(現、連結子会社)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。
2008-06東武設備管理株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。
2009-06ボトルウォーターを製造・宅配する新規事業(家庭用飲料水事業)を開始する。
2010-01大栄産業株式会社と環境機器関連事業に関して、業務提携契約を締結する。
2011-12レックインダストリーズ株式会社(東京都)の発行済株式50.1%を取得し、同社を子会社とする。
2012-04株式会社シルフィード(東京都)(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)(現、連結子会社)の発行済株式50.0%を取得して子会社とする。
2012-10株式会社シルフィードの発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。
2013-10PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERA(インドネシア)(現、PT.DAIKI AXIS INDONESIA)(現、連結子会社)の発行済株式100%(うち、当社99.0%、株式会社ダイテク1.0%)を譲り受けて子会社とする。
PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.9%、株式会社ダイテク0.1%とする。
2013-12東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2014-04PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.99%、株式会社ダイテク0.01%とする。
2014-12東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
2016-08海外子会社の統括を目的とし、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)を設立する。
2016-12当社が保有するPT.DAIKI AXIS INDONESIAの株式をDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.に現物出資するとともにDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.を増資する。
2017-01株式会社トーセツを株式会社トーブに吸収合併する。
2018-01フジムラインベント株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を取得し子会社とする。また、同社の持分法適用会社である北京潔神福吉環保科技有限公司(中国)(現、関連会社)を持分法適用の関連会社とする。
2018-07DAIKI AXIS INDIA PRIVATE LIMITED(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。
2018-11CRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。
2019-07インド国内での事業展開を加速することを目的にDAIKI AXIS INDIA PRIVATE LIMITEDを増資する。
2019-10株式会社冨士原冷機(愛媛県)(現、連結子会社)及び株式会社日本エアーソリューションズ(愛媛県)の発行済株式100%を取得して子会社とする。
2020-02無担保社債(適格機関投資家限定)(グリーンボンド)を発行する。
2020-08第三者割当てによる行使価額修正条項付新株予約権(サステナビリティ新株予約権)の発行を実施及び実行可能期間付タームローン(サステナビリティローン)契約の締結をする。
2020-12株式会社キャップ(愛媛県)(現、非連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。
2021-05DAIKI AXIS ENVIRONMENT(PVT)LTD.(スリランカ)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。
2021-08DAIKI AXIS ENVIRONMEN PVT.LTD.(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。
2021-10株式会社サンエイエコホーム(神奈川県)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行する。株式会社DAインベントを株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワーに吸収合併する。
2022-06株式会社三和新建材(愛媛県)(非連結)の発行済株式を100%取得して子会社とする。
2022-08株式会社三和新建材を株式会社アルミ工房萩尾に吸収合併する。
2023-01株式会社サンエイエコホームを株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワーに吸収合併する。
2023-02株式会社アドアシステム(広島県)(現、連結子会社)及び株式会社メデア(埼玉県)(現、連結子会社)の発行済株式を100%取得して子会社とする。
2023-05第三者割当てによる行使価額修正条項付新株予約権(サスティナビリティ新株予約権)の全部取得及び消却を行う。株式会社Daiki Axis Venture Partners(東京都)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。
2023-07株式会社日本エアーソリューションズを株式会社冨士原冷機に吸収合併する。
2023-10東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行する。DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合(東京都)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

事業内容

ダイキアクシスとそのグループ企業は、環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を主軸に展開しています。環境機器関連では、浄化槽を含む各種水処理設備の製造、施工、販売、維持管理を行い、生活排水処理から産業排水処理、地域集落排水処理まで幅広い製品を提供しています。また、アジア地域を中心に海外展開も進めており、現地生産への切り替えを通じて効率的な対応を図っています。

住宅機器関連事業では、システムキッチンやトイレ、ユニットバスなどの住宅関連商材の販売及び内外装工事を手掛けています。教育関連施設や農業用温室などの特殊な施設に対しても製品を提供し、環境配慮型商材の取り扱いにも力を入れています。さらに、リフォーム市場の拡大に伴い、ホームセンター向けの専門部署を設置し、関連商材の販売を強化しています。

再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電や小形風力発電を中心に、売電事業や関連機器の販売、バイオディーゼル燃料事業を展開しています。これらの事業を通じて、クリーンエネルギーによる環境負荷の低減を目指し、持続可能な事業展開を追求しています。また、水熱処理事業による廃棄物の有効活用など、環境問題への解決策を提供しています。

その他の事業としては、ボトル型ウォーターサーバーや水道直結型ウォーターサーバーを取り扱う家庭用飲料水事業も手がけており、幅広いニーズに応える製品・サービスを提供しています。ダイキアクシスグループは、これら多岐にわたる事業を通じて、環境保全と社会の持続可能な発展に貢献しています。

経営方針

ダイキアクシスグループは、環境を守り未来を変えることを使命とし、環境創造開発型企業としての発展を目指しています。同社は、水処理技術を核とした環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を展開し、社会の持続可能な発展に貢献しています。

中期経営計画「PROTECT×CHANGE」において、同社は2021年度から2025年度までの成長戦略を推進しています。この計画では、安定から成長への転化、海外展開、ストックビジネスの拡大、技術力・製品開発力の強化、再生可能エネルギー関連事業の推進、M&Aの推進、ITの推進を主要な戦略として掲げています。

特に、住宅機器関連事業では、関東・関西への商圏エリア拡大や環境配慮型商材の発掘に注力し、海外展開では、アジア地域を中心に事業を拡大しています。また、再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電や小形風力発電を中心に、クリーンエネルギーによる環境負荷の低減を目指しています。

これらの戦略を通じて、ダイキアクシスグループは、環境保全と社会の持続可能な発展に貢献することを目指しており、グローバル企業としての成長を図りながら、変化に強い組織づくりを進めています。