- 日本企業
- ビジョン
ビジョンJP:9416
沿革
1996年4月 |
国際電話サービスの加入取次ぎ(固定通信事業)を目的に旧株式会社ビジョン(静岡県富士宮市 資本金10,000千円)を設立 |
1996年8月 |
本社を静岡県富士宮市から静岡県富士市に移転 |
1997年8月 |
一般第二種電気通信事業許可取得 |
2001年12月 |
東京都渋谷区にOA機器販売を目的に子会社、株式会社ビジョン・ビジネス・ソリューションズを設立 |
2002年4月 |
本社を東京都渋谷区から東京都新宿区に移転 |
2003年12月 |
インターネット広告事業(インターネットメディア事業)を開始 |
2004年11月 |
株式会社ビジョン・ビジネス・ソリューションズが旧株式会社ビジョンを吸収合併し、商号を株式会社ビジョンに変更 |
2007年2月 |
法人携帯電話事業(移動体通信事業)を開始 |
2008年1月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社メンバーズネット(現連結子会社)を設立 |
2008年7月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社ベストコミュニケーションズ(現連結子会社)を設立 |
ブロードバンドサービスの加入取次ぎ(ブロードバンド事業)を開始 |
|
2010年1月 |
国内出張及び旅行者向けWiFiレンタル事業「e-ca」を開始 |
2011年6月 |
国内出張及び旅行者向け高速大容量WiFiレンタル事業「Vision WiMAX」を開始 |
2011年7月 |
佐賀県佐賀市にお客様サポートデスクとしてコールセンター「ビジョン・フューチャー・ビジネスセンター(VFBC)」を開設 |
2011年10月 |
韓国に子会社、Vision Mobile Korea Inc.(現連結子会社)を設立 |
米国(ハワイ)に子会社、Vision Mobile Hawaii Inc.(現連結子会社)を設立 |
|
2011年12月 |
中国(香港)に子会社、Vision Mobile Hong Kong Limited(現連結子会社)を設立 |
2012年1月 |
シンガポールに子会社、GLOBAL WIFI.COM PTE. LTD.(現連結子会社)を設立 |
2012年2月 |
海外渡航者向けWiFiレンタル事業「グローバルWiFi」を開始 |
中国(台湾)に子会社、無限全球通移動通信股份有限公司(現連結子会社)を設立 |
|
2012年4月 |
英国に子会社、GLOBAL WIFI.UK LTD(現連結子会社)を設立 |
Find Japan株式会社を子会社化 |
|
2012年12月 |
国内出張及び旅行者向け短期利用可能なサービス「WIFI-HIRE」を開始 |
2013年10月 |
ベストリンク株式会社のブロードバンド事業のうちコンシューマー向け事業を事業譲渡 |
2013年12月 |
国内出張及び旅行者向けMVNO(仮想移動体通信事業者)事業を開始 |
2014年3月 |
ベトナムに子会社、VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANY(現連結子会社)を設立 |
2014年4月 |
中国(上海)に子会社、上海高效通信科技有限公司(現連結子会社)を設立 |
2014年11月 |
フランスに子会社、Global WiFi France SAS(現連結子会社)を設立 |
2014年12月 |
イタリアに子会社、Vision Mobile Italia S.r.l.(現連結子会社)を設立 |
2015年2月 |
Find Japan株式会社の株式売却に伴い、同社を連結子会社から除外 |
2015年3月 |
訪日外国人向け日本用WiFiレンタル「NINJA WiFi」を開始(「WIFI-HIRE」を統合) |
2015年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場へ上場 |
2016年7月 |
米国(カリフォルニア)に子会社、VISION MOBILE USA CORP.(現連結子会社)を設立 |
2016年8月 |
ニューカレドニアに子会社、Vision Mobile New Caledonia SAS(現連結子会社)を設立 |
2016年12月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2018年2月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社アルファーテクノ(現連結子会社)を設立 |
2018年3月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社BOS(現連結子会社)を設立 |
2018年5月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社ビジョンアド(現連結子会社)を設立 |
有限会社ラピドを子会社化 |
|
2019年8月 |
株式会社プロドライバーズを子会社化 |
2020年3月 |
東京都新宿区に子会社、株式会社ビジョンデジタルマーケティング(現連結子会社)を設立 |
2021年12月 |
株式会社あどばるを子会社化 |
2022年1月 |
こしかの温泉株式会社を子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ市場変更 |
2022年11月 |
株式会社プロモーションプラスを子会社化 |
2022年12月 |
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖をグランドオープン |
事業内容
ビジョン株式会社とそのグループ企業(連結子会社21社及び持分法適用会社1社)は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業には「グローバルWi-Fi事業」、「情報通信サービス事業」があり、さらに最近では「グランピング・ツーリズム事業」も加わりました。
グローバルWi-Fi事業では、海外渡航者向けにモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスを提供しています。この事業は、日本から海外へ、または海外から海外への渡航者を対象に、各地域の通信キャリアから仕入れたデータ通信サービスを利用しています。関連会社にはベストリンク株式会社やVision Mobile Korea Inc.などがあり、世界各国でサービスを展開しています。
情報通信サービス事業では、新設法人やベンチャー企業を含む一般企業向けに、通信サービスの加入取次ぎや移動体通信機器の販売、OA機器販売、ホームページ制作などを行っています。このセグメントでは、ビジョン株式会社とベストリンク株式会社が中心となっており、全国規模での訪問営業やWEBマーケティングを強みとしています。
新たに加わったグランピング・ツーリズム事業では、VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖の運営や、こしかの温泉株式会社の全株式取得により、宿泊を通じた収益を目指しています。これにより、同社はレジャー・観光分野への進出を図っています。
また、ビジョン株式会社グループは、メディア事業やアスクル株式会社の通信販売事業など、その他の事業も手掛けており、多角的なビジネスモデルを展開しています。これらの事業を通じて、同社グループは、情報通信技術の進化に応じた顧客ニーズの捉え方や、最適な製品・サービスの提供タイミングを重視しています。
経営方針
ビジョン株式会社は、情報通信産業革命への貢献を経営理念とし、グローバルWi-Fi事業、情報通信サービス事業、そして新たにグランピング・ツーリズム事業を展開しています。同社は、インターネットの普及と安全な利用環境の提供、企業の成長に応じた通信インフラの提供、そして独自のプライベート空間を提供するグランピング施設の運営を通じて、世界中に貢献することを目指しています。
同社グループの強みは、25年にわたり構築された「Vision Hybrid Synergy model」にあります。このビジネスモデルは、WEBマーケティングによる顕在需要の効率的な捕捉、顧客との密接なコミュニケーション、提案力の強化、そして蓄積されたデータベースを活用した戦略立案をシームレスに循環させることで、高い収益性を実現しています。
成長戦略として、同社はニッチ&フォーカス戦略、プライス&クオリティ/リーダーシップ戦略、そしてアップセル・クロスセル戦略を採用しています。これらの戦略により、市場の隙間を見つけ出し、品質の向上とコスト削減を図り、顧客との長期的な関係構築を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、同社は既存事業の生産性向上と新事業・新サービスの拡充に注力しています。また、サステナビリティ経営を実践し、社会課題への取り組みを通じて社会的な存在価値を高めることも重視しています。
ビジョン株式会社グループは、これらの戦略を基に、事業の多角化と革新を進め、持続可能な成長を目指しています。