福山通運JP:9075

時価総額
¥1641億
PER
11.4倍
運送事業や貸切事業を中心に、流通加工、国際運送、不動産賃貸、物品販売、コンビニエンスストア、損害保険代理、ボウリング、旅行、警備、労働者派遣、電気設備工事など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

福山通運は、運送事業と貸切事業を中心に、流通加工事業、国際事業、不動産賃貸業など多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業は、連結子会社42社、非連結子会社1社、関連会社6社と共に運営されています。

運送事業では、貨物自動車運送事業や貨物運送取扱事業を行い、全国に強固な輸送ネットワークを構築しています。九州福山通運や東京福山通運などの子会社と連携し、効率的な物流サービスを提供しています。

流通加工事業では、倉庫業や流通加工業を展開しています。東京福山通運などの子会社と共に、物流の効率化を図り、顧客のニーズに応えています。これにより、物流の付加価値を高めています。

国際事業では、FUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)などの子会社を通じて、国際運送業や国際利用運送業を展開しています。これにより、グローバルな物流ネットワークを構築し、国際的な物流ニーズに対応しています。

その他の事業として、不動産賃貸業や物品販売事業、コンビニエンスストア事業、損害保険代理業、ボウリング事業、旅行業、警備業、労働者派遣業、電気設備工事業などを展開しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

福山通運は、持続可能な成長を目指し、経営理念に基づいた成長戦略を推進しています。同社は、質の高い物流サービスの提供や従業員の育成、社会貢献を通じて企業価値を高めることを重視しています。特に、地球環境保護や輸送の安全性、地域との共生を重視し、情報開示を積極的に行うことで、社会的責任を果たしています。

福山通運は、第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」を策定し、持続的な事業成長を目指しています。運送事業では、運賃の適正化や顧客業種の拡大、外部連携の強化を通じて輸送バランスの改善を図ります。また、2024年度から貸切事業を新たな収益の柱とし、全国ネットワークやノウハウを活用して事業成長を推進します。

流通加工事業では、倉庫機能を持つ施設の建設やM&Aを通じて事業拠点と面積の拡大を図ります。国際事業では、ASEAN地域での営業強化を目指し、営業人材の育成と組織体制の見直しを行います。これにより、国際的な物流ニーズに対応し、事業成長を図ります。

福山通運は、デジタル化を通じた業務プロセスの最適化やDX人材の育成を進め、持続可能な成長を目指しています。ESG+ESを基本方針とし、企業価値の向上に努めるとともに、SDGsの達成にも貢献します。これにより、より豊かで快適な社会の実現を目指しています。