東亜石油JP:E01073株価

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石油精製および発電の受託事業を手がける出光興産の連結子会社。出光興産との受託精製契約のもとで原油・原料油の精製事業を展開。21年4月から東京電力エナジーパートナーとの契約満了に伴い出光興産との受託発電契約に移行。日本国内中心に事業展開。

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事業内容

東亜石油は、出光興産の連結子会社として石油精製と発電事業を受託運営している専門企業です。同社は原油や原料油を受託精製してガソリンや軽油などの石油製品を製造するほか、火力発電所を運営して電力を供給しています。出光興産から原材料や燃料の提供を受けて加工・製造を行う、いわば製造受託に特化したビジネスモデルを展開しています。

同社の収益は主に出光興産からの受託料収入によって構成されています。石油事業部門では出光興産との受託精製契約に基づいて精製加工費を受け取り、電気事業部門では2021年4月以降、出光興産との受託発電契約のもとで発電業務を行っています。以前は東京電力エナジーパートナーへの電力販売も手がけていましたが、現在は出光興産への受託発電が中心となっています。

同社グループは石油事業部門と電気事業部門の2つのセグメントで事業を展開しています。石油事業では子会社の東亜テックスと連携して精製設備の運営・保守を行い、電気事業でも同様に発電設備の運営を共同で担当しています。また関連会社の扇島石油基地を通じて石油貯蔵機能も提供しており、出光興産の事業展開を支える重要なインフラ企業としての役割を果たしています。

経営方針

東亜石油は、首都圏における石油精製・発電の専門企業として「首都圏トップの効率と精製コストと設備信頼性を備えた会社」の実現を目指しています。同社は受託精製・受託発電を主軸とするビジネスモデルにより、安定した収益基盤の確保を図りながら、世界的な脱炭素の流れや国内石油需要の構造的減少に対応した事業戦略を推進しています。経営目標として「安全」「設備信頼性」「効率」「従業員満足度」の4つの重点項目を設定し、各分野で具体的な改善活動に取り組んでいます。

同社の差別化戦略の核となるのは、付加価値の高い重質油分解装置の活用と京浜地区という立地優位性の最大化です。経年設備のメンテナンスコスト増加に対して、IT技術の積極導入による予防保全の充実や、計画的で効率的な設備管理により信頼性向上を図っています。また、省エネやロス削減、原油・原料油確保による増産など、日々の操業改善を通じた付加価値向上により収益拡大を目指しています。先端技術の導入による業務自動化も推進し、適正な人員配置と併せて業務効率の向上を進めています。

技術革新への取り組みでは、大規模な世代交代期における技術継承の課題に対応するため、積極的な経験者採用と将来を見据えた要員計画の整備を実施しています。同社は教育研修機会の拡充により、長年培ってきたプラント運転技術と設備管理技術の維持・向上を図っています。IT技術を活用した予防保全システムの導入により、設備の信頼性向上と効率的なメンテナンス体制の構築を進めており、これらの技術革新により首都圏へのエネルギー安定供給という社会的使命の達成を目指しています。