青山商事JP:8219

時価総額
¥1208.4億
PER
12.3倍
ビジネスウェア、カード、印刷・メディア、雑貨販売、総合リペアサービス、フランチャイジー、不動産、Webメディア事業を展開。

事業内容

青山商事は、さまざまな事業セグメントを持つ多角的な企業です。主な事業には、ビジネスウェア事業、カード事業、印刷・メディア事業、雑貨販売事業、総合リペアサービス事業、フランチャイジー事業、不動産事業があります。また、Webメディア事業なども展開しています。

ビジネスウェア事業では、青山商事は国内の一般消費者に向けてメンズやレディースのビジネスウェアを販売しています。関連会社を通じて、既製服の補正加工や店内外の演出物の企画、販売消耗品の企画なども行っています。中国やインドネシアの子会社を通じて、メンズスーツなどを供給しています。

カード事業は、青山キャピタルが主にクレジットカード事業を展開しています。印刷・メディア事業では、アスコンが全国の流通小売業を中心に販促支援サービスを提供しています。

雑貨販売事業では、青五が大創産業と提携し、100円ショップ「ダイソー」を展開しています。総合リペアサービス事業では、ミニット・アジア・パシフィックが「ミスターミニット」ブランドで靴修理や鍵複製などのサービスを提供しています。

フランチャイジー事業では、globが「焼肉きんぐ」「ゆず庵」「セカンドストリート」「エニタイムフィットネス」などのフランチャイズ店舗を展開しています。不動産事業では、青山商事が所有不動産の管理や賃貸借に関する事業を行っています。

その他の事業として、WTWが雑貨・インテリアを扱う「WTW」を展開し、カスタムライフがWebメディア事業を展開しています。これらの多様な事業を通じて、青山商事は幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

青山商事は、持続的な成長を目指し、生活者への小売・サービスを通じて社会貢献を図ることを経営理念としています。「働く人のために働こう」という青山マインドを掲げ、企業価値の向上を目指しています。

同社は2025年から2027年にかけての中期経営計画で、連結売上高や営業利益、ROEなどの財務目標を設定しています。また、CO2排出量削減や女性管理職比率の向上など、非財務指標も重視しています。

青山商事は、ビジネスウェア事業を中心に、デジタル化やカジュアル化といった社会構造の変化に対応するため、OMOやDXの推進を図っています。これにより、2027年までに売上高2,100億円を目指しています。

同社の成長戦略には、既存店の収益力向上や新規出店によるシェア拡大、利益重視経営の推進が含まれます。特に、オーダー商品の拡充やEC強化、デジタルマーケティングの深化に注力しています。

さらに、グループガバナンスの強化やサステナビリティへの取り組みも重要視しています。ESG経営の深化や気候変動対応、人権経営などを通じて、持続可能な成長を目指しています。

青山商事は、資本コストや株価を意識した経営を実現するため、配当方針の変更や自己株取得、組織体制の刷新を進めています。これにより、企業価値の向上と持続的成長を図っています。