ダイキアクシスJP:4245

時価総額
¥97.5億
PER
47.6倍
環境機器、住宅機器、再生可能エネルギーの事業を展開し、浄化槽、システムキッチン、太陽光発電などの製造・販売・施工を手がける。

沿革

2005年7月

愛媛県松山市に資本金30百万円をもって当社を設立する。

2005年10月

環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF関連事業をダイキ株式会社(現、DCM株式会社)から分割承継する。
ダイキ株式会社の子会社7社(株式会社ダイテク(現、連結子会社)、株式会社環境分析センター(現、連結子会社)、川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社、福島ダイキ株式会社及び大連大器環保設備有限公司(中国)(現、大器環保工程(大連)有限公司)(現、連結子会社))を当社による分割承継により譲り受ける。

2005年11月

ダイキ株式会社が当社全株式を大亀裕ほかに譲渡する。

2006年6月

大連大器環保設備有限公司を100%出資の子会社とする。

2006年7月

製造子会社(川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社及び福島ダイキ株式会社)4社を吸収合併し、松山工場、津島工場、信州工場及び福島工場とする。

2006年11月

地下水を飲料水に浄化する事業(地下水飲料化システム)を開始する。

2007年11月

東武産業株式会社(名古屋市)(現、株式会社トーブ)(現、連結子会社)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。

2008年6月

東武設備管理株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。

2009年6月

ボトルウォーターを製造・宅配する新規事業(家庭用飲料水事業)を開始する。

2010年1月

大栄産業株式会社と環境機器関連事業に関して、業務提携契約を締結する。

2011年12月

レックインダストリーズ株式会社(東京都)の発行済株式50.1%を取得し、同社を子会社とする。

2012年4月

株式会社シルフィード(東京都)(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)(現、連結子会社)の発行済株式50.0%を取得して子会社とする。

2012年10月

株式会社シルフィードの発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。

2012年11月

レックインダストリーズ株式会社の発行済株式22.8%を追加取得し、当社出資比率72.9%とする。

2013年10月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERA(インドネシア)(現、PT.DAIKI AXIS INDONESIA)(現、連結子会社)の発行済株式100%(うち、当社99.0%、株式会社ダイテク1.0%)を譲り受けて子会社とする。

2013年10月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.9%、株式会社ダイテク0.1%とする。

2013年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2014年3月

レックインダストリーズ株式会社の発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。

2014年4月

PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.99%、株式会社ダイテク0.01%とする。

2014年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2016年8月

海外子会社の統括を目的とし、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)を設立する。

2016年12月

当社が保有するPT.DAIKI AXIS INDONESIAの株式をDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.に現物出資するとともにDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.を増資する。

株式会社ダイテクよりPT.DAIKI AXIS INDONESIAの株式を取得し、出資比率を当社0.01%、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.99.99%とする。

2017年1月

株式会社トーセツを株式会社トーブに吸収合併する。

2018年1月

フジムラインベント株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を取得し子会社とする。また、同社の持分法適用会社である北京潔神福吉環保科技有限公司(中国)(現、関連会社)を持分法適用の関連会社とする。

2018年7月

DAIKI AXIS INDIA PRIVATE LIMITED(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2018年7月

凌志大器浄化槽江蘇有限公司(中国)(現、関連会社)を新規設立し、持分法適用の関連会社とする。

2018年11月

DHアクア株式会社(愛媛県)(連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2018年11月

CRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2019年6月

株式会社シルフィード(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)において、当社及びしこくエネルギー投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当増資を実施する。

2019年7月

インド国内での事業展開を加速することを目的にDAIKI AXIS INDIA PRIVATE LIMITEDを増資する。

2019年10月

株式会社冨士原冷機(愛媛県)(現、連結子会社)及び株式会社日本エアーソリューションズ(愛媛県)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2019年10月

DAIKI EARTH WATER PRIVATE LIMITED(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2019年12月

レックインダストリーズ株式会社及びDHアクア株式会社を吸収合併する。

2020年2月

無担保社債(適格機関投資家限定)(グリーンボンド)を発行する。

2020年8月

第三者割当てによる行使価額修正条項付新株予約権(サステナビリティ新株予約権)の発行を実施及び実行可能期間付タームローン(サステナビリティローン)契約の締結をする。

2020年12月

株式会社キャップ(愛媛県)(現、非連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

株式会社シルフィード(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)の優先株式100%を取得する。

2021年5月

DAIKI AXIS ENVIRONMENT(PVT)LTD.(スリランカ)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2021年5月

株式会社シルフィード(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)において、無担保社債(適格機関投資家限定)(グリーンボンド)の発行を実施及びシンジケーション方式タームローン契約の締結をする。

2021年8月

DAIKI AXIS ENVIRONMEN PVT.LTD.(インド)(現、連結子会社)を新規設立し、子会社とする。

2021年10月

株式会社サンエイエコホーム(神奈川県)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2021年10月

株式会社アルミ工房萩尾(愛媛県)(現、連結子会社)の発行済株式100%を取得して子会社とする。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行する。

株式会社DAインベントを株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワーに吸収合併する。

2022年6月

株式会社三和新建材(愛媛県)(非連結)の発行済株式を100%取得して子会社とする。

2022年8月

株式会社三和新建材を株式会社アルミ工房萩尾に吸収合併する。

事業内容

ダイキアクシスとそのグループ企業は、環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を主軸に展開しています。環境機器関連では、浄化槽を含む各種水処理設備の製造、施工、販売、維持管理を行い、生活排水処理から産業排水処理、地域集落排水処理まで幅広い製品を提供しています。また、アジア地域を中心に海外展開も進めており、現地生産への切り替えを通じて効率的な対応を図っています。

住宅機器関連事業では、システムキッチンやトイレ、ユニットバスなどの住宅関連商材の販売及び内外装工事を手掛けています。教育関連施設や農業用温室などの特殊な施設に対しても製品を提供し、環境配慮型商材の取り扱いにも力を入れています。さらに、リフォーム市場の拡大に伴い、ホームセンター向けの専門部署を設置し、関連商材の販売を強化しています。

再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電や小形風力発電を中心に、売電事業や関連機器の販売、バイオディーゼル燃料事業を展開しています。これらの事業を通じて、クリーンエネルギーによる環境負荷の低減を目指し、持続可能な事業展開を追求しています。また、水熱処理事業による廃棄物の有効活用など、環境問題への解決策を提供しています。

その他の事業としては、ボトル型ウォーターサーバーや水道直結型ウォーターサーバーを取り扱う家庭用飲料水事業も手がけており、幅広いニーズに応える製品・サービスを提供しています。ダイキアクシスグループは、これら多岐にわたる事業を通じて、環境保全と社会の持続可能な発展に貢献しています。

経営方針

ダイキアクシスグループは、環境を守り未来を変えることを使命とし、環境創造開発型企業としての発展を目指しています。同社は、水処理技術を核とした環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を展開し、社会の持続可能な発展に貢献しています。

中期経営計画「PROTECT×CHANGE」において、同社は2021年度から2025年度までの成長戦略を推進しています。この計画では、安定から成長への転化、海外展開、ストックビジネスの拡大、技術力・製品開発力の強化、再生可能エネルギー関連事業の推進、M&Aの推進、ITの推進を主要な戦略として掲げています。

特に、住宅機器関連事業では、関東・関西への商圏エリア拡大や環境配慮型商材の発掘に注力し、海外展開では、アジア地域を中心に事業を拡大しています。また、再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電や小形風力発電を中心に、クリーンエネルギーによる環境負荷の低減を目指しています。

これらの戦略を通じて、ダイキアクシスグループは、環境保全と社会の持続可能な発展に貢献することを目指しており、グローバル企業としての成長を図りながら、変化に強い組織づくりを進めています。