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名古屋銀行JP:8522
事業内容
名古屋銀行グループは、名古屋銀行とその6つの連結子会社で構成され、主に銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。具体的には、銀行業務、リース業務、カード業務、その他業務の4つの事業セグメントに分かれています。
銀行業務では、名古屋銀行の本店や支店において、預金、貸出、内国為替、外国為替、有価証券投資、商品有価証券売買、社債受託および登録業務を行っています。これにより、顧客の多様なニーズに応えるため、経営資源の合理化と効率化を図っています。
リース業務は、国内子会社の株式会社名古屋リースが担当しており、総合ファイナンスリース業を展開しています。これにより、企業や個人の資金調達ニーズに応えるサービスを提供しています。
カード業務は、国内子会社の株式会社名古屋カードと株式会社名古屋エム・シーカードが担当しています。名古屋カードはクレジットカード業と信用保証業務を、名古屋エム・シーカードはクレジットカード業を行っています。
その他業務では、名古屋ビジネスサービス株式会社が現金の整理・精査業務を行い、株式会社名古屋キャピタルパートナーズが投資事業有限責任組合の組成・管理業務を担当しています。また、株式会社ナイスは医療システム事業とICT支援事業を展開しています。これらの多様なサービスにより、名古屋銀行グループは地域社会に貢献しています。
経営方針
名古屋銀行は、未来創造業をパーパスとして掲げ、法人や個人の顧客と共に未来を創造することを目指しています。この理念に基づき、地域社会の繁栄に貢献し、企業価値の向上を図ることを経営方針としています。第22次経営計画および2030年ビジョンに従い、地域金融機関としての責務を果たし、ステークホルダーからの信頼を確立することを目指しています。
名古屋銀行は、2023年から8年間の第22次経営計画「未来創造業の真価の発揮」を策定し、2030年ビジョンの実現に向けた重点項目を推進しています。具体的には、サステナビリティ、人的資本戦略、DX戦略の3つを重点領域とし、これらを通じて地域金融グループとしての成長を図ります。特に、デジタル技術を活用した営業力強化や顧客接点の拡大に注力しています。
名古屋銀行は、2027年度までの財務目標として、当期純利益200億円、ROE6%超、預貸和10兆円を掲げています。また、非財務目標として、女性配置率100%、ESG投融資額5,000億円、CO2排出量70%削減を目指しています。これらの目標を達成することで、地域№1金融グループとしての地位を確立し、持続可能な成長を実現します。
名古屋銀行は、地域金融機関としての強みを活かし、地域の企業価値向上に貢献する方針です。店舗網を活用し、顧客の経営課題を把握し、適切なソリューションを提供することで、愛知県内でのシェアを高め、収益力を強化します。これにより、地域社会における存在感を高め、持続可能な成長を目指します。