デコルテ・ホールディングスJP:7372株価

時価総額
¥23.9億
PER
9倍
フォトウエディング等のスタジオ事業とフィットネスジム運営の有力企業。屋内スタジオ・ロケーション撮影と和装・洋装の衣裳貸出を展開、2023年の利用推計26.7万組。フォトウエディングの国内市場規模を2023年で529億円と推計。首都圏を中心に国内でブランド合計33店舗を展開。

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事業内容

デコルテ・ホールディングスは持株会社で、グループ全体の経営方針策定と管理を行っています。同社は主にフォトウエディングを中核とするスタジオ事業と、兵庫県を中心に展開するフィットネスジム事業を運営しています。

主要な顧客は結婚を控えたカップルや家族で、撮影プランの相談、衣裳レンタル、ヘアメイク、撮影、写真データやアルバムの販売といったサービスで収益を得ています。同社は都市部の利便性の高い立地に大型店舗を配置し、1回あたりの撮影単価を約19.9万円と見立てる中で、2023年のフォトウエディング市場を約529億円と推計しており、別撮り需要の高まりを受けて利用者増を見込んでいます。

事業は屋内スタジオ撮影と屋外ロケーション撮影に分かれ、同一店舗で相談から衣裳合わせ、メイク、撮影、納品まで一貫して行っています。ブランド面では首都圏を中心とする「スタジオAQUA」や関西中心の「スタジオTVB」、記念写真向けの「HAPISTA」などを展開し、振袖・袴レンタルや衣裳専用ブランド、ペット撮影などの周辺サービスも展開するとともに、ジム事業「40minutes」も運営しています。

経営方針

デコルテ・ホールディングスは、2028年9月期までを対象とした中期経営計画で「フォトウエディングサービスのさらなる成長」と「ライフフォトカンパニーの礎を創る」の二本柱を掲げ、今後4年間でこれらを達成することを目指しています。直近ではフォトウエディングの撮影組数とHAPISTA等を合わせて年間約2万組のサービス提供を行っており、1回あたりの平均単価を約19.9万円と想定する中で、国内市場規模を約529億円と見立てて利用者拡大を図っています。経営上の評価指標としては、営業利益に本社費などを加減した「調整後営業利益」を用い、事業拡大と収益改善の両面で進捗を管理しています。

重点投資分野は「人材」と「商品力」の強化です。同社はフォトグラファーとメイクアップアーティストを外注せず正社員で雇用し、2025年9月時点でフォトグラファー172名、メイクアップアーティスト189名を確保しています。入社1年、2年、5年以上という等級別の研修目標を設定して技術の均質化を図り、高品質な撮影体験で差別化を図っています。衣裳についてもデザイン内製化や仕入先との直接交渉で和装・洋装の品ぞろえを充実させ、独自のオリジナル衣裳の拡充で品質とコストの両面をコントロールしています。

新市場開拓では未出店地域や高ポテンシャル市場への出店、郊外向けの省スペース型店舗やリゾート型店舗の展開を進めると同時に、M&Aも活用して子ども写真や成人式領域などアニバーサリー分野へ事業を拡大します。送客提携の強化も重視しており、IBJとの資本業務提携(2025年4月25日付)をはじめ結婚式場やジュエリー企業などからの送客で顧客基盤の安定化と拡大を図っています。加えて訪日観光の回復を受け、香港に限らずシンガポールやインドネシア等でのマーケティングを強化しインバウンド需要の取り込みも進めています。

技術面ではウェブ集客の内製化とデジタル発信を柱にしています。自社でウェブサイト制作チームを持ち、検索で上位を取るための対策(検索エンジン対策)と定期的な更新を行うとともに、社員によるSNS発信を積極活用して認知を高めています。予約の入口は自社サイトが中心であることから、ウェブ経由の集客力強化や送客提携の拡大、営業フローと店舗オペレーションの効率化による稼働率改善を組み合わせて、収益性の向上と市場そのものの拡大を実現しようとしています。