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富山銀行JP:8365
事業内容
富山銀行は、銀行業務を中心に、リース業務や信用保証業務などの金融サービスを提供しています。富山銀行とその関係会社は、主に3つの事業セグメントで構成されています。
まず、銀行業では、富山銀行は本店と38の支店を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務を行っています。また、証券投資信託や保険商品の窓口販売も手がけています。富山県と石川県を営業基盤とし、これらの業務を中心に積極的に展開しています。
次に、リース業は、富山銀行の連結子会社である富山リース株式会社が担当しています。この会社は、富山銀行の顧客に限らず、幅広い顧客を対象にリース業務を提供しています。
最後に、その他の事業として、富山保証サービス株式会社が信用保証業務を行っています。この会社は、富山銀行が取り扱う住宅ローンなどに対する信用保証を提供し、顧客の資金調達をサポートしています。
経営方針
富山銀行は、2024年4月から新たに「Change & Challenge」と題した第7次中期経営計画を開始しました。この計画は、地域社会における信頼される存在を目指し、5つの重点戦略を掲げています。これにより、ステークホルダーとの共通価値の創造を図り、地域経済の発展に寄与することを目指しています。
富山銀行の中期経営計画では、特に「トップラインおよび課題解決力の強化」が重要視されています。具体的には、融資やソリューションを通じて顧客の課題を解決し、リテール営業の推進や市場運用力の強化を図ります。これにより、顧客との関係を深め、収益基盤を強化することを目指しています。
また、効率経営の追求も重要な戦略の一つです。富山銀行は、店舗戦略の見直しや業務プロセスの改善を通じて、生産性の向上を図ります。さらに、先進技術やICTの活用により、効率的な業務運営を実現し、競争力を高めることを目指しています。
人的資本投資の深化も富山銀行の成長戦略の一環です。持続可能な人材ポートフォリオの構築や多様な専門人材の育成を通じて、組織全体のレベルアップを図ります。また、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進し、働きがいのある職場環境を整備します。
さらに、富山銀行は強固な経営基盤の確立を目指しています。ガバナンスやリスク管理、コンプライアンスの強化を通じて、効率的かつ実効性のある経営体制を構築します。これにより、顧客本位の業務運営を実現し、信頼される金融機関としての地位を確立します。
最後に、IR・ブランディングの浸透を図り、株主価値の向上と地域貢献を目指します。富山銀行は、地域社会に愛される存在として、地域の発展に貢献し続けることを目指しています。これにより、すべてのステークホルダーから信頼される銀行を実現します。