東京通信グループJP:7359

時価総額
¥53.3億
PER
18.7倍
インターネットメディア事業では、国内外向けカジュアルゲームアプリの提供、プラットフォーム事業では電話占い「カリス」の運営、インターネット広告事業ではデジタルマーケティングの展開、その他にはメタバース事業やデジタルサイネージ事業を手がける。

沿革

2015年5月

東京都渋谷区に株式会社東京通信を設立し、スマートフォンメディア事業(現インターネットメディア事業)を開始

2017年2月

事業ポートフォリオの拡充を図るため、株式会社テクノロジーパートナー(連結子会社)を設立し、広告代理事業(現インターネット広告事業)を開始

2017年7月

事業ポートフォリオの拡充を図るため、東京都渋谷区恵比寿南にBASE Partners有限責任事業組合(連結子会社、現TT1有限責任事業組合)を設立し、投資事業を開始

2020年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2021年4月

事業ポートフォリオの拡充を図るため、株式会社ティファレトを完全子会社化し、プラットフォーム事業を開始

2021年8月

アプリ事業の名称をインターネットメディア事業、広告代理事業の名称をインターネット広告事業へ変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行

事業ポートフォリオの拡充を図るため、株式会社ANAPとの合弁会社である株式会社ピーカンを設立し、ライブコマース事業を開始

2022年6月

事業ポートフォリオの拡充を図るため、株式会社デジタルビジョンインダストリー及び株式会社メタバースエースクラブを設立し、デジタルサイネージ事業及びメタバース事業を開始

2022年9月

事業ポートフォリオの拡充準備のため、株式会社シーカーズポートを設立

2022年11月

東京都港区に本社を移転

事業内容

東京通信グループは、インターネットメディア事業、プラットフォーム事業、インターネット広告事業、その他の事業セグメントで構成されています。インターネットメディア事業では、国内外向けのカジュアルゲームアプリやハイパーカジュアルゲームアプリ、Play-to-Earn領域のインセンティブゲームを提供しており、アプリ内広告を通じた収益モデルを展開しています。

プラットフォーム事業では、株式会社ティファレトが運営する電話占い「カリス」を中心に、ユーザーと鑑定師のマッチングサービスを提供。また、ヘルスケア事業では、健康管理やトレーニング、自社開発のプロテインやサプリメントのEC販売を含む、ヘルスケア関連の包括的なサービスを「OWN.」ブランドで展開しています。

インターネット広告事業においては、株式会社テクノロジーパートナーがデジタルマーケティング事業を手掛け、広告の配信・管理や運用コンサルティング、広告メディアの企画・運営などを行っています。

その他の事業セグメントでは、投資事業、メタバース事業、デジタルサイネージ事業、新規事業開発など、多岐にわたる分野での事業展開を進めています。これらの事業を通じて、東京通信グループは多様なニーズに応えるサービスを提供し、成長を続けています。

経営方針

東京通信グループは、デジタル化が進む社会において、中長期的な企業価値の向上と持続的な成長を目指しています。同社は、「創造によって世界中のエモーショナルを刺激する」というPURPOSEを掲げ、Digital Well-BeingをVISIONとしています。MISSIONは、「人々の心を豊かにするサービスを創造し続ける」ことであり、これを実現するために、VALUEを大切にしながら事業活動を推進しています。

同社の成長戦略は、インターネットメディア事業とプラットフォーム事業を成長ドライバーと位置付け、海外市場への展開を強化しています。特に、ハイパーカジュアルゲームアプリのグローバル展開や、電話占い「カリス」、ヘルステックアプリ「OWN.App」などの新規サービス開発に注力しています。これらの事業を通じて、既存事業の強化と新たな収益の柱の構築を目指しています。

また、事業ポートフォーリオの拡充にも取り組んでおり、戦略的な投資やM&Aを積極的に行い、事業領域の拡大を図っています。これにより、特定の事業領域に偏ることなく、多様なニーズに応えるサービス提供を目指しています。

人材の確保と育成、コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化、新技術の活用など、経営基盤の強化にも注力しています。これらの取り組みを通じて、中長期的に成長可能な事業の確立と、持続的な成長を実現することを目指しています。