サンゲツJP:8130

時価総額
¥1950.6億
PER
13.4倍
インテリア、エクステリア、海外、スペースクリエーションの4セグメントで、壁装材、床材、ファブリック、門扉、フェンス、テラス、壁紙製造・販売、内装施工等を手がける。

沿革

1953年4月

個人商店(山月堂)を株式会社に改組して設立

1960年4月

壁紙販売部を開設

1970年4月

株式会社山月堂を株式会社サンゲツに商号変更

6月

名古屋に初のショールームを開設

1972年6月

東京営業所開設

1976年6月

東京店(現東京支社)開設

10月

福岡店(現九州支社)開設

1978年3月

大阪店(現関西支社)開設

1979年12月

クッションフロアの販売を開始

1980年11月

名古屋証券取引所市場第二部に上場

1981年1月

カーテンの販売を開始

1982年4月

カーペットの販売を開始

11月

本社を現在地に移転

11月

仙台店(現東北支社)開設

1984年12月

札幌店(現北海道支社)開設

1986年1月

フロアタイルの販売を開始

1988年1月

カーペットタイルの販売を開始

1989年9月

名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定

1991年10月

岡山店(現中国四国支社)開設

1994年10月

椅子生地の販売を開始

1996年10月

米国にSangetsu America,Inc.を設立

12月

東京証券取引所市場第一部に上場

2005年9月

株式会社サングリーン(現在連結子会社)の株式取得

2008年7月

山田照明株式会社の株式取得

2014年3月

中部ロジスティクスセンターⅠ開設

2015年7月

東京ショールームを移転し、東京品川ショールーム開設

2016年4月

中国に現地法人山月堂(上海)装飾有限公司(現在連結子会社)を設立

6月

英文社名をSangetsu Corporationに変更

8月

北関東ロジスティクスセンター開設

11月

米国Koroseal Interior Products Holdings,Inc.(現在連結子会社)の株式取得

2017年1月

フェアトーン株式会社(現在連結子会社)の株式取得

4月

株式会社サンゲツヴォーヌ(現在連結子会社)を設立

5月

中部ロジスティクスセンターⅡ開設

12月

シンガポールGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.(現在連結子会社)の株式取得

2018年1月

東京ロジスティクスセンター開設

6月

株式会社サンゲツ沖縄(現在連結子会社)を設立

12月

北海道支社、北海道ロジスティクスセンター移転

2019年2月

サンゲツ沖縄ロジスティクスセンター開設

4月

山田照明株式会社の全株式譲渡

7月

中国四国支社、広島ショールーム移転

2020年3月

ベトナムに現地法人Sangetsu Goodrich Vietnam Co., Ltd.を設立

2021年1月

関西ロジスティクスセンター開設

3月

3月

株式会社ウェーブロックインテリア(現クレアネイト株式会社 連結子会社)の株式取得

sangetsu 見本帳リサイクルセンター開設

8月

12月

四国中央サテライトセンター開設

関西支社移転(関西支社センターオフィス開設)

2022年4月

東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行

9月

有限会社クロス企画(2023年4月に株式会社化 現在連結子会社)の株式取得

事業内容

サンゲツは、インテリア、エクステリア、海外、スペースクリエーションの4つの主要な事業セグメントを持つ企業です。インテリアセグメントでは、住宅から非住宅分野まで幅広く利用される壁装材、床材、ファブリック(カーテン・椅子生地)などを提供しています。サンゲツはこれらの商品の企画・販売を主に国内で行い、子会社を通じて地域や顧客、専門分野に特化した事業活動も展開しています。例えば、サンゲツ沖縄は沖縄地区で、サンゲツヴォーヌはカーテン分野に特化し、クレアネイトは壁紙の製造・販売、クロス企画はインテリア関連商材の配送及び管理を担っています。

エクステリアセグメントでは、サングリーンが門扉、フェンス、テラスなどのエクステリア商品の販売と施工を手がけています。海外セグメントでは、米国のKoroseal Interior Products Holdings,Inc.が壁紙の製造・販売を行い、Goodrich Global Holdings Pte., Ltd.をはじめとする子会社が東南アジア、中国、香港でインテリア商材を販売しています。

スペースクリエーションセグメントでは、フェアトーンが非住宅分野の新築・リニューアル・リノベーションに関する内装施工を行い、サンゲツのスペースクリエーション事業部はオフィス、ホテル、その他施設の空間づくりにおいて、設計・デザインから施工までを手がける専門性の高い事業活動を展開しています。これらのセグメントを通じて、サンゲツは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスと商品を提供しています。

経営方針

サンゲツは、長期ビジョン「DESIGN 2030」に基づき、スペースクリエーション企業への転換を目指しています。このビジョンの下、同社は2023年から2025年にかけての新中期経営計画「BX 2025」を策定しました。この計画では、商品販売だけでなく配送力・提案力・施工力といった機能を統合したソリューション力を強化し、内装材の販売からスペースクリエーション企業への進化を図ることを目標としています。

具体的には、人的資本の拡大・高度化・活躍支援や、デジタル資本の蓄積・分析・活用を進めることで、社会的価値の創造に努めるとともに、定量目標の達成を目指します。また、サンゲツは、商品の拡充、エクステリア事業・海外事業の拡大を実行し、スペースクリエーション事業のプラットフォームにおいて、従来の主要商品・主要市場での拡張のみならず、海外市場の強化・拡大・収益化にも取り組みます。

さらに、サンゲツは、スペースオペレーション事業への展開の可能性を検討し、長期的な成長を可能にする事業を展開することを視野に入れています。これらの取り組みを通じて、サンゲツは、スペースクリエーションに関する高い価値をグローバルに提供する企業を目指しています。