SOMPOホールディングスJP:8630

時価総額
¥1.01兆
PER
8.7倍
国内外の損害保険、生命保険、介護・シニア、延長保証、デジタル、アセットマネジメント事業を展開。

沿革

年月

概要

2009年10月

株式会社損害保険ジャパンおよび日本興亜損害保険株式会社は、株式移転による共同持株会社の設立に関し、株式移転計画書を作成し、経営統合に関する契約を締結した。

2009年12月

株式会社損害保険ジャパンおよび日本興亜損害保険株式会社の臨時株主総会においてNKSJホールディングス株式会社の設立が承認可決された。

2010年4月

NKSJホールディングス株式会社設立。

東京証券取引所(市場第一部)および大阪証券取引所(市場第一部)に上場。

2010年10月

当社の連結子会社である損保ジャパン・アセットマネジメント株式会社と当社の子会社であるゼスト・アセットマネジメント株式会社は合併し、商号を損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社(後に「SOMPOアセットマネジメント株式会社」に商号変更)とした。

2010年11月

Fiba Sigorta Anonim Sirketi(後に「Sompo Sigorta Anonim Sirketi」に商号変更)の株式を取得し、同社を連結子会社とした。

2011年6月

当社の持分法適用関連会社であったBerjaya Sompo Insurance Berhadの株式を追加取得し、同社を連結子会社とした。

2011年10月

いずれも当社の連結子会社である損保ジャパンひまわり生命保険株式会社と日本興亜生命保険株式会社は合併し、商号をNKSJひまわり生命保険株式会社(後に「SOMPOひまわり生命保険株式会社」に商号変更)とした。

2012年4月

当社の子会社であった株式会社ジャパン保険サービス(後に「損保ジャパン日本興亜保険サービス株式会社」に商号変更)を連結子会社とした。

2014年9月

NKSJホールディングス株式会社から損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社に商号変更した。

いずれも当社の連結子会社である株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社は合併し、商号を損害保険ジャパン日本興亜株式会社(後に「損害保険ジャパン株式会社」に商号変更)とした。

当社の連結子会社である損保ジャパン日本興亜保険サービス株式会社と当社の子会社であるエヌ・ケイ・プランニング株式会社は合併し、商号を損保ジャパン日本興亜保険サービス株式会社(後に「損保ジャパンパートナーズ株式会社」に商号変更)とした。

2014年10月

いずれも当社の連結子会社であるYasuda Seguros S.A.とMaritima Seguros S.A.は合併し、商号をYasuda Maritima Seguros S.A.(後に「Sompo Seguros S.A.」に商号変更)とした。

2015年12月

ワタミの介護株式会社の全株式を取得して同社を連結子会社化するとともに、商号をSOMPOケアネクスト株式会社とした。

2016年3月

株式会社メッセージ(後に「SOMPOケアメッセージ株式会社」に商号変更)の株式を取得し、同社および同社の子会社を連結子会社とした。

2016年4月

当社の連結子会社である株式会社全国訪問健康指導協会と、当社の子会社である損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社および損保ジャパン日本興亜ヘルスケアサービス株式会社は合併し、商号をSOMPOリスケアマネジメント株式会社とした。

2016年10月

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社からSOMPOホールディングス株式会社に商号変更した。

2017年1月

当社の連結子会社であるSOMPOケアメッセージ株式会社(後に「SOMPOケア株式会社」に商号変更)を完全子会社化し、同社は東京証券取引所(JASDAQ)において上場廃止となった。

2017年3月

Sompo International Holdings Ltd.を設立し、同社を連結子会社とした。

Endurance Specialty Holdings Ltd.(後に同社に代わり「Sompo International Holdings Ltd.」は、最上位持株会社となりEndurance Specialty Holdings Ltd.は清算)の全株式を取得し、同社および同社の子会社を連結子会社とした。

2018年1月

SI Insurance (Europe), SAを設立し、同社を連結子会社とした。

年月

概要

2018年7月

いずれも当社の連結子会社であるSOMPOケア株式会社、SOMPOケアネクスト株式会社、株式会社ジャパンケアサービスおよび株式会社プランニングケアは合併し、商号をSOMPOケア株式会社とした。

2018年10月

当社の連結子会社であるSOMPOリスケアマネジメント株式会社は、ヘルスケア事業を分割し、SOMPOヘルスサポート株式会社を新設し、同社を当社の連結子会社とした。これに伴い、SOMPOリスケアマネジメント株式会社は、商号をSOMPOリスクマネジメント株式会社とした。

2019年1月

いずれも当社の連結子会社であるSI Insurance (Europe), SAとSompo Japan Nipponkoa Insurance Company of Europe Limitedは合併し、商号をSI Insurance (Europe), SAとした。

2019年4月

当社の子会社であったMysurance株式会社を連結子会社とした。

2019年7月

いずれも当社の連結子会社であるセゾン自動車火災保険株式会社およびそんぽ24損害保険株式会社は合併し、商号をセゾン自動車火災保険株式会社とした。

2021年4月

 当社の子会社であったSOMPOワランティ株式会社を連結子会社とした。

2021年7月

SOMPO Light Vortex株式会社を設立し、同社を連結子会社とした。

2023年2月

エヌ・デーソフトウェア株式会社の全株式を取得し、同社および同社の子会社を連結子会社とした。

事業内容

SOMPOホールディングスは、保険持株会社として、97の子会社および20の関連会社を含むグループ企業を擁しています。同社グループは、国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業、介護・シニア事業、延長保証事業、デジタル関連事業、アセットマネジメント事業など、多岐にわたる事業を展開しています。

国内損害保険事業では、自動車保険や火災保険などの各種保険商品を提供し、個人から企業まで幅広い顧客のニーズに応えています。海外保険事業では、グローバルに保険サービスを展開し、国際的な保険ニーズに対応しています。

国内生命保険事業では、生命保険商品を通じて、顧客のライフプランをサポートしています。介護・シニア事業では、高齢化社会に対応した介護サービスやシニア向けの生活支援サービスを提供しており、社会的な課題解決にも貢献しています。

延長保証事業では、家電製品や自動車などの延長保証サービスを提供し、消費者の安心を支えています。デジタル関連事業では、最新のテクノロジーを活用したサービス開発に取り組み、保険業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

アセットマネジメント事業では、資産運用サービスを提供し、顧客の資産形成をサポートしています。これらの事業を通じて、SOMPOホールディングスは、保険を核とした総合的なサービスを提供し、顧客の安全と安心を守ることに貢献しています。

経営方針

SOMPOホールディングスは、保険を基盤とした多角的な事業展開を通じて、持続的な成長を目指しています。同社は、「安心・安全・健康のテーマパーク」を実現することを目標に掲げ、社会課題の解決に貢献することを経営の中核に据えています。このビジョンのもと、同社は「規模と分散」「新たな顧客価値の創造」「働き方改革」の3つの基本戦略を推進しています。

中期経営計画では、修正連結利益、修正連結ROE、リスク分散比率、海外事業比率を主要な経営指標(KPI)として設定し、これらの指標を通じて実質的な収益力と資本効率の向上を目指しています。2022年度の実績は、修正連結利益が1,522億円、修正連結ROEが5.5%、リスク分散比率が40%、海外事業比率が61%となり、中期経営計画の目標に向けた進捗を示しています。

また、同社はグループガバナンスの強化にも注力しており、社外取締役を中心とした監督体制の整備や、指名委員会、監査委員会、報酬委員会の活動を通じて、公正かつ活発な議論を行っています。これらの取り組みは、同社が目指す社会的価値と経済的価値の向上に貢献するとともに、多様なステークホルダーとの関係強化にも寄与しています。

SOMPOホールディングスの成長戦略は、社会課題の解決を事業の中心に据え、デジタル技術の活用やグローバルな事業展開を通じて、新たな顧客価値を創造することにあります。これにより、同社は「安心・安全・健康のテーマパーク」の具現化を目指し、持続可能な成長を追求しています。