- 日本企業
- 第一建設工業
第一建設工業JP:1799
時価総額
¥723.8億
PER
11.7倍
建設工事の施工や少額工事の施工、不動産の賃貸及び仲介を手がける建設事業と不動産事業。
事業内容
第一建設工業株式会社は、主に建設事業と不動産事業の2つの事業セグメントを展開しています。これらの事業は、同社とその子会社2社によって構成されています。
建設事業では、第一建設工業が建設工事の施工を行っています。また、子会社である株式会社ホームテック・旭と株式会社シビル旭が、建築および土木の少額工事を手がけています。これらの工事の一部は、第一建設工業が発注しています。主要な取引先には、東日本旅客鉄道株式会社が含まれています。
不動産事業においては、第一建設工業と株式会社ホームテック・旭が不動産の賃貸および仲介業務を行っています。これにより、同社は不動産市場においても存在感を示しています。これらの事業活動を通じて、第一建設工業は多角的なビジネス展開を行っています。
経営方針
第一建設工業株式会社は、地域の交通インフラを中心に公共性の高い建設事業を推進し、「安全・安心」を最優先とする企業風土を築いています。技術革新と人材育成を通じて高品質な成果物を提供し、地域社会の発展に貢献することを目指しています。
同社は「中期経営計画 変革2028」を策定し、2028年度までに売上高560億円、営業利益50億円を目指しています。また、配当性向50%以上、総還元性向100%以上、ROE5.0%を掲げ、設備投資と人的資本投資の強化を図っています。
建設業界の厳しい環境に対応するため、第一建設工業は「変革と現状打破」をスローガンに掲げ、ダイナミックケイパビリティの向上を通じて成長戦略を推進しています。ESG経営を通じたSDGsへの貢献も重視し、持続的成長と企業価値向上を目指しています。