両毛システムズJP:9691

時価総額
¥152.2億
PER
10.1倍
情報処理関連事業を展開し、公共事業や社会・産業事業向けにシステム開発やITソリューションを提供する。

事業内容

両毛システムズは、情報処理関連事業を中心に展開しており、主に「公共事業」と「社会・産業事業」の2つのセグメントに分かれています。これらのセグメントは、顧客の市場に基づいて区分されています。

公共事業セグメントでは、地方自治体や公共機関向けに情報システムの開発や運用を行っています。具体的には、行政手続きの効率化を図るためのシステムや、住民サービス向上を目的としたソリューションを提供しています。

社会・産業事業セグメントでは、民間企業向けに業務効率化を支援するシステムを提供しています。例えば、製造業向けの生産管理システムや、流通業向けの在庫管理システムなど、多岐にわたる業種に対応したソリューションを展開しています。

両毛システムズは、国内外に連結子会社を持ち、グローバルな視点で事業を展開しています。リョウモウ・ベトナム・ソリューションズやリョウモウ・フィリピンズ・インフォメーション・コーポレーションなどの子会社を通じて、海外市場にも積極的に進出しています。

経営方針

両毛システムズは、情報サービス企業としての地位を確立するため、長期ビジョン「RSビジョン」を掲げています。このビジョンのもと、同社は「わくわく感を大切にするRS」として、進化・発展を追求する組織を支援し、調和のとれた社会の実現を目指しています。

同社の中期経営計画(2023~2027年度)では、「グループの総合力を高め、社会課題の解決に取り組み、お客さまと共に成長する」ことを経営方針としています。この方針のもと、スピード、変革、新価値創造をキーワードに、事業の強化・拡大、変革・成長、構造改革を推進しています。

具体的な成長戦略として、既存ソリューションの強化・拡大や、ITエンジニアリングの価値提供、公共ビジネスモデルの変革、データ活用による新価値創造を挙げています。また、人的資本の向上やパートナー戦略の推進を通じて、構造改革を進めています。

さらに、両毛システムズは、研究機能の充実やデータセンタービジネスの強化、製品・サービスの品質向上、標準化の推進による生産性向上を図っています。これにより、安定した事業基盤を築き、顧客価値の最大化を目指しています。

同社は、セキュリティソリューションサービスの充実や人材の確保・育成、魅力ある職場づくり、コンプライアンスの強化にも注力しています。これらの取り組みを通じて、持続可能な成長を実現し、SDGsへの貢献を目指しています。