カメイJP:8037

時価総額
¥768億
PER
21.1倍
エネルギー、食料、建設、自動車、海外・貿易、ペット、ファーマシー、その他の事業を展開、ガソリン販売からスーパーマーケット運営、調剤薬局運営まで幅広く手がける。

沿革

1903-07亀井文平(創業者)が宮城県塩釜にて、石油、砂糖、洋粉などの販売を開始。
1908-00日本石油株式会社(現 ENEOS株式会社)の三陸沿岸代理販売店となる。
1919-10酒類販売開始。
1925-00大日本酒類醸造株式会社と三陸沿岸の特約販売契約を締結。
1932-12個人営業を株式会社亀井商店に改組、本店を塩竈町(現 塩竈市)に置く。
自動車の販売開始。
1933-01麒麟麦酒株式会社(現 キリンビール株式会社)と三陸沿岸の特約販売契約を締結。
1936-03米国スタンダード・ヴァキューム石油会社(現 ENEOS株式会社)と特約販売契約を締結。
1937-09東北セメント株式会社(現 太平洋セメント株式会社)と特約販売契約を締結、セメント類の販売開始。
1949-04仙台市にガソリンスタンドを開設。
1953-10富士運輸倉庫株式会社(現 カメイ物流サービス株式会社)を設立(現 連結子会社)。
1954-05重油輸入外貨割当を受け、直輸入開始。
1955-09日本石油瓦斯株式会社(現 ENEOSグローブ株式会社)と特約販売契約を締結。
1956-04仙台トヨペット販売株式会社(現 仙台トヨペット株式会社)を設立(現 連結子会社)。
1965-06本社を仙台市に移転。
1973-03海外法人カメイ・ショウテン・オブ・アメリカを設立、国際化への対応のため貿易事業への進出。
1985-04CI(コーポレート・アイデンティティー)を導入し、社名を株式会社亀井商店よりカメイ株式会社に変更。
1986-10東京証券取引所市場第二部に上場。
1988-06東京証券取引所市場第一部に指定替(一部上場)。
1989-03決算期を12月31日から3月31日に変更。
1999-03山形トヨペット株式会社の株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。
2003-03創業100周年を迎える。
2010-042008年に株式を取得した株式会社オーシマと株式会社小野商事の合併により株式会社オーシマ小野商事発足(現 連結子会社)。
三興メイビス株式会社の株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。
2012-12Mitsuwa Corporationを傘下に置く、Wanoba Group Inc.(現 Kamei North America Co., Ltd.)の全株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。
2013-03創業110周年を迎える。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
2023-03創業120周年を迎える。

事業内容

カメイ株式会社とそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。これにはエネルギー事業、食料事業、建設関連事業、自動車関連事業、海外・貿易事業、ペット関連事業、ファーマシー事業、その他の事業が含まれます。

エネルギー事業では、ENEOS株式会社などの特約店として、石油製品やLPガスの販売、太陽光発電やLEDなどの環境商材の販売を行っています。食料事業では、農水産品や畜産品の販売、スーパーマーケットやフランチャイズ店舗の運営などを手掛けています。

建設関連事業では、住宅設備機器の販売や建設工事、リフォーム事業を展開。自動車関連事業では、トヨタ自動車の系列ディーラーとして国産車の販売や、輸入車の販売、レンタカー及びカーリース事業を行っています。

海外・貿易事業では、中国や東南アジア向けの製品輸出や、ロシアからの水産物輸入、米国やシンガポール、ベトナムでの食料品の輸出入卸販売などを手掛けています。ペット関連事業では、ペットフードやペット用品の販売、プライベートブランドの開発などを行っています。

ファーマシー事業では、調剤薬局の運営や処方薬の販売、在宅医療や介護関連事業を展開。その他の事業としては、物流サービス、情報機器やオフィス用品の販売、不動産賃貸、保険代理店業、人材派遣業、テレビ放送業、スポーツクラブの運営など、幅広い分野で事業を行っています。

カメイ株式会社グループは、これらの事業を通じて、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

カメイ株式会社とそのグループ企業は、地域社会に密着し、人々の生活に役立つ総合商社としての活動を展開しています。同社は、エネルギー、食料、建設関連、自動車関連、海外・貿易、ペット関連、ファーマシーなど、幅広い事業セグメントを通じて、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営戦略として、カメイ株式会社グループは、グループ全体の経営効率化を目指し、既存事業の推進と新商材の開発、新事業への参入による事業拡大を図っています。特に、新エネルギー、省エネルギー対応、環境関連事業への投資拡大、M&Aによる事業拡大と成長、グループ各社との連携強化、社員教育と社内研修の充実、財務面での資金効率化などに重点を置いています。

これらの戦略は、厳しい経営環境の中で、将来にわたる持続的成長を目指すものです。カメイ株式会社グループは、不透明な経済状況や環境意識の高まりといった外部環境の変化に対応し、新規顧客獲得、新商材・新事業の開発、M&Aを積極的に推進することで、経営基盤の拡充と国内外のネットワーク強化を図ります。さらに、人的資本とESGを重視した経営を行い、企業としての社会的責任を果たすことで、企業価値の更なる向上を目指しています。