カメイJP:8037

時価総額
¥927.4億
PER
7.8倍
エネルギー、食料、建設、自動車、海外貿易、ペット、ファーマシー、その他の多岐にわたる事業セグメントを展開する企業。

事業内容

カメイ株式会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。まず、エネルギー事業では、ENEOS株式会社の特約店としてガソリンや灯油、LPガスを販売し、太陽光発電やLEDなどの環境商材も取り扱っています。関連会社として、株式会社パシフィックや東北ガス株式会社などが挙げられます。

食料事業では、農水産品や畜産品、ビール、ワインなどを販売し、スーパーマーケットやフランチャイズ店舗の運営も行っています。株式会社樋口米穀やウイングエース株式会社などが関連会社として活動しています。

建設関連事業では、住宅設備機器や鋼材の販売、建設工事やリフォーム事業を展開しています。関連会社には、株式会社立花マテリアルやカメイエンジニアリング株式会社があります。

自動車関連事業では、仙台トヨペット株式会社や山形トヨペット株式会社がトヨタ車を販売し、カメイオート株式会社が輸入車を取り扱っています。レンタカー事業も展開しています。

海外・貿易事業では、三興メイビス株式会社がアジア向けに製品を輸出し、Mitsuwa Corporationが米国でスーパーマーケットを運営しています。シンガポールやベトナムでも事業を展開しています。

ペット関連事業では、株式会社オーシマ小野商事がペットフードや用品を販売し、プライベートブランドの開発も行っています。

ファーマシー事業では、調剤薬局を運営し、処方薬や一般医薬品を販売しています。関連会社には、株式会社まろんや株式会社遠藤薬局があります。

その他の事業として、カメイ物流サービス株式会社が配送業務を行い、ミツモト商事株式会社が情報機器を販売しています。また、不動産賃貸や保険代理店業、人材派遣業、テレビ放送業、スポーツクラブ運営なども手がけています。

経営方針

カメイ株式会社は、地域社会に密着し、人々の生活に役立つ総合商社としての成長を目指しています。同社は、環境の変化に柔軟に対応し、顧客に真の価値を提供することを基本方針としています。これにより、顧客や株主、取引先、地域社会、従業員との良好な関係を築き、持続的な成長を図っています。

同社の成長戦略は、既存事業の推進と新商材の開発、新事業への参入を通じた事業拡大に重点を置いています。特に、エネルギー、食料、建設、自動車、海外・貿易、ペット、ファーマシーの各分野での総合力を最大限に発揮し、効率的で安定供給可能な流通ネットワークの構築を進めています。

主要事業であるエネルギー、建設、自動車関連の拡大を図り、シェアアップや効率経営による利益基盤の強化を目指しています。また、拠点・物流の合理化や人的リソースの最適配置を通じて、営業利益率の向上を図っています。新規・成長分野への投資も積極的に行い、脱炭素への取り組みや海外事業の拡大を推進しています。

社員教育や社内研修の充実により、社員のスキルアップを図り、競争力のある組織への変革を進めています。さらに、資本効率性を意識した経営により、企業価値の向上を追求しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、社会的責任を果たすことを目指しています。