光世証券JP:8617

時価総額
¥44.2億
PER
金融商品取引業を中核とし、有価証券の売買や引受、売出し、私募の取扱いなどを手がける投資金融サービス業。

事業内容

光世証券は、金融商品取引業を中核とする投資金融サービス業を展開しています。具体的には、有価証券の売買や売買の委託の媒介、有価証券の引受および売出しを行っています。これにより、顧客に対して資金調達や資産運用の幅広いサービスを提供しています。

光世証券グループは、光世証券とその子会社である株式会社亀山社中から構成されています。亀山社中は経営や投資に関するコンサルティング業務を目的としていますが、現在は実質的な事業活動を行っていません。光世証券の業務は、投資・金融サービス業という単一セグメントで構成されています。

光世証券の主な業務には、有価証券の売買や先物取引、オプション取引、外国市場証券先物取引があります。これらは自己の計算で行う業務です。また、顧客から委託を受けて有価証券の売買を執行する業務も行っています。

さらに、光世証券は有価証券の引受けや売出し、特定投資家向けの売付け勧誘なども手がけています。引受け業務では、新たに発行される有価証券を取得し、売出しの責任を負います。売出し業務では、既発行の有価証券を広く一般に売出します。

光世証券は、有価証券の募集や売出しの取扱いも行っています。これには、新たに発行される有価証券の取得申し込みの勧誘や、既発行有価証券の売出しが含まれます。また、特定投資家向けの売付け勧誘も行っています。

有価証券の私募の取扱いも光世証券の業務の一部です。これは、新たに発行される有価証券について、少数の投資家や適格機関投資家を対象に取得の申し込みを勧誘する業務です。

付随業務として、光世証券は有価証券の貸借や信用取引に付随する金銭の貸付、顧客の代理業務なども行っています。また、証券投資信託受益証券に関する業務や累積投資契約の締結業務も手がけています。

さらに、光世証券は他の事業者の業務に関する電子計算機のプログラムの作成や販売、計算受託業務も行っています。これらの業務は、金融商品取引法に基づき、金融商品取引業者が営むことができる業務に含まれます。

経営方針

光世証券は、顧客満足を重視した金融サービスの提供を通じて、企業価値の最大化を目指しています。同社は、投資家一人ひとりのニーズに応じた「オーダーメイド型」サポートを提供し、幅広い知識を持つ人材の育成やコンプライアンスの強化に努めています。

また、光世証券は金融市場の担い手として、トレーディング技術とリスク管理能力の向上を図っています。積極的なトレーディングを通じて市場の流動性を供給し、顧客の資産運用やリスクヘッジのニーズに応える取引手法の拡充を進めています。

企業価値の最大化に向けて、光世証券は自主独立路線を堅持し、社員の創造性を高めることで社会的責任を果たすことを重視しています。コンサルティング部門とトレーディング部門のバランスを取りながら、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。

光世証券は、DXやWebを活用した新たな対面サービスの構築にも取り組んでいます。コロナ禍を契機に生まれた新しいコミュニケーションツールを活用し、顧客に最適な金融商品・サービスを提供することを目指しています。

システム部門では、クラウド環境でのサービス提供を通じて、個人投資家の取引環境の整備とデリバティブ取引の大衆化を推進しています。これにより、金融市場の発展に貢献することを目指しています。