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NISSHAJP:7915
沿革
1946年12月 |
日本写真印刷株式会社設立(現:NISSHA株式会社) |
1948年10月 |
東京出張所開設(現:東京支社) |
1949年 9月 |
大阪出張所開設(現:日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社大阪支社) |
1961年10月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場(1979年9月、第一部に指定替え) |
1963年 5月 |
日写不動産株式会社設立(現:NISSHAビジネスサービス株式会社) |
1969年 4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場(1979年9月、第一部に指定替え) |
1987年 4月 |
名古屋営業所開設 |
1993年 1月 |
米国にNissha USA, Inc.設立 |
1995年 3月 |
マレーシアにSouthern Nissha Sdn. Bhd.設立(現:Nissha Precision Technologies Malaysia Sdn. Bhd.) |
1996年11月 |
韓国にNissha Korea Inc.設立 |
1999年12月 |
ナイテック工業株式会社設立(現:NISSHAインダストリーズ株式会社) |
2000年 1月 |
ナイテック・プレシジョン株式会社設立(現:NISSHAプレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社) |
2001年12月 |
中国に広州日写精密塑料有限公司設立 |
2002年 7月 |
中国に香港日寫有限公司設立 |
2004年 4月 |
中国に日写(昆山)精密模具有限公司設立 |
2005年 4月 |
ドイツにNissha Europe GmbH設立 |
2006年 1月 |
台湾に台灣日寫股份有限公司設立 |
2006年12月 |
ナイテック工業株式会社甲賀工場竣工 |
2007年 4月 |
ナイテック・プレシジョン株式会社第二工場竣工 |
2007年 4月 |
Southern Nissha Sdn. Bhd.工場竣工 |
2007年12月 |
Nissha USA, Inc.がEimo Technologies, Inc.(米国)を買収 |
2008年 9月 |
ナイテック工業株式会社甲賀第二工場竣工 |
2008年10月 |
日写不動産株式会社が日写興業株式会社を吸収合併 |
2008年11月 |
ナイテック・プレシジョン株式会社第三工場竣工 |
2009年12月 |
ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社設立(現:NISSHAプレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社) |
2009年12月 |
ナイテック・プレシジョン株式会社第五工場竣工 |
2012年 5月 |
中国に日写(深圳)商貿有限公司設立 |
2013年 4月 |
ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社がナイテック・プレシジョン株式会社を吸収合併 |
2013年 6月 |
株式会社エムクロッシング設立(※1) |
2014年 4月 |
株式会社エフエイトフォトスタジオを買収(現:NISSHAエフエイト株式会社) |
2014年 6月 |
エフアイエス株式会社を買収(現:NISSHAエフアイエス株式会社) |
2014年 8月 |
マレーシアにNissha Industrial and Trading Malaysia Sdn. Bhd.設立 |
2015年 1月 |
Nissha USA, Inc.とEimo Technologies, Inc.がPolymer Tech Mexico, S.A. de C.V.(メキシコ)を買収(現:Nissha PMX Technologies, S.A. de C.V.) |
2015年 4月 |
サイミックス株式会社を買収(現:NISSHAサイミックス株式会社) |
2015年 4月 |
日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社設立(2015年7月 情報コミュニケーション事業を承継) |
2015年 8月 |
Nissha Luxembourg Holdings SARL(ルクセンブルク)(同社は2016年9月16日付で清算結了)を買収し、同社およびその傘下にある事業会社のAR Metallizing N.V.(ベルギー)(現:Nissha Metallizing Solutions N.V.)およびそのグループ会社を子会社化 |
2015年12月 |
AR Metallizing N.V.(現:Nissha Metallizing Solutions N.V.)およびARM Embalagens Ltda.(ブラジル)(現:Nissha ARM Embalagens Trading Do Brasil Ltda.)を通じて、Málaga Produtos Metalizados Ltda.(ブラジル)を買収(現:Nissha Metallizing Solutions Produtos Metalizados Ltda.) |
2016年 9月 |
Nissha Medical International, Inc.(米国)がGraphic Controls Holdings, Inc.(米国)およびそのグループ会社を買収 |
2016年10月 |
Nissha Europe GmbHがSchuster Kunststofftechnik GmbH(ドイツ)(※2)およびBack Stickers GmbH(ドイツ)(※2)とそのグループ会社を買収 |
2016年12月 |
ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社がNissha Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)を設立 |
2017年10月 |
日本写真印刷株式会社からNISSHA株式会社に商号変更 |
2017年10月 |
Graphic Controls Acquisition SAS(フランス)(現:Nissha Medical Technologies Holding SAS)がFinancière Intégral SAS(フランス)(同社は2021年7月付でNissha Medical Technologies Holding SASに吸収合併)を買収し、同社およびその傘下にある事業会社のIntegral Process SAS(フランス)(現:Nissha Medical Technologies SAS)およびそのグループ会社を子会社化 |
2018年 5月 |
Graphic Controls Acquisition Corp. (Michigan)(米国)がHeart Sync, Inc.(米国)を資産買収 |
2018年 6月 |
Graphic Controls Acquisition Corp. (Connecticut)(米国)がSequel Special Products, LLC(米国)およびRSS Design, LLC(米国)を事業買収 |
2018年 9月 |
日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社が東京地区において展開する事業(一部を除く東京地区の商圏および事業基盤)を共同印刷株式会社に譲渡する株式譲渡契約を締結 |
2019年 1月 |
2018年9月に締結された共同印刷株式会社との株式譲渡契約により、新たに設立された共同日本写真印刷株式会社が事業活動を開始。また、日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社がナイテック印刷株式会社を吸収合併 |
2019年 2月 |
ポーランドにNissha SB Poland Sp.zo.o.を設立 |
2019年11月 |
ゾンネボード製薬株式会社を買収 |
2020年 1月 |
AR Metallizing N.V.(ベルギー)(現:Nissha Metallizing Solutions N.V.)がEurofoil Paper Coating GmbH(ドイツ)を買収(現:Nissha Metallizing Solutions GmbH) |
2020年 4月 |
2019年4月に少額出資済みのSparsha Pharma USA, Inc.の株式を2020年4月21日付で追加取得し、持分法適用関連会社化 |
2020年11月 |
Nissha Medical Technologies(米国)がオリンパスグループで医療機器の製造を手がける ノーウォーク工場(オハイオ州)を資産買収 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2023年 7月 |
ゾンネボード製薬八王子オフィス開設 |
2023年12月 |
ナイテック工業株式会社からNISSHAインダストリーズ株式会社に商号変更 |
2023年12月 |
ナイテック・プレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社からNISSHAプレシジョン・アンド・テクノロジーズ株式会社に商号変更 |
事業内容
NISSHA株式会社およびそのグループ会社(連結子会社62社、関連会社3社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、産業資材、ディバイス、メディカルテクノロジーの3つのセグメントに分類されます。
産業資材セグメントでは、IMD(In-Mold Decoration)、IML(In-Mold Labeling)、IME(In-Mold Electronics)、転写箔、射出成形、蒸着紙、サステナブル成形品などの製品を提供しています。これらは、自動車や家電製品の装飾部品、機能性部材などに使用されます。NISSHA USA, Inc.、Nissha Europe GmbH、Nissha Korea Inc.など、世界各地の子会社を通じて事業を展開しています。
ディバイスセグメントでは、フィルムタッチセンサー、フォースセンサー、ガスセンサーなどの製品を手がけています。これらは、スマートフォンやタブレット、家電製品、産業機器などに幅広く応用されています。NISSHAプレシジョン・アンド・テクノロジーズ㈱やNissha Vietnam Co., Ltd.などが、このセグメントの主要な関係会社です。
メディカルテクノロジーセグメントでは、低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなどの開発製造受託(CDMO)および自社ブランド品の製造・販売を行っています。Nissha Medical International, Inc.やGraphic Controls Holdings, Inc.などが、このセグメントにおける主要な関係会社です。
これらの事業を通じて、NISSHAは多様な産業に対して高付加価値な製品とサービスを提供し、グローバルな事業展開を進めています。
経営方針
NISSHA株式会社は、その長期ビジョンとして「サステナビリティビジョン」を掲げ、2030年に向けた目標を定めています。同社は、多様な技術と人材能力の結集・融合を通じて、メディカル、モビリティ、環境といったグローバルな社会課題の解決に貢献し、人々の豊かな生活の実現を目指しています。具体的には、医療課題の解決、安全・快適なモビリティの実現、循環型社会への貢献を目標としており、2050年のカーボンニュートラル達成に向けたCO2排出量の削減も進めています。
経済価値の創出においては、売上高3,000億円(うち1,500億円がメディカル分野)、ROE15%、営業利益率12%を目指しています。これを実現するために、第8次中期経営計画(3カ年)を2024年1月から運用し、安定的な成長と資本効率性の向上を志向しています。医療機器、モビリティ、サステナブル資材などの市場においては、オーガニックな成長とM&Aを通じた事業拡大を目指し、社会課題の解決に資する製品群・サービスの拡充を進めています。また、IT機器市場では、生産体制の最適化を含めた生産性・効率性の改善に取り組んでいます。
さらに、将来の持続的な成長を実現するために、自社開発に限らず業務提携やM&Aを通じて、新たな事業や製品群の開発を加速しています。これらの戦略は、事業機会の創出、リスクの低減、経営基盤の強化、ガバナンスの推進というマテリアリティに基づいており、2030年のあるべき姿を起点にバックキャストして具体的な戦略項目、KPIを設定し、取り組んでいます。