デコルテ・ホールディングスJP:7372

時価総額
¥17.4億
PER
10.3倍
持株会社として経営管理を行い、フォトウエディングやフィットネスジム「40minutes」を運営。

沿革

2001-11旧株式会社デコルテ(本社:大阪市淀川区、代表取締役:小林健一郎)を設立
2001-12サロン・ド・デコルテを兵庫県芦屋市に開店、エステティックサービスの提供を開始
2002-08チャイニック・ボディ梅田を大阪市北区に開店、リラクゼーションマッサージサービスの提供を開始
2003-10本社を兵庫県芦屋市に移転
2004-02株式会社斎憲に出資
2004-03東京都港区にSt. AQUAを開店し挙式(チャペルウエディング)のプロデュースを開始
2004-07サロン・ド・デコルテを営業譲渡、エステティック事業より撤退
2007-01株式会社斎憲を吸収合併
2008-01STUDIO TVBを大阪市西区に、STUDIO AQUAを東京都港区に開店し、フォトウエディングサービスの提供を開始
2010-01STUDIO AN及びAN WEDDING WITHを福岡市博多区に開店、九州地区に進出
2010-07フォトウエディングサービスにおける初の単独店舗となるSTUDIO TVB 梅田店 を大阪市北区に開店
2010-08フォトウエディングサービスにおける関東地区初の単独店舗となるSTUDIO AQUA 新宿店 を東京都新宿区に開店
2011-0440minutes芦屋店を兵庫県芦屋市に開店し、フィットネスジムサービスの提供を開始
2011-05東京都港区にTHE DRESS SHOP 東京店、大阪市西区に南堀江店、福岡市博多区に福岡店を開店し、ドレス及び着物のレンタルサービスの提供を開始
2011-07STUDIO 8 を名古屋市中区に開店し東海地区に進出
2011-10大阪府泉佐野市にCES DEPARTURESを開店し、ホテル挙式の運営サービスの提供を開始
2013-11東京都台東区にBEARS TABLE 及び HAPPY VERY MUCH を開店し、オリジナル挙式のプロデュースを開始
2014-01京都市下京区に和婚スタイル京都店を開店し、神社婚のプロデュースを行う「和婚スタイル」の営業を開始
2015-04沖縄県北谷町にSTUDIO SUNS を開店、沖縄地区に進出
2015-06大阪市西区にHAPISTA を開店しアニバーサリーフォトサービスの提供を開始
2016-12東京都千代田区においてCCH6a株式会社(現株式会社デコルテ・ホールディングス)を設立
2017-01旧株式会社デコルテの全株式を取得し子会社化
2017-07北海道旭川市にSTUDIO SOLA を開店、北海道地区に進出
2017-10CCH6a株式会社を存続会社、旧株式会社デコルテを消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社デコルテに変更。本社を兵庫県芦屋市へ移転
2018-10新設型の会社分割により、株式会社Decollte Photography(現株式会社デコルテ)、株式会社Decollte Wedding及び株式会社Decollte Wellnessを設立。持株会社体制へ移行
株式会社Decollte Wellnessの全株式を株式会社メディロムへ譲渡しリラクゼーション事業から撤退
2019-11CES DEPARTURESを閉店し、ホテル挙式運営サービスから撤退
2020-04商号を株式会社デコルテ・ホールディングスへ変更
株式会社Decollte Photographyを存続会社、株式会社Decollte Weddingを消滅会社とする吸収合併を実施
2020-05BEARS TABLE 及び HAPPY VERY MUCH を閉店し、オリジナル挙式のプロデュースから撤退
2020-07St. AQUAを株式会社メモリード東京へ事業譲渡し、チャペルウエディングのプロデュースから撤退
2020-11「和婚スタイル」及び「THE DRESS SHOP」の全店舗を株式会社ベスト―アニバーサリーへ事業譲渡し、神社婚のプロデュース及びドレス及び着物のレンタルサービスから撤退
2021-04アニバーサリーフォトサービスにおける関東地区初の店舗HAPISTA TOKYOを東京都台東区に開店
2021-06東京証券取引所マザーズに株式を上場
2021-07大都市圏近郊のリゾートエリアにおける初の常設リゾート型店舗となるSTUDIO AQUA軽井沢店を開店
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行

事業内容

デコルテ・ホールディングスは、持株会社としてグループの経営方針策定と経営管理を行っています。同社グループは、フォトウエディングサービスを提供するスタジオ事業と、パーソナルトレーニングを中心としたフィットネスジムの運営を二大柱としています。フォトウエディングサービスでは、結婚式や披露宴とは別日に結婚写真を撮影するサービスを提供し、特に「前撮り」「別撮り」としての需要が高まっています。このサービスは、結婚式当日の忙しさから解放され、思い出に残る写真を撮影したいというニーズに応えています。

デコルテ・ホールディングスは、「Happiness」「Beauty」「Wellness」をテーマに、顧客の幸福に寄り添うサービスを展開しています。フォトウエディングでは、スタジオ撮影とロケーション撮影の二つを提供し、特にスタジオ撮影では、和室や和庭園を再現した独自のテーマを持つスタジオでの撮影が顧客から支持を得ています。また、ロケーション撮影では、四季折々の美しい風景の中で撮影を行い、和装や洋装の豊富なラインナップから選べる衣装選択も魅力の一つです。

同社グループは、首都圏を中心に「スタジオAQUA」、関西圏を中心に「スタジオTVB」など、複数のブランド名でフォトウエディングサービスを展開しています。また、アニバーサリーフォトサービスとして「HAPISTA」を運営し、子供や家族写真の撮影サービスも提供しています。さらに、フィットネスジム「40minutes」を兵庫県で展開するなど、多角的な事業を展開しています。

デコルテ・ホールディングスは、結婚式や披露宴を行わないカップルの間でもフォトウエディングの需要が高まっていることを背景に、今後も成長が見込まれる事業領域でサービスの提供を続けています。

経営方針

デコルテ・ホールディングスは、顧客の幸福を追求する「Happiness」「Beauty」「Wellness」をテーマに掲げ、フォトウエディングサービスを中心に事業を展開しています。同社は、年間約2万組のお客様にサービスを提供し、フォトウエディングサービスのさらなる成長、ライフフォトカンパニーの礎を創る、インバウンド向け事業の強化を2026年9月期までの中期経営計画のテーマとしています。これらのテーマの下、フォトウエディングサービスの成長とアニバーサリーフォトサービスの成長、その他のライフイベント領域への事業拡大に注力しています。

同社は、フォトウエディングのリーディングカンパニーとして市場を広げる活動を進め、新規出店や投資効率の高い集客強化策、業務のセンター化など事業効率を高める取り組みを進めています。また、HAPISTAの店舗収益力を高めた上で新規出店を再開し、ブランド認知を高めるため首都圏での出店を加速しています。インバウンド向け事業では、香港でのマーケティング活動を再開し、中国本土及び台湾でのマーケティング活動を順次開始しています。

これらの成長戦略を実現するため、同社はフォトグラファー、メイクアップアーティストの人材確保及び育成、Web集客力の強化、衣裳の品質管理、地域に根差した店舗展開など、具体的な取り組みを実行しています。特に、フォトウエディング事業領域の拡大及びライフイベント領域への展開加速に力を入れ、フォトジェニックジャーニーや家族フォトウエディングなどの新しいサービスを提供し、インバウンド市場の拡大にも注力しています。これらの取り組みを通じて、デコルテ・ホールディングスは中期経営計画期間においてフォトウエディングサービスの店舗を9店舗、アニバーサリーフォトサービスの店舗を23店舗出店する計画です。