山田製作所 (E02244) 株価

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四輪車・二輪車機能部品の有力企業。オイルポンプ、ウォーターポンプ、ステアリングコラム等の設計開発・製造を展開。本田技研工業が主要取引先。米国、タイ、中国に子会社を設置し海外展開。

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事業内容

山田製作所は四輪車および二輪車向けの機能部品を設計・開発・製造・販売する自動車部品メーカーです。同社は子会社5社とともに事業を展開し、エンジン周りの重要部品から駆動系部品まで幅広い製品を手がけています。国内での製造・販売に加え、米国、タイ、中国の海外子会社を通じてグローバルに事業を展開しています。

同社の主要取引先は本田技研工業で、継続的で緊密な事業関係を築いています。収益構造は自動車部品事業が中心となっており、四輪車部品と二輪車部品の製造・販売が主力事業です。海外展開により地域リスクを分散し、安定した収益基盤を構築しています。

事業セグメントは大きく3つに分かれます。四輪車部品では、エンジンオイルを循環させるオイルポンプ、冷却水を循環させるウォーターポンプ、ハンドル操作を伝達するステアリングコラム、変速機関連部品などを製造しています。二輪車部品でも同様にオイルポンプやウォーターポンプに加え、速度計測装置やブレーキ関連部品を手がけます。また汎用部品・その他として、船外機や発電機の部品、製造設備や金型なども取り扱っています。

経営方針

山田製作所は2030年を見据えた長期ビジョン「YAMADA VISION 2030」の下、「技術革新で世界の欲しいをつくり出す企業」を目指す成長戦略を推進しています。同社は現在の第13次中期計画を「持続的な成長を勝ち取る勝負の3年間」と位置づけ、成長戦略の三つの柱として「電制製品」「大物アルミ鋳造製品」「新事業」を掲げています。ただし足元の業績は厳しく、2026年3月期の連結売上高は前年比15.4%減の760億円、営業利益は同85.7%減の6億円を計画しており、事業環境の変化に対応した戦略転換が急務となっています。

重点投資分野では、電動化の進展に対応した製品開発を最優先に取り組んでいます。同社はパワートレイン各種に対応した新規受注の獲得に成功し、電気自動車シフトが加速する場合と鈍化する場合の両方に適応できる柔軟な製品戦略を構築しています。自動車業界では中国市場での電気自動車や高度電動化車両への急速なシフトと価格競争が激化する一方、日米市場では電動化の進展に遅れが見られるため、各市場の特性に応じた的確なタイミングでの製品投入を重視しています。

新市場開拓については、電気自動車需要拡大を見越したニーズの先取りと事業の多角化に向けた新規市場への積極的な参入を進めています。複雑化する経営環境の中で予見困難な状況が続く中、米国新政権による排他的政策の影響や物価・賃金上昇への対応も課題となっており、同社はこれらの動向に適切に対処しながら事業規模の拡大を目指しています。

技術革新では、環境負荷低減に向けた取り組みを強化し、「SCOPE3」の考え方をベースとした開発段階での製品への環境価値付加や外部機関による活動評価の導入を推進しています。同社はカーボンニュートラル実現に向けた具体的な施策を通じて、持続可能なものづくり企業への変革を進めており、変化の激しい経営環境下でも不変の指針である「YAMADA WAY」と長期ビジョンの具現化に向けて経営体質の向上に取り組んでいます。

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