ナガワJP:9663

時価総額
¥1195.7億
PER
40倍
ユニットハウス、モジュール・システム建築の製造・販売・レンタル、建設機械の販売・レンタルを展開。

沿革

1966年7月

北海道伊達市に株式会社長和石油を設立(資本金500万円)、石油類の販売を開始。

1971年5月

建設機械の賃貸業を開始。

1974年11月

ユニットハウス(商品名スーパーハウス)の製造、販売、賃貸業を開始。

1978年3月

商号を「株式会社ナガワ」と改称。

1981年4月

埼玉県大宮市に株式会社関東スーパーハウスを設立(資本金3,000万円)し、本州地区の営業所(大宮・宇都宮・郡山)の営業権を譲渡。(同社は1986年4月商号を株式会社ナガワ(本社 大宮:以下埼玉ナガワという)に改称、1988年5月株式会社ナガワ(本社伊達市)に吸収合併)

1982年12月

実用新案特許登録(スーパーハウス)。

1988年1月

石油部門・建販部門を分離し、株式会社ナガワ石油(資本金500万円)〔1991年1月 株式会社ホクイーに吸収合併される。〕、株式会社ナガワ建販(資本金500万円)をそれぞれ設立。

1988年5月

埼玉ナガワを吸収合併(新資本金1,485万円)。

1988年10月

株式の額面変更の為株式会社ナガワ(旧後志第一臨床検査センター)と形式合併。

1991年10月

社団法人日本証券業協会へ店頭登録。

1992年7月

北海道本社・伊達営業所を新設移転。

1994年1月

住宅設備機器、事務用機械器具、家庭用電気製品の仕入販売・賃貸を主な事業目的とする株式会社建販(資本金1,000万円)を設立。

1996年10月

住宅設備機器、事務用機械器具、家庭用電気製品の仕入販売・賃貸を主な事業目的とする株式会社トータルサービス(資本金3,000万円)を設立。

1998年7月

株式会社建販は株式会社トータルサービスを吸収合併(資本金1億2,000万円)。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2006年4月

北海道、埼玉の二本社体制を、一本社体制(埼玉)に統合。

2007年4月

株式会社ナガワ建販を吸収合併。

2009年1月

九州地区での事業拡大をはかり、住重ナカミチハウス株式会社の事業を譲受ける。

2009年12月

九州地区での事業拡大をはかり、株式会社ニシレンの事業を譲受ける。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

2010年9月

海外戦略の一環として、ブラジルにおけるユニットハウスの生産・販売・賃貸会社(現地法人)「NAGAWA DO BRASIL INDÚSTRIA DE CONSTRUÇÕES MODULARES LTDA.」(2017年2月株式売却により連結の範囲から除外)を設立。

2012年6月

インドネシアに現地法人「PT.NAGAWA INDONESIA INTERNATIONAL」(2022年7月清算結了により連結の範囲から除外)を設立。

2012年10月

タイに現地法人「NAGAWA(THAILAND)Co.,Ltd.」(2018年12月清算結了により連結の範囲から除外)を設立。

2013年4月

株式会社建販の備品事業を譲受ける。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2014年12月

東京都千代田区丸の内へ本社移転。

2015年6月

登記上本店を東京都千代田区丸の内へ移転。

2015年12月

東京証券取引所(JPX)市場第一部へ市場変更。

2016年3月

一般社団法人日本経済団体連合会入会。

2016年7月

株式会社建販を吸収合併。

創業50周年を迎える。

2018年1月

タイ王国のOY CORPRATION LTD.の株式を取得し子会社化。

(現・NAGAWA OY CONSTRUCTION Co.,Ltd.)

2018年4月

一般財団法人ナガワひまわり財団(現・公益財団法人ナガワひまわり財団)を設立。

2019年3月

テレビCMスタート。

2020年4月

執行役員制度を導入。

2020年10月

埼玉県加須市の鳥海建工株式会社の全株式を取得し、子会社化。

2021年1月

一般財団法人ナガワひまわり財団が公益財団法人に認定され、公益財団法人ナガワひまわり財団となる。

2021年4月

埼玉県加須市の鳥海建工株式会社を吸収合併。

2021年10月

上場30周年を迎える。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年7月

モジュールベース1号店を埼玉県春日部市にオープン。

2022年8月

中国・四国地区での生産力拡大のため、岡山工場を新設。操業開始。

事業内容

株式会社ナガワとその連結対象会社であるNAGAWA OY CONSTRUCTION Co.,Ltd.は、ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業、および建設機械レンタル事業を展開しています。ナガワは、ユニットハウスの製造、販売、レンタルを主軸に事業を行っており、これに付随して事務用機械器具、備品、電気製品の販売、レンタルも手掛けています。また、モジュールやシステム建築の施工と販売も同社の重要な事業セグメントです。

NAGAWA OY CONSTRUCTION Co.,Ltd.は、モジュールおよびユニットハウスの製造と販売に特化しており、ナガワグループ内での役割を担っています。さらに、ナガワは建設機械の販売とレンタル事業も行っており、これらの事業を通じて建設業界に幅広いソリューションを提供しています。

これらの事業セグメントは、ナガワとその関連会社が建設業界におけるニーズに応えるための多角的なアプローチを可能にしており、同社グループの事業の多様性と強みを示しています。ナガワは、これらの事業を通じて、建設現場での効率化、コスト削減、そして作業環境の改善に貢献しています。

経営方針

ナガワは、社会の繁栄と共に歩む企業として、トリプルボトムライン(企業価値、環境的価値、経済的価値)を意識し、企業の社会的責任を果たすことを経営方針としています。同社は、成長と発展を主テーマに掲げ、自らの変革と飛躍を目指しています。具体的には、国内外の事業強化・拡大と経営の効率化を進め、国際競争力の向上を図る戦略を推進しています。

ナガワの主要な取り組みには、ユニットハウスの販売・貸与、モジュール・システム建築、建設機械レンタル事業、そして海外事業の強化が含まれます。これらの事業を通じて、展示場出店の強化、中古販売の促進、イベント関連受注の促進、アライアンス強化、設計・施工体制の充実化、3D見積りシステムの活用など、多角的なアプローチで市場ニーズに応えています。

また、経営環境の変化に対応し、景気回復に伴う需要拡大に着実に対応するため、モジュールベースの大型展示場やサテライト展示場の増設、3D見積りシステムを活用した提案力の強化、M&Aによる人材確保と業容拡大、プロ集団の形成を目指しています。さらに、顧客ニーズの多様化に対応するため、商品開発と販売網の拡大、設備投資による供給力の強化も進めています。

ナガワは、コーポレートガバナンスの強化、コンプライアンス遵守、リスクマネジメントの徹底を通じて、経営の透明性と健全性を高め、継続的な企業価値向上に努めています。これらの戦略的取り組みを通じて、ナガワは建設業界におけるニーズに応え、効率化、コスト削減、作業環境の改善に貢献していく方針です。