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三谷商事JP:8066
事業内容
三谷商事は、情報システム関連事業、企業サプライ関連事業、生活・地域サービス関連事業の3つの事業セグメントを持っています。これらのセグメントは、ユーザーの視点に立った販売市場の類似性に基づいて構成されています。
情報システム関連事業では、情報機器の販売、ソフトウェアの開発、機器・設備の保守サービスを提供しています。具体的には、ソリューション開発やソフトウェアプロダクト開発、画像システム開発、ハードウェア・ネットワーク保守サービスなどを手がけています。
企業サプライ関連事業では、建設資材や石油製品、LPガスの販売、ゴンドラの製造・販売・レンタル、風力発電事業、プラスチック製品の販売・加工、スパイスの加工・販売、リース事業などを行っています。これにより、企業間の取引を主にサポートしています。
生活・地域サービス関連事業では、ケーブルテレビやインターネットなどの情報通信サービス、介護事業、カーディーラー事業、生コンクリートの製造・販売、ガソリンスタンドの運営、LPガス・住宅設備機器の販売、サービスエリアの運営などを行っています。これにより、最終消費者への販売やサービスを提供しています。
経営方針
三谷商事は、「開拓者精神」を基に、新規事業の開拓を進めています。M&Aや社内の新しい取り組みを通じて、時代の流れに合った事業を展開し、日本国内外での投資を推進しています。特に、人口や需要が増加するグローバル市場への投資を強化し、投資効率を重視した経営を目指しています。
同社は、効率的で無駄のない経営を重視し、借金を抑えた豊かなキャッシュ・フローを持つ企業を目指しています。持続的な成長を実現するため、付加価値の増加を目標に掲げ、既存事業の売上増加や総利益率の向上、新規事業の成長を図っています。
三谷商事は、GDPや人口が伸びている海外市場、特に東南アジアや北米、豪州への投資を重視しています。また、日本国内では東京などの大都市部での投資を進めています。投資先は、競争優位性を持つ事業や成長が見込まれる業種を選定しています。
同社は、TQM活動を通じて事業の付加価値を見える化し、PDCAサイクルを回しながら持続的な成長を目指しています。これにより、投資の効率を高め、営業利益の成長を促進しています。特に、海外事業の比率を高め、外貨獲得を強化しています。
三谷商事は、今期45億61百万円の投資を行い、ゴンドラ事業など既存事業への投資を進めています。海外事業のEVは91億円で、全体の13%を占めています。今後も、投資を通じて成長を図り、組織や事業にその力を定着させることを目指しています。