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中日本高速道路【JP:E04371】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
中日本高速道路は、東海地域を中心とした1都11県で高速道路の建設・管理・運営を担う道路会社です。同社は東名高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道など主要な高速道路網を管理し、安全で快適な道路交通インフラを提供しています。また、高速道路に併設する休憩所の運営や、関連する多様な事業も展開しています。
同社の主要な顧客は高速道路を利用するドライバーと企業で、収益の柱は通行料金収入です。料金収入は日本高速道路保有・債務返済機構への賃借料と道路の管理費用に充てられる仕組みで、公共性を重視して利潤を含まない設定となっています。休憩所事業では商業施設や給油所からの収入も得ており、安定した収益基盤を構築しています。
事業は高速道路事業、休憩所事業、その他関連事業の3つに分かれています。高速道路事業では料金収受、交通管理、保全点検、維持修繕を子会社と連携して実施し、休憩所事業では205箇所の休憩所で商業施設や自動販売機を運営しています。その他事業では国や自治体からの受託工事、不動産開発、観光振興、海外でのインフラ事業など幅広く手がけ、収益の多角化を図っています。
経営方針
中日本高速道路は2025年度までの経営計画「チャレンジⅤ」を推進し、安全性向上と高速道路機能の強化を軸とした成長戦略を展開しています。同社は「安全性向上に向けた不断の取組みの深化」「高速道路の機能強化と広くお客さまに利用される高速道路空間への進化」「デジタル化や脱炭素化などの環境変化に適応した新たな価値創造への挑戦」「経営基盤の強化」という4つの経営方針を設定し、民営化20年を超える長期的視野で事業展開を図っています。
重点投資分野では、高速道路の新規開通や4車線・6車線化による機能強化に継続的に投資を行い、構造物の老朽化対応と激甚化する自然災害への対策を着実に実施しています。同社は安全を最優先とする企業文化の醸成から、道路構造物の経年劣化対応まで包括的な「5つの取組み方針」を策定し、他社との差別化を図っています。また、高速道路空間を単なる「移動」の場から幅広く利用される空間へと進化させることで、新たな収益機会の創出を目指しています。
新市場開拓では、CASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)やMaaS(サービスとしての移動)といった新時代の交通システムに対応する新技術・新サービスの導入を積極的に進めています。同社は保有する技術とノウハウを活用し、顧客や地域社会との協働を通じて新たな価値創造に挑戦する姿勢を明確にしており、事業領域の拡大と収益源の多様化を推進しています。
技術革新への取り組みでは、デジタル化の推進による生産性向上と脱炭素社会への対応を重要課題として位置づけています。同社はCO2削減等の環境保全活動を事業活動と一体化させ、持続可能な社会の実現への貢献を通じてESG経営を実践しています。これらの取り組みはCSR活動の重点テーマとして体系化され、社会課題の解決とSDGsの実現に向けた具体的な行動計画として推進されており、長期的な企業価値向上につながる戦略となっています。