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サンワテクノスJP:8137
沿革
1946年7月 |
故取締役相談役山田徳郎氏が戦時中(関東州大連市に本社を置き、中国を商圏に活動していた株式会社福昌公司に勤務)の電機機械の販売経験を活かし、個人企業として創業。 |
1949年11月 |
株式会社に改組し、資本金20万円をもって東京都千代田区神田須田町に本社を開設。 |
1949年11月 |
会社発足と同時に株式会社安川電機製作所(現、株式会社安川電機)と代理店契約を締結。 |
1951年8月 |
建設業者大臣登録。(許可換えにより、現、東京都知事許可) |
1952年12月 |
大阪変圧器株式会社(現、株式会社ダイヘン)と販売代理契約を結び同社製品販売を開始。 |
1958年4月 |
福岡出張所(現、福岡支店)を開設。 |
1960年4月 |
本社を東京都中央区銀座四丁目に移転。 |
1960年8月 |
大阪出張所(現、関西支社大阪支店)を開設。 |
1962年5月 |
研究所(サンワテスコム株式会社 清算の前身)を設置。 |
1962年10月 |
名古屋出張所(現、名古屋支社)を開設。 |
1966年10月 |
オリジン電気株式会社(現、株式会社オリジン)と代理店契約を締結。 |
1969年3月 |
東洋キヤリア工業株式会社(現、東芝キヤリア株式会社)とのディストリビューター契約を締結。(現、サンワトリニティ株式会社(山田空調株式会社から名称変更)へ継承) |
1970年7月 |
立石電機株式会社(現、オムロン株式会社)と特約店契約を締結。 |
1970年11月 |
子会社山田空調株式会社(現、サンワトリニティ株式会社)を設立。 |
1971年9月 |
日機装株式会社機器営業部と代理店契約を締結。 |
1972年11月 |
京都出張所(現、関西支社京都支店)を開設。 |
1973年6月 |
管理本部及び営業本部を設置。 |
1974年5月 |
電子部を東京都大田区大森に移転。 |
1974年6月 |
株式会社ワイ・イー・データ社製品の販売を開始。 |
1977年11月 |
子会社株式会社山田工業研究所(サンワテスコム株式会社 清算)を設立。 |
1978年5月 |
住友スリーエム株式会社(現、スリーエムジャパン株式会社)と代理店契約を締結。 |
1978年7月 |
スタンレー電気株式会社と特約代理店契約を締結。 |
1979年11月 |
ネミック・ラムダ株式会社(現、TDKラムダ株式会社)と特約店契約を締結。 |
1980年12月 |
空調部を子会社山田空調株式会社(現、サンワトリニティ株式会社)に移管。 |
1981年5月 |
三機工業株式会社と販売代理店契約を締結。 |
1982年1月 |
熊本営業所を開設。 |
1982年5月 |
当社株式を店頭売買銘柄として、日本証券業協会(東京地区協会)に登録。 |
1984年2月 |
東北営業所を開設。 |
1984年9月 |
ロンドン等海外で第三者割当増資を実施。 |
1984年11月 |
所沢営業所を開設。 |
1984年11月 |
名古屋物流センターを開設。 |
1985年2月 |
大分営業所を開設。 |
1985年4月 |
浜松営業所を開設。 |
1986年6月 |
店頭登録企業として国内で初めて公募増資を実施。 |
1989年4月 |
長崎営業所を開設。 |
1990年2月 |
業務本部を設置。 |
1990年6月 |
子会社ヤマダ流通株式会社(現、サンワロジスティック株式会社)を設立。 |
1993年4月 |
広島営業所を開設。 |
1993年4月 |
社名を山田工業株式会社からサンワテクノス株式会社に変更し、併せて本社を東京都中央区八重洲へ移転。 |
1995年5月 |
子会社サンワテクノスシンガポールを設立。 |
1996年1月 |
三河営業所を開設。 |
1996年3月 |
名古屋物流センターを名古屋サービスセンターに名称変更し、併せて愛知県長久手市へ移転。 |
1996年4月 |
姫路営業所を開設。 |
1996年5月 |
富士宮営業所を開設。 |
1996年10月 |
北関東営業所を開設。 |
1997年5月 |
富士宮営業所を静岡県沼津市へ移転し、沼津営業所を開設。 |
1997年12月 |
子会社サンワテクノスホンコンを設立。 |
1998年4月 |
子会社サンワテクニックヨーロッパ(現、サンワテクノスヨーロッパ)をドイツに設立。 |
1998年7月 |
子会社サンワテクノスアメリカを設立。 |
1998年11月 |
子会社サンワテクノス台湾(合弁会社)を設立。 |
1999年9月 |
八王子営業所を開設。 |
2000年4月 |
長野営業所を開設。 |
2000年10月 |
子会社サンワテクノスマレーシアを設立。 |
2001年1月 |
子会社サンワテクノス台湾(合弁会社)を解消し、新たに子会社サンワテクノス台湾を設立。 |
2001年4月 |
三重営業所を開設。 |
2001年12月 |
子会社上海サンワテクノスを設立。 |
2003年4月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2003年9月 |
所沢営業所を埼玉県入間市へ移転し、埼玉西営業所を開設。(2011年10月東京西支店に統合) |
2003年10月 |
北陸営業所を開設。 |
2004年2月 |
ISO14001認証取得。 |
2004年3月 |
東京サービスセンターを開設。 |
2005年3月 |
東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2005年4月 |
コンプライアンス委員会を設置。 |
2005年6月 |
公募増資を実施。 |
2005年7月 |
第三者割当増資を実施。 |
2005年10月 |
九州サービスセンターを開設。 |
2006年2月 |
ISO9001認証取得。 |
2006年10月 |
子会社サンワテクノスタイランドを設立。 |
2009年1月 |
子会社サンワテクノス深圳を設立。 |
2009年10月 |
八王子営業所を支店に昇格し、東京西支店(現、関東支社東京西支店)を開設。 |
2013年10月 |
香港物流センターを開設。 |
2013年12月 |
公募増資を実施。 |
2013年12月 |
第三者割当増資を実施。 |
2014年10月 2015年9月 2015年9月 2015年12月 2015年12月 2016年2月 2016年5月 2017年4月 2017年4月 |
子会社サンワテクノスインドネシアを設立。 子会社サンワテクノスフィリピンを設立。 子会社サンワテクノスメキシコを設立。 子会社サンワテスコム株式会社を清算。 本社及び電子部を東京都中央区京橋へ移転。 横浜営業所を開設。 子会社サンワテクノスベトナムを設立。 名古屋支店を支社に昇格し、名古屋支社を開設。 横浜営業所を支店に昇格し、横浜支店(現、関東支社横浜支店)を開設。 |
2018年4月 |
関東支社を開設。 |
2018年4月 |
関西支社を開設。 |
2018年4月 |
公募増資を実施。 |
2018年5月 |
第三者割当増資を実施。 |
2019年1月 |
名古屋サービスセンターを愛知県瀬戸市へ移転。 |
2019年4月 |
北関東営業所を支店に昇格し、関東支社北関東支店を開設。 |
2019年4月 |
三河営業所を支店に昇格し、三河支店(現、名古屋支社三河支店)を開設。 |
2019年7月 |
四国営業所を開設。 |
2020年12月 |
長岡営業所を開設。 |
2021年2月 |
甲府営業所を開設。 |
2021年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
2021年10月 |
金沢営業所を開設。 |
2021年12月 |
北九州営業所を開設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022年9月 |
滋賀営業所を開設。 |
2023年4月 |
イノベーション本部を設置。 |
事業内容
サンワテクノス株式会社とその15の子会社は、電機、電子、機械の各部門における製品の販売を主な業務としています。日本国内では、メカトロニクス関連の電気機器や装置、プラント用電気品、電気設備機器の販売及び電気設備工事を行っています。また、各種電子部品・電子機器、OA機器、FAシステム、通信・情報機器等の販売、さらに半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、基板関連装置、物流搬送装置、風水力機器、各種検査装置、医療機器等の販売も手掛けています。
アジア地域では、中国、シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムにおいて、電子機器、電気機械、機械器具及び電子部品等の販売、海外製品の調達及び組立製作、メンテナンスサービスの提供を行っています。
欧米地域では、ドイツ、アメリカ、メキシコにおいて、同様に電子機器、電気機械、機械器具及び電子部品等の販売、海外製品の調達及び組立製作を展開しています。
その他の事業として、日本国内で空調機器等の販売、施工及びサービス業務、クリーンエネルギー関連設備の施工、商品在庫及び流通管理並びに仕入業務を行っています。これらの事業を通じて、サンワテクノスは幅広い分野での技術とサービスを提供しています。
経営方針
サンワテクノス株式会社は、技術商社としての役割を果たす中で、長期的な成長戦略「サンワビジョン2030」を推進しています。このビジョンの一環として、2023年3月期から2025年3月期までの3年間を対象とした第11次中期経営計画「SNS2024」を実行中です。同社は、グローバルサプライチェーンのプロフェッショナルとして、「つながり」と「信頼」をキーワードに、ものづくりの未来を支えることを目指しています。具体的な基本方針として、イノベーションが求められる成長分野への注力、高付加価値な製品と新たなソリューションの提供、そしてサステナビリティ経営による持続可能な社会の実現への貢献が挙げられます。
経営目標としては、2025年3月期に営業利益70億円の達成を掲げており、さらに2028年3月期には営業利益100億円達成を目指しています。これらの目標達成に向けて、サンワテクノスは、国内外の子会社とのネットワークを駆使し、技術力と提案力を活かした高品質・高付加価値の商品と技術、そしてソリューションの提供に注力しています。また、ICTの活用による業務効率化やコスト削減の推進、人材育成と組織構築の強化、CSR活動や内部統制システムの推進など、経営基盤の強化にも取り組んでいます。
サンワテクノスは、電機、電子、機械の各部門における製品の販売を主な業務とし、日本国内外で幅広い事業を展開しています。その中で、同社はイノベーションとサステナビリティを重視した成長戦略を推進し、産業の振興と社会の繁栄に貢献していくことを目指しています。