オートバックスセブンJP:9832

時価総額
¥1307.9億
PER
14.1倍
カー用品の卸売・小売、車買取・販売、車検・整備、板金・塗装、輸入車ディーラー、店舗設備リース、クレジット事業等を展開。

沿革

1947年2月

1948年8月

1958年1月

1974年11月

1975年4月

1977年11月

1979年8月

1980年3月

1989年3月

1991年5月

1993年8月

1993年9月

1995年1月

1995年3月

1996年3月

1997年3月

1999年8月

2000年6月

2001年12月

2002年4月

2002年6月

2004年10月

2007年3月

2012年2月

2014年7月

2015年4月

2016年3月

2017年2月

2017年3月

2017年6月

2018年11月

2021年11月

2022年4月

2022年12月

2023年3月

創業者住野利男(故人)が中心となって大阪市福島区において自動車部品の卸売を目的とした個人経営の末廣商會を創業。

末廣商會を株式会社に改組し、大阪市北区に株式会社富士商会設立(当社の前身)。自動車部品の卸売を開始。

卸売部門を独立し、大豊産業株式会社設立

日本初のカー用品のワンストップショップ オートバックスを開発し、第1号店を大阪府大東市に出店。

フランチャイズビジネスを開始。第1号加盟店としてオートバックス函館中道店を出店。

プライベートブランド商品として「タイヤ」「オイル」「バッテリー」を発売。

オートバックス100号店 開店。

株式会社オートバックスセブンに商号変更。

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

台湾に海外店舗第1号店をオープンし海外進出を開始。

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

大阪証券取引所、東京証券取引所の市場第一部に指定。

シンガポールにAUTOBACS VENTURE SINGAPORE PTE.LTD.を設立。同5月、同国1号店を開店。

ロンドン証券取引所に株式を上場。

オートバックス500号店 開店。

大商圏を対象とした大型店のスーパーオートバックス第1号店を千葉県千葉市に出店。

仏ルノー社と提携し、合弁会社AUTOBACS SEVEN EUROPE S.A.S.(現:AUTOBACS FRANCE S.A.S.)を設立(2001年6月に同国1店舗目を出店)。

中古カー用品の買取、販売を行う、走り屋天国セコハン市場(現:オートバックスセコハン市場)第1号店を神奈川県藤沢市に出店。

独自開発によるオリジナルスポーツカー「我来也(ガライヤ)」を発表。

ガソリンスタンドとカー用品店を融合したオートバックスエクスプレス第1号店を神奈川県厚木市に出店。

中古車販売を行うカーズシステム導入開始。

東京都江東区に本社を移転。

ロンドン証券取引所の上場廃止。

豊洲本店においてISO14001認証取得。(2017年に認証取得の継続を取り止め)

オートバックスグループプライベートブランドを刷新し、「AQ.」ブランド展開を開始。

BMW/MINI正規ディーラー業を東京都豊島区にて運営開始。

車の買取に特化したオートバックス車買取専門店の第1号店を東京都世田谷区に出店。

主に整備士人材の確保、供給、定着を目的とした株式会社チェングロウスの運営を開始。

CCCマーケティング株式会社との合弁会社ABTマーケティング株式会社を設立。

オートバックスのオリジナルライフスタイルブランド「JACK & MARIE」展開を開始。

新たなオートバックスのフラッグシップ店舗「A PIT AUTOBACS SHINONOME」をオープン。

ガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER」の1号店(GORDON MILLER KURAMAE)をオープン。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

株式会社バックス・E-モビリティを設立。電気自動車メーカーであるBYDの日本法人BYD Auto Japan株式会社とディーラー契約を締結。

オートバックスグループ店舗数(JACK & MARIE、GORDON MILLER店舗含む) 670店舗(内、国内592店舗、海外78店舗)

事業内容

オートバックスセブンは、自動車関連の多岐にわたる事業を展開している企業です。同社グループは、オートバックスセブンを中心に、子会社30社および関連会社14社で構成されています。事業内容は大きく4つのセグメントに分けられます。

まず、「国内オートバックス事業」では、フランチャイズ加盟法人等に対するタイヤ・ホイールやカーエレクトロニクスなどのカー用品の卸売り、店舗設備のリースを行っています。また、一般消費者に向けては、カー用品の販売や取付サービス、車の整備、車検、車の買取・販売を提供しており、主要な店舗ブランドにはオートバックス、スーパーオートバックス、オートバックスセコハン市場、オートバックスカーズがあります。

次に、「海外事業」では、国外の消費者やフランチャイズ加盟法人、小売業者に対してカー用品の販売や輸出販売、車の整備、板金・塗装サービスを展開しています。

「ディーラー・BtoB・オンラインアライアンス事業」では、輸入車の販売やサービス、国内ホームセンターへのカー用品卸売り、自社サイトや公式アプリを通じたカー用品の提供、車検・整備、板金事業などを手がけています。

最後に、「その他の事業」では、子会社がクレジット関連事業、保険代理店業務、フランチャイズ加盟店での個別信用購入あっせん、提携カードの発行、ライフスタイルブランドに関する商品開発、ネットおよび実店舗展開、車両販売などを行っています。

これらの事業を通じて、オートバックスセブンは自動車の販売からアフターサービスまで、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

オートバックスセブンは、自動車産業の大きな変革期に対応し、迅速かつ果断な意思決定を重視する経営方針を採用しています。同社は、事業統括制度を導入し、事業ポートフォリオの運営を強化しています。また、「挑戦・創造・感謝」をグループ行動理念に掲げ、既存事業の進化と新たな事業領域への挑戦を通じて、企業価値の長期的かつ持続的な向上を目指しています。

同社は、「Beyond AUTOBACS Vision 2032」を掲げ、社会の交通安全とお客様の豊かな人生の実現に貢献することを目標にしています。このビジョンの下、新たな中期経営計画を策定し、業界の垣根を越えた連携や事業基盤の強化を進めています。特に、カーアフター市場の成熟期において、国内オートバックス事業の進化と新たなマーケットの創造に挑戦し、「出かける楽しさ」を提案しています。

オートバックスセブンは、カーライフ総合情報サイト「MOBILA(モビラ)」のリリースや、ネットとリアルの融合による商品購入やクルマに関するお困りごとの解消など、顧客の利便性向上に努めています。また、海外事業の展開やディーラー・BtoB・オンラインアライアンス事業への取り組みを通じて、国内外での事業基盤を拡大しています。

さらに、人的資本への投資を進め、人材基盤の強化に注力しています。整備士の確保やダイバーシティの推進、情報基盤の構築などを通じて、事業の進化と新たな価値創造を目指しています。これらの取り組みは、オートバックスセブンが直面する経営環境の変化に迅速に対応し、持続的な成長を実現するための重要な戦略です。