宮崎銀行JP:8393

時価総額
¥1024.6億
PER
8.1倍
銀行業務を中心に、宮銀リース株式会社の総合リース業務、宮銀ベンチャーキャピタル株式会社の投資・経営コンサルティング業務、宮銀保証株式会社の信用保証業務、宮銀カード株式会社のクレジットカード業務。

事業内容

宮崎銀行グループは、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。具体的には、リース業務、信用保証業務、クレジットカード業務などを手がけています。これらのサービスは、宮崎銀行とその連結子会社6社によって運営されています。

宮崎銀行は、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを行っています。これらの業務は、宮崎銀行の本店および70の支店で提供されており、地域社会の金融ニーズに応えています。

リース業務は、連結子会社の宮銀リース株式会社が担当しています。宮銀リースは、企業や個人向けに総合リースサービスを提供し、設備投資や資金調達のサポートを行っています。

その他の事業として、宮銀ベンチャーキャピタル株式会社は、株式や社債への投資業務および経営コンサルティングを提供しています。また、宮銀保証株式会社は、住宅ローンなどの信用保証業務を行い、宮銀カード株式会社はクレジットカード業務を展開しています。

これらの事業は、宮崎銀行グループの多様な金融サービスの一環として、地域経済の発展に寄与しています。なお、連結子会社の中で証券市場に上場している会社はありません。

経営方針

宮崎銀行は、地域社会と共に持続的な成長を目指す「インフラ創造企業」としての長期ビジョンを掲げています。このビジョンのもと、同社は地域の課題解決を通じて社会的価値と経済的価値の最大化を図っています。中期経営計画「First Call Bank」では、地域社会のサステナビリティに貢献し、圧倒的に信頼される銀行グループを目指しています。

同社の中期経営計画は、2023年4月から2026年3月までの3年間を対象とし、「変革と成長」のステージと位置付けています。基本方針として「リアル・対面」と「デジタル・非対面」を融合させた「リアル店舗を持ったデジタルバンク」の実現を掲げています。これにより、地域社会の持続的な成長を支援し、信頼される銀行グループを目指しています。

宮崎銀行は、3つの基本戦略を推進しています。第一に、「First Call Bank営業の確立」を通じて営業力を強化し、顧客からの信頼を獲得します。第二に、「経営基盤の強化」により、デジタル技術を活用した非対面取引の拡大や店舗網の再構築を進めます。第三に、「サステナビリティ経営の実践」を通じて、地域課題の解決に貢献し、社会的価値を高めます。

さらに、同社はDX(デジタルトランスフォーメーション)を重要な経営課題と位置付けています。顧客のIT・デジタル化支援や非対面チャネルの強化、業務効率化を進めることで、持続的な競争力を持つ地方銀行への変革を目指しています。これにより、地域経済の発展に寄与し、地方銀行としての使命を果たしていく方針です。