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サンゲツJP:8130
沿革
1953年4月 |
個人商店(山月堂)を株式会社に改組して設立 |
1960年4月 |
壁紙販売部を開設 |
1970年4月 |
株式会社山月堂を株式会社サンゲツに商号変更 |
6月 |
名古屋に初のショールームを開設 |
1972年6月 |
東京営業所開設 |
1976年6月 |
東京店(現東京支社)開設 |
10月 |
福岡店(現九州支社)開設 |
1978年3月 |
大阪店(現関西支社)開設 |
1979年12月 |
クッションフロアの販売を開始 |
1980年11月 |
名古屋証券取引所市場第二部に上場 |
1981年1月 |
カーテンの販売を開始 |
1982年4月 |
カーペットの販売を開始 |
11月 |
本社を現在地に移転 |
11月 |
仙台店(現東北支社)開設 |
1984年12月 |
札幌店(現北海道支社)開設 |
1986年1月 |
フロアタイルの販売を開始 |
1988年1月 |
カーペットタイルの販売を開始 |
1989年9月 |
名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
1991年10月 |
岡山店(現中国四国支社)開設 |
1994年10月 |
椅子生地の販売を開始 |
1996年10月 |
米国にSangetsu America,Inc.を設立 |
12月 |
東京証券取引所市場第一部に上場 |
2005年9月 |
株式会社サングリーン(現在連結子会社)の株式取得 |
2008年7月 |
山田照明株式会社の株式取得 |
2014年3月 |
中部ロジスティクスセンターⅠ開設 |
2015年7月 |
東京ショールームを移転し、東京品川ショールーム開設 |
2016年4月 |
中国に現地法人山月堂(上海)装飾有限公司(現在連結子会社)を設立 |
6月 |
英文社名をSangetsu Corporationに変更 |
8月 |
北関東ロジスティクスセンター開設 |
11月 |
米国Koroseal Interior Products Holdings,Inc.(現在連結子会社)の株式取得 |
2017年1月 |
フェアトーン株式会社(現在連結子会社)の株式取得 |
4月 |
株式会社サンゲツヴォーヌ(現在連結子会社)を設立 |
5月 |
中部ロジスティクスセンターⅡ開設 |
12月 |
シンガポールGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.(現在連結子会社)の株式取得 |
2018年1月 |
東京ロジスティクスセンター開設 |
6月 |
株式会社サンゲツ沖縄(現在連結子会社)を設立 |
12月 |
北海道支社、北海道ロジスティクスセンター移転 |
2019年2月 |
サンゲツ沖縄ロジスティクスセンター開設 |
4月 |
山田照明株式会社の全株式譲渡 |
7月 |
中国四国支社、広島ショールーム移転 |
2020年3月 |
ベトナムに現地法人Sangetsu Goodrich Vietnam Co., Ltd.を設立 |
2021年1月 |
関西ロジスティクスセンター開設 |
3月 3月 |
株式会社ウェーブロックインテリア(現クレアネイト株式会社 連結子会社)の株式取得 sangetsu 見本帳リサイクルセンター開設 |
8月 12月 |
四国中央サテライトセンター開設 関西支社移転(関西支社センターオフィス開設) |
2022年4月 |
東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行 |
9月 |
有限会社クロス企画(2023年4月に株式会社化 現在連結子会社)の株式取得 |
事業内容
サンゲツは、インテリア、エクステリア、海外、スペースクリエーションの4つの主要な事業セグメントを持つ企業です。インテリアセグメントでは、住宅から非住宅分野まで幅広く利用される壁装材、床材、ファブリック(カーテン・椅子生地)などを提供しています。サンゲツはこれらの商品の企画・販売を主に国内で行い、子会社を通じて地域や顧客、専門分野に特化した事業活動も展開しています。例えば、サンゲツ沖縄は沖縄地区で、サンゲツヴォーヌはカーテン分野に特化し、クレアネイトは壁紙の製造・販売、クロス企画はインテリア関連商材の配送及び管理を担っています。
エクステリアセグメントでは、サングリーンが門扉、フェンス、テラスなどのエクステリア商品の販売と施工を手がけています。海外セグメントでは、米国のKoroseal Interior Products Holdings,Inc.が壁紙の製造・販売を行い、Goodrich Global Holdings Pte., Ltd.をはじめとする子会社が東南アジア、中国、香港でインテリア商材を販売しています。
スペースクリエーションセグメントでは、フェアトーンが非住宅分野の新築・リニューアル・リノベーションに関する内装施工を行い、サンゲツのスペースクリエーション事業部はオフィス、ホテル、その他施設の空間づくりにおいて、設計・デザインから施工までを手がける専門性の高い事業活動を展開しています。これらのセグメントを通じて、サンゲツは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスと商品を提供しています。
経営方針
サンゲツは、長期ビジョン「DESIGN 2030」に基づき、スペースクリエーション企業への転換を目指しています。このビジョンの下、同社は2023年から2025年にかけての新中期経営計画「BX 2025」を策定しました。この計画では、商品販売だけでなく配送力・提案力・施工力といった機能を統合したソリューション力を強化し、内装材の販売からスペースクリエーション企業への進化を図ることを目標としています。
具体的には、人的資本の拡大・高度化・活躍支援や、デジタル資本の蓄積・分析・活用を進めることで、社会的価値の創造に努めるとともに、定量目標の達成を目指します。また、サンゲツは、商品の拡充、エクステリア事業・海外事業の拡大を実行し、スペースクリエーション事業のプラットフォームにおいて、従来の主要商品・主要市場での拡張のみならず、海外市場の強化・拡大・収益化にも取り組みます。
さらに、サンゲツは、スペースオペレーション事業への展開の可能性を検討し、長期的な成長を可能にする事業を展開することを視野に入れています。これらの取り組みを通じて、サンゲツは、スペースクリエーションに関する高い価値をグローバルに提供する企業を目指しています。