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第一興商JP:7458
事業内容
第一興商は、業務用カラオケ機器の販売や賃貸、通信カラオケの音源・映像コンテンツの提供を行っています。国内では、北海道第一興商や東北第一興商などの子会社がこれを支えています。海外では、韓国第一興商や第一興商(上海)電子有限公司が活動しています。
また、第一興商はカラオケルームや飲食店舗の運営も手がけています。国内では、株式会社Airsideがこの分野での事業を展開しています。これにより、エンターテインメントと飲食の融合を図っています。
音楽ソフトの制作と販売も第一興商の重要な事業です。日本クラウン株式会社や徳間ジャパンコミュニケーションズなどがこの分野で活動しています。これにより、音楽業界への貢献を続けています。
その他の事業として、第一興商はパーキング事業や不動産賃貸、BGM放送事業を展開しています。株式会社クレストや株式会社ディーケーファイナンスがこれらの事業を支えています。これにより、多角的なビジネス展開を実現しています。
経営方針
第一興商は、「もっと音楽を世に もっとサービスを世に」を掲げ、カラオケを通じた音楽文化の振興と楽しいコミュニケーションの場の提供を基本方針としています。この方針のもと、同社はカラオケ事業を核に事業拡大と高収益の確保を目指し、ステークホルダーの期待に応える企業を目指しています。
同社は、自己資本当期純利益率(ROE)や営業利益率を重視し、1株当たり利益(EPS)の増加を目指しています。これにより、継続的かつ安定的な成長と企業価値の向上を図っています。
成長戦略として、業務用カラオケ事業とカラオケ・飲食店舗事業に経営資源を投入し、「DAM」や「ビッグエコー」のブランド価値を高めることに注力しています。また、成長事業であるパーキング事業の育成にも力を入れています。
業務用カラオケ事業では、新フラッグシップモデル「LIVE DAM WAO!」を発売し、音質向上や新機能を搭載しています。これにより、カラオケ利用者の拡大を図り、DAM稼働台数の増加を目指しています。
カラオケ・飲食店舗事業では、最新機種の早期導入を通じて集客を図り、顧客満足度の向上に努めています。また、新たなブランド開発や幅広い客層の開拓にも注力しています。
音楽ソフト事業では、新人アーティストの発掘やヒット曲の創出に努め、音楽出版事業にも注力しています。これにより、堅実な収益モデルの構築を目指しています。
パーキング事業では、M&Aを含む新規施設開拓を進め、「ザ・パーク」ブランドの認知拡大に努めています。これにより、事業規模のさらなる成長を図っています。
2026年2月には本社機能の移転を予定しており、部門間のコミュニケーションを活性化し、生産性向上と新たなイノベーションの創出を図ります。これにより、企業価値の向上と社会貢献を目指しています。