丹青社 (9743) 株価

時価総額
¥686.2億
PER
11.8倍
商業施設・文化施設向け総合ディスプレイ業の有力企業。百貨店・専門店・博物館・科学館等の内装設計・施工を展開。チェーンストア事業ではファストファッション・ファストフード店舗を手がける。子会社6社体制で調査研究から施工まで一貫対応。

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事業内容

丹青社は、商業施設や文化施設などの内装・展示に関わる総合ディスプレイ業を展開する企業です。同社は百貨店、専門店、飲食店などの商業施設から博物館、科学館といった文化施設まで、幅広い空間の企画・設計・施工を一貫して手がけています。調査・研究から監理まで、プロジェクトの全工程にわたってサービスを提供しているのが特徴です。

同社の顧客基盤は多岐にわたり、チェーン展開する小売店舗から大型商業施設、公共の文化施設まで幅広い業界をカバーしています。特にファストファッションやファストフード等のチェーン店舗では、統一されたブランドイメージを実現する内装工事を数多く手がけています。また博覧会や展示会といったイベント関連の展示業務も重要な収益源となっています。

事業構造は大きく3つのセグメントに分かれており、商業その他施設事業では百貨店や専門店、オフィス、ホテルなどの内装を担当しています。チェーンストア事業ではファストファッション等のチェーン展開型店舗に特化したサービスを展開し、文化施設事業では博物館や科学館の展示設計・施工を行っています。同社はグループ会社6社と連携し、施工を担う制作面、調査・研究を行うソフト面、人材派遣や機器レンタルを担うサービス面の3つの機能を組み合わせて事業を展開しています。

経営方針

丹青社は、創業100周年となる2046年に向けた長期ビジョン「私たちの未来ビジョン2046」を策定し、中期経営計画(2025年1月期~2027年1月期)では売上高1070億円、営業利益80億円、経常利益81億円、当期純利益57億円を目標に掲げています。同社は自己資本当期純利益率14.7%と営業利益率7.5%を重要な経営指標に位置づけており、配当性向50%以上の株主還元も目指しています。

同社の重点投資分野は人的資本とデジタル化に集約されており、働き方改革の実現と業務効率化を通じた競争力強化を図っています。長時間労働の是正に向けてBIM(建築情報モデリング)などのデジタル技術を積極的に導入し、業務プロセスの見直しを進めています。また、エンゲージメント強化施策やダイバーシティ推進により人材のポテンシャル最大化に取り組み、女性管理職比率15%以上という具体的目標も設定しています。

新市場開拓では「領域の拡張への挑戦」を掲げ、空間づくり事業の資源を活用した新規事業の開発・育成体制を構築しています。マーケティング基盤の整備では事業部再編を実施してより市場に精通した対応を目指し、デジタルマーケティングを含む体制・仕組みづくりを進めています。サプライチェーン面では協力会社体制の整備を図り、分野別・業務内容ごとに不足する部分を計画的に補強する方針です。

技術革新への取り組みとしては、サステナビリティ対応を戦略的な「売り物」として位置づけ、顧客の高まるニーズに応えるソリューション開発を推進しています。気候変動対応ではScope1・2の温室効果ガス排出量を2022年1月期比40%削減する目標を設定し、省エネの徹底と再生可能エネルギーの活用を中心とした取り組みを展開しています。また、EcoVadisの評価でシルバーランク取得を目指すなど、国際的な評価基準での改善も図っています。

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