- 日本企業
- ダブルエー
ダブルエーJP:7683
沿革
2002年2月 3月 |
「直通企画有限会社」を設立 東京都世田谷区下北沢に「ORiental TRaffic」1号店を出店 |
2004年1月 4月 |
「直通企画株式会社」に組織変更 商業施設へ初出店(ORiental TRaffic ファミリ柏店) |
2005年4月 |
大きいサイズの商品を取扱開始 |
2006年1月 |
ECモールへ初出店(ORiental TRaffic 楽天市場店) |
2007年7月 |
「株式会社ダブルエー」に社名変更 東京都渋谷区恵比寿(旧)へ本社を移転 |
2008年2月 |
自社EC店舗(ORiental TRaffic ONLINE STORE)を出店 |
2011年3月 |
アウトレット形態店舗「ORiental TRaffic OUTLET」を展開 |
2012年7月 |
東京都渋谷区恵比寿(現)へ本社を移転 |
2013年3月 9月 11月 12月 |
台湾へ初出店(台北SOGO忠孝店) 国内出店数累計50店舗を達成 香港へ初出店(香港 Yuen Long YOHO Mall Ⅱ 店) 新ブランド「WA ORiental TRaffic」を展開 |
2014年9月 |
テレビCMを放送 |
2015年9月 |
新ブランド「NICAL」と「OR KIDS」を展開 |
2016年4月 |
中国最大のECモールへ出店(天猫店) |
2017年7月 8月 |
海外販路拡大のため「CAPITAL SEA SHOES COMPANY LIMITED」(香港)の株式を取得し子会社化 生産管理・品質管理のため「江蘇京海服装貿易有限公司」(中国)を設立 取り扱い商品を11サイズ(21.5cm~26.5cm)へ拡大 |
2018年3月 10月 |
国内出店数累計100店舗を達成 「ORiental TRaffic 公式アプリ」をリリース |
2019年5月 7月 9月 11月 |
新ブランド「ORTR」を展開 中国初の実店舗(上海 人民広場来福士店)を出店 マカオへ初出店(澳門 信達城店) 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2020年4月 5月 9月 |
JR山手線ラッピング広告を実施 高価格帯ブランド拡充のため「株式会社卑弥呼」の株式を取得し子会社化 「卑弥呼」海外初の実店舗(台湾 台北SOGO忠孝店)を出店 「卑弥呼」初のアウトレット形態店舗「卑弥呼 OUTLET」を展開 |
2021年8月 9月 |
「ORiental TRaffic 公式アプリ」をリニューアル(実店舗とEC店舗でポイント連携開始) 「NICAL」初の実店舗(NICAL近鉄あべのハルカス店)を出店 |
2022年4月 |
テレビCMを放送 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
事業内容
ダブルエーとそのグループ企業(CAPITAL SEA SHOES COMPANY LIMITED、江蘇京海服装貿易有限公司、CAPITAL SEA SHOES LIMITED、株式会社卑弥呼)は、婦人靴を中心に自社商品の企画・販売を行っています。事業内容は、商品の企画開発、検査検品、販売業務に大別されます。
商品の企画開発では、国内外のファッショントレンド調査や消費者ニーズの反映に努め、パートナー工場でのサンプル製造を経て商品化を決定しています。検査検品業務では、生産管理体制の評価や品質維持のため、定期的な巡回指導や第三者機関による耐久性・安全性の検査を実施しています。
販売業務は、国内外の実店舗とEC店舗を通じて行われており、オンライン販売では自社ECサイトや大手ECモールへの出店を通じて、予約販売や在庫最適化を図っています。また、他社ブランドでの委託販売も行い、相互の商品力と販売力を活かしています。
ダブルエーは、複数のブランドを展開しており、それぞれ異なるコンセプトを持っています。例えば、「オリエンタル トラフィック」は遊び心のあるデザインを、「ダブルエー」はナチュラル&フェミニンをコンセプトにした商品を提供しています。その他、「オーアールティーアール」は機能性とファッション性を融合したスポーツブランド、「ニカル」は都会的で洗練されたデザイン、「ヒミコ」はベーシックデザインで長く愛される商品、「ウォーター マッサージ」は疲れにくく歩きやすいシューズを提案しています。
これらのブランドを通じて、ダブルエーは多様な顧客ニーズに応える商品展開を行っており、国内外での販売網を広げています。
経営方針
ダブルエーは、婦人靴と婦人服を中心に、自社商品の企画開発及び販売を行っている企業です。同社は、企業理念「いつでも想像以上に満足のできる商品・サービスを提供します。」のもと、株主、顧客、取引先、従業員、そして社会全体との共栄を目指し、持続的な成長と企業価値の最大化に努めています。
成長戦略として、ダブルエーは仕入れコストと物流コストの圧縮、販売チャネルの拡大、販売促進プロモーションの強化に注力しています。また、靴業界における既存サプライチェーンの見直しを図り、中間マージンの低減に努めてきました。今後は、効率化の一層の推進と、各販売チャネルの特性に合わせたブランドポートフォリオの最適化を進め、持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。
経営環境の変化に対応するため、ダブルエーは商品企画開発力の向上、グローバル・サプライチェーンマネジメントの強化、事業構造のデジタル化推進、中高価格帯ブランド「NICAL」の成長、海外事業の拡大など、複数の重点領域に取り組んでいます。これらの施策を通じて、顧客満足度の向上と市場ニーズへの迅速な対応を図ります。
さらに、ダブルエーは、自社で企画開発した商品をパートナー工場で生産し、直接お客様の声を聞きながら商品開発を行う一気通貫の体制を構築しています。これにより、高品質な商品提供を可能にし、企業理念の実現に尽力しています。
経営上の目標として、ダブルエーは収益性と資本効率を重視し、売上高及び売上高営業利益率を重要な経営指標と位置付けています。これらの指標を基に、中長期的な企業価値の向上に向けた経営課題に取り組んでいます。