廣貫堂JP:E00959株価

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医薬品の有力企業。富山の置き薬システムを基盤とした一般用医薬品の製造・販売を展開。子会社11社・関連会社1社を通じて事業運営。韓国・香港にも進出し、アジア市場での販売網を構築。

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事業内容

廣貫堂は富山県を拠点とする医薬品メーカーで、一般用医薬品(市販薬)の製造・販売を主力事業としています。同社は富山の配置薬の伝統を受け継ぎながら、現代的な医薬品事業を展開しており、風邪薬や胃腸薬などの家庭向け医薬品を中心に事業を行っています。

同社の収益構造は、国内外の販売子会社を通じた製品販売が中心となっています。富山めぐみ製薬、日本薬剤、廣貫堂コリア、廣貫堂香港などのグループ会社が同社製品の販売を担当し、一方で同社もこれらの子会社から商品を仕入れるなど、グループ内での相互取引により収益基盤を構築しています。

同社の事業は医薬品事業の単一セグメントで構成されており、製造・販売・受託製造を組み合わせた事業モデルを採用しています。日本薬剤からの製造受託も行うなど、グループ内での製造機能の最適化を図り、効率的な事業運営を実現しています。

経営方針

廣貫堂は2030年に向けた長期計画「Vision2030」を軸に、健康寿命の延伸という社会課題に貢献する成長戦略を展開しています。同社は2030年までに二つの企業像を目指しており、一つは人々の健康に寄与する製品を寒村僻地まで届け続けることができる企業への発展、もう一つは既存事業に加えて医薬品通販企業国内ナンバーワンの地位確立です。富山配置薬の伝統を現代に活かし、アクセスしやすい医薬品供給体制の構築を重要な使命として掲げています。

製造面では、医薬品製造要求事項の厳格化に対応するため、薬事やGMP基準に準拠した社内業務改革を積極的に推進しています。同社は「モノづくりVision」の推進により製造能力の向上を図り、品質と効率性を両立させた生産体制の確立に取り組んでいます。これにより、従来の配置薬事業で培った信頼性をさらに高め、現代の医薬品市場における競争優位性を強化する方針です。

事業拡大の核となるのが、コロナ後の市場変化を見据えた一般用医薬品事業の強化と、通販事業への本格参入です。同社は通販事業を新たな成長エンジンとして位置づけ、この分野での急速な立ち上げに向けて製品開発と販売基盤の整備を同時に進めています。伝統的な配置薬のノウハウと現代的な通販システムを融合させることで、幅広い顧客層にリーチできる事業モデルの構築を目指しています。

これらの戦略を支える基盤として、同社は人材マネジメント体制の改善に力を入れています。持続的な成長を実現するために人材育成サイクルの見直しを行い、変化する事業環境に対応できる組織力の強化を図っています。富山の伝統的な医薬品企業から、全国規模での通販展開を目指す現代的な企業への転換を、人材面からも支える取り組みを展開しています。