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カルビーJP:2229
沿革
1949-04 | 松尾糧食工業所を法人に改組し、松尾糧食工業㈱(広島県広島市)を設立。 |
1955-05 | カルビー製菓㈱に社名変更。 |
1964-01 | 「かっぱえびせん」発売。 |
1968-04 | 宇都宮工場(栃木県宇都宮市)操業開始。 |
1969-11 | 千歳工場(北海道千歳市、現北海道工場)操業開始。 |
1970-03 | Calbee America, Inc.(米国カリフォルニア州、連結子会社)を設立。 |
1973-06 | 本社を東京都北区に移転。 |
1973-12 | カルビー㈱に社名変更。 |
1975-02 | 鹿児島工場(鹿児島県鹿児島市)操業開始。 |
1975-09 | 下妻工場(茨城県下妻市)操業開始。ポテトチップス発売。 |
1976-05 | 宇都宮第2工場(栃木県宇都宮市)操業開始。 |
1976-11 | 滋賀工場(滋賀県甲賀郡(現湖南市)、現湖南工場)操業開始。 |
1980-04 | Calbee Tanawat Co., Ltd.(タイ バンコク、連結子会社)を設立。 |
1980-10 | カルビーポテト㈱(北海道帯広市、連結子会社)を設立。 |
1983-07 | 各務原工場(岐阜県各務原市)操業開始。 |
1986-11 | 広島西工場(広島県廿日市市)操業開始。 |
1989-07 | 清原工場(栃木県宇都宮市)操業開始。シリアル全国発売。 |
1990-04 | スナックフード・サービス㈱(栃木県宇都宮市、連結子会社、現カルビーロジスティクス㈱)を設立。 |
1991-03 | 「フルーツグラノーラ」(現フルグラ)発売。 |
1994-02 | Calbee Four Seas Co., Ltd.(香港、連結子会社)を設立。 |
1995-10 | 宇都宮工場と宇都宮第2工場を統合し、新宇都宮工場(栃木県宇都宮市)操業開始。「じゃがりこ」発売。 |
1997-11 | カルビーポテト帯広工場(北海道帯広市、現:帯広工場)操業開始。 |
1999-06 | 綾部工場(京都府綾部市、現京都工場)操業開始。 |
2002-10 | カルビー四洲(汕頭)有限公司(中国広東省、連結子会社、現CFSS Co. Ltd.)を設立。 |
2004-07 | カルビーR&DDEセンター(栃木県宇都宮市、現R&Dセンター)稼動開始。 |
2006-02 | 広島工場(広島県廿日市市、現広島みやじま工場)操業開始。 |
2006-08 | RDO-CALBEE FOODS,LLC(米国オレゴン州)を設立。 |
2006-11 | カルビー・イートーク㈱(滋賀県湖南市、連結子会社)を設立。 |
2009-07 | PepsiCo, Inc.(米国ニューヨーク州)と資本提携。ジャパンフリトレー㈱(茨城県古河市、連結子会社)を子会社化。 |
2010-06 | 本社を東京都千代田区に移転。 |
2011-03 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
2011-07 | Haitai-Calbee Co., Ltd.(韓国江原道原州市、連結子会社)を設立。 |
2012-07 | RDO-CALBEE FOODS,LLCをCalbee North America, LLCに社名変更し、Calbee America, Inc.のスナック事業を継承。 |
2013-07 | PT. Calbee-Wings Food(インドネシア ジャカルタ、連結子会社)を設立。 |
2014-03 | Calbee(UK) Ltd(英国ウェスト・ヨークシャー州、連結子会社、現Calbee Group (UK) Ltd)を設立。 |
2015-04 | Moh Seng Marketing Pte. Ltd.(シンガポール、連結子会社、現Calbee Moh Seng Pte. Ltd.)を子会社化。 |
2015-10 | Calbee E-commerce Limited(香港、連結子会社)を設立。 |
2016-09 | Calbee Australia Pty Limited(オーストラリア メルボルン、連結子会社)を設立。 |
2017-01 | Calbee North America, LLCを子会社化。 |
2018-02 | カルビー(杭州)食品有限公司(中国浙江省、連結子会社)を設立。 |
2018-10 | Seabrook Crisps Limited(英国ウェスト・ヨークシャー州)を子会社化。 |
2019-10 | Warnock Food Products, Inc(米国カリフォルニア州)を子会社化。 |
2020-01 | カルビー(中国)管理有限公司(中国上海市、連結子会社)を設立。Calbee(UK)Ltdは、Seabrook Crisps Limitedを統合し、Calbee Group (UK) Ltdに社名変更。 |
2020-04 | ㈱ポテトかいつか(茨城県かすみがうら市、連結子会社、現:カルビーかいつかスイートポテト㈱)を子会社化。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022-07 | Greenday Global Co., Ltd.(タイ サムットプラカーン、連結子会社)を子会社化。 |
2023-04 | Calbee North America, LLC、Warnock Food Products, Incを、Calbee America, Inc.に統合。 |
事業内容
カルビーは、スナック菓子やシリアル食品の製造販売を主な事業としている日本の食品メーカーです。同社グループは、国内外に合計28社の子会社と関連会社を擁しており、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。
国内では、カルビー株式会社とジャパンフリトレー株式会社が主にスナック菓子の製造販売を行っています。一部の製品については、カルビーポテト株式会社やカルビー・イートーク株式会社が製造を担っています。一方、海外では、米国のCalbee North America, LLC、英国のCalbee Group (UK) Ltd、インドネシアのPT. Calbee-Wings Foodなど、複数の子会社が製造販売を手がけています。また、中国にはカルビー(杭州)食品有限公司やカルビー(中国)管理有限公司など、販売拠点も設けています。
シリアル食品の製造販売は、カルビー株式会社が国内で行っており、中国の一部子会社が販売を担っています。さらに、カルビーポテト株式会社やポテトかいつか株式会社が、ばれいしょや甘しょの調達および販売を行うなど、その他の食品事業にも取り組んでいます。
物流事業については、カルビーロジスティクス株式会社が担当しています。
このように、カルビーグループは、スナック菓子やシリアル食品を中心に、国内外で多様な事業を展開しています。同社は、自然の恵みを活かしながら、おいしさと楽しさを提供し、人々の健やかな生活に貢献することを企業理念に掲げています。
経営方針
カルビーは、スナック菓子やシリアル食品の製造販売を主な事業としている日本の大手食品メーカーです。同社は、2023年度から2025年度の3か年を「Change 2025」と位置づけ、収益力強化、事業ポートフォリオの変革、事業基盤の強化に取り組む成長戦略を掲げています。
具体的には、国内コア事業においてはマーケティングやブランド強化による付加価値向上を目指すとともに、利益最大化のための販売・稼働計画の最適化に取り組みます。一方で、中長期的な成長機会が大きいと見込むグローバル市場(特に北米、中国)、アグリビジネス(ばれいしょ、甘しょ、豆等)、食と健康の領域に経営資源を積極的に投下していく方針です。
また、事業環境の変化に迅速に対応できる組織への変革と、経営人財、グローバル人財、DX人財の育成・強化にも注力します。
財務面では、3か年で900億円程度の営業キャッシュ・フローを創出し、成長投資、効率化投資、株主還元に配分する計画を立てています。
さらに、サステナビリティへの取り組みを重要な経営課題と位置づけ、人々の健やかな生活への貢献、農業の持続可能性向上、サプライチェーンの共創、地球環境への配慮、多様性の尊重など、5つのマテリアリティに沿って施策を推進していきます。
このように、カルビーは国内外の事業拡大と収益力強化、サステナブル経営の推進により、持続的な成長を目指しています。