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OUGホールディングスJP:8041
沿革
1946-06 | 大阪市福島区下福島(現 福島区野田)に㈱大魚組を水産物の売買及び販売の受託を目的に設立 |
1947-08 | 大阪魚㈱に商号変更、鮮魚介加工水産物荷受機関登録許可 |
1947-10 | 大阪魚㈱創業、卸売業務を開始 |
1948-03 | 大阪魚市場㈱に商号変更 |
1949-04 | 北海商運㈱、大北水産物㈱の業務を継承 |
1949-06 | 大阪市南区(現 中央区)に大栄水産㈱設立 |
1949-07 | 大阪市福島区に大阪水産物直売㈱設立 |
1950-08 | 水産物卸売人として、正式業務許可(農林大臣) |
1950-12 | 北海商運㈱を吸収合併 |
1953-02 | 大丸水産㈱を吸収合併 |
1955-08 | ㈱中水の業務を継承 |
1956-11 | ㈱中水を吸収合併 |
1959-11 | 東京都中央区に㈱太源設立 |
1960-04 | 大阪市南区(現 中央区)に大栄食品㈱設立 |
1961-10 | 大阪証券取引所市場第二部に株式上場 |
1964-11 | 大阪東部水産市場㈱を設立、水産物部卸売人として業務許可(農林大臣) 大阪市中央卸売市場東部市場開場、水産物卸売業務開始 |
1965-06 | 大栄水産㈱、㈱太源、大栄食品㈱の3社を合併し、大阪市中央区に大栄太源㈱設立 |
1967-04 | 和歌山県和歌山市に㈱和歌魚設立 |
1978-05 | 大阪府中央卸売市場開設に伴い北部支社を開設、水産物部卸売業者として業務許可(農林大臣) 大阪府中央卸売市場開場、北部支社水産物卸売業務開始 |
1980-06 | 福岡市東区に金丸商事㈱を設立 |
1981-10 | 大阪東部水産市場㈱より営業の一部譲受、水産物部卸売業者として業務許可(農林水産大臣) 大阪市中央卸売市場東部市場に東部支社を開設、東部支社水産物卸売業務開始 |
1983-04 | ㈱和歌魚を和歌山魚類㈱に商号変更 |
1985-10 | 佐賀県唐津市に金丸食品㈱を設立 |
1988-07 | 金丸商事㈱を㈱西日本食販に商号変更 |
1988-11 | 大栄太源㈱ 大阪証券取引所市場第二部に株式上場 |
1991-03 | 大阪証券取引所市場第一部に株式上場 |
1991-09 | 大阪水産物直売㈱を㈱スイチョクに商号変更 |
1993-04 | ㈱西日本食販、金丸食品㈱の2社を合併し、福岡市中央区にヤマハ食品㈱設立 |
2002-03 | 支社制度を廃止し、市場営業本部、商品事業本部、事務本部の3本部制に組織再編(事務本部については、2002年7月実施) |
2004-07 | ヤマハ食品㈱をやまは食品㈱に商号変更 |
2005-10 | 大阪府泉佐野市に鮮魚加工センター(名称:OUG加工センター)新設 |
2006-10 | OUGホールディングス㈱に商号変更し、全事業である荷受事業を会社分割し持株会社体制に移行 新設会社の商号は大阪魚市場㈱ |
2007-09 | 当社による株式の公開買付けにより、大栄太源㈱ 大阪証券取引所市場第二部上場廃止 |
2007-10 | 大阪魚市場㈱、和歌山魚類㈱、滋賀県魚市場㈱の3社が、大阪魚市場㈱を存続会社として合併し、㈱うおいちに商号変更(現 連結子会社) 当社との株式交換により、大栄太源㈱を完全子会社化 |
2008-04 | 大栄太源㈱、㈱スイチョク、やまは食品㈱の3社が、大栄太源㈱を存続会社として合併し、㈱ショクリューに商号変更(現 連結子会社) |
2010-01 | 本店移転(大阪市福島区野田二丁目13番5号) |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に株式上場 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
OUGホールディングス及びその子会社17社、関連会社2社は、幅広い水産物関連事業を展開しています。主な事業セグメントには、水産物荷受事業、市場外水産物卸売事業、養殖事業、食品加工事業、物流事業、リース事業、水産物仲卸事業、水産物小売事業が含まれます。
水産物荷受事業では、子会社の㈱うおいちが卸売市場で水産物の販売を行っています。市場外水産物卸売事業では、㈱ショクリューが世界数十カ国から輸入される冷凍海老をはじめとする水産物を国内の市場や量販店に販売しています。養殖事業では、㈱兵殖が九州や四国近海でハマチやブリ、マグロの養殖を手掛けています。
食品加工事業においては、関空トレーディング㈱が鮮魚加工センターで定塩鮭冷凍製品やサーモンのフィーレ加工を、ダイワサミット㈱がおにぎり等の米飯加工を、㈱トウニチ水産がカット野菜の加工をそれぞれ行っています。
物流事業では、舞洲流通センター㈱が大阪港舞洲食品流通センターで水産物の仕分け・配送を担当しています。リース事業を展開する㈱トップは、保険代理業とリース業を手掛けています。水産物仲卸事業では、㈱大京、㈱タイゲン、㈱モトイが中央卸売市場で水産物の販売を行っており、水産物小売事業では、㈱黒門三平が黒門市場や百貨店での水産物販売を行っています。
これらの事業を通じて、OUGホールディングスグループは水産物の流通から加工、販売に至るまでの一連のサプライチェーンをカバーしており、水産物業界におけるその地位を確固たるものにしています。
経営方針
OUGホールディングスは、水産物を中心とした事業を展開し、幅広いサプライチェーンをカバーすることで業界内での地位を確固たるものにしています。同社は、「水産物をコアとし、お客様に価値ある商品とサービスを提供することにより、食文化の発展に貢献する」という経営理念のもと、生産者から消費者までの水産物流通のトータルシステムを通じて社会に貢献し、企業価値の最大化を目指しています。
2021年度から2023年度の3年間を対象とした中期経営計画「OUGグループ中期経営計画2021」では、事業規模の拡大と利益率の向上を目的としています。この計画において、同社は売上高、営業利益、経常利益を重要な経営指標と位置づけ、資本効率の向上と財務体質の強化を目指しています。
中期経営計画の中で、同社は「鮮魚事業の拡大」、「加工事業の拡大」、「エリア戦略の推進」、「海外事業の推進」の4つの重点テーマを掲げています。これらのテーマを通じて、バリューチェーンの最適化を図り、グループ役職員の行動変容を促すことで業績の向上を目指しています。また、グループ情報基盤の整備や品質保証システムの構築、サスティナビリティへの取り組みなど、グループ経営基盤の強化にも努めています。
これらの戦略を実行することで、OUGホールディングスはお客様に価値ある商品とサービスを提供し、食文化の発展に貢献するとともに、企業価値の最大化を図っていく方針です。