第四北越フィナンシャルグループJP:7327

時価総額
¥2076.6億
PER
28.1倍
銀行業務、リース業務、証券業務、保証業務、クレジットカード業務など、幅広い金融サービスを提供。

沿革

 2017年4月

 株式会社第四銀行及び株式会社北越銀行(以下、総称して「両行」という)は、経営統合
 検討に関する「基本合意書」を締結。

 2018年3月

 両行間で「経営統合契約書」を締結。

 2018年5月

 両行間で「株式移転計画書」を共同で作成。

 2018年6月

 両行の定時株主総会において、両行が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両行が
 その完全子会社となることについて決議。

 2018年10月

 当社設立により、両行が当社の完全子会社となる。当社普通株式を東京証券取引所市場第

 一部に上場。「第一次中期経営計画」スタート。

 2019年5月

 第四北越キャリアブリッジ株式会社を設立。

 2019年10月

 第四北越証券株式会社を完全子会社化。

 2021年1月

 当社の完全子会社である両行が合併し、株式会社第四北越銀行が発足。

 2021年4月

「第二次中期経営計画」スタート。

 2021年10月

 第四北越リース株式会社、第四北越キャピタルパートナーズ株式会社並びに第四北越リサ
 ーチ&コンサルティング株式会社を完全子会社化。

 2022年4月

 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年10月

 第四ジェーシービーカード株式会社、第四ディーシーカード株式会社、北越カード株式会
 社並びに第四コンピューターサービス株式会社を完全子会社化。

事業内容

第四北越フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、保証業務、クレジットカード業務など、多岐にわたる金融サービスを提供している企業グループです。同社グループは、第四北越銀行をはじめとする連結子会社13社で構成されており、非連結子会社も4社保有しています。

第四北越銀行では、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務のほか、代理業務や国債等公共債、証券投資信託・保険商品の窓口販売業務等を行い、顧客に幅広い金融商品・サービスを提供しています。

リース業務においては、第四北越リース株式会社及び北越リース株式会社が地元事業者を中心にサービスを提供。証券業務では、第四北越証券株式会社が有価証券の売買や委託の媒介、募集及び売出しの取扱い等を通じて、地域の顧客の資産運用や資金調達をサポートしています。

その他の事業として、保証業務、クレジットカード業務、人材紹介業務等も行っており、質の高い商品・サービスの提供により顧客満足度の向上を目指しています。これらの事業展開により、第四北越フィナンシャルグループは地域経済の発展に貢献し、顧客の多様なニーズに応える金融サービスを提供しています。

経営方針

第四北越フィナンシャルグループは、信頼される金融グループとして地域社会の発展に貢献し続けることを経営理念としています。同社は、金融仲介機能及び情報仲介機能の発揮による新たな価値の創造と、経営の効率化を進めることで、お客様や地域から圧倒的に支持される金融・情報サービスグループを目指しています。

第二次中期経営計画(2021年4月〜2024年3月)では、「シナジー効果の最大化」を最重要テーマに掲げています。この計画では、合併シナジー、グループシナジー、そして地方銀行最大の広域アライアンスである「TSUBASAアライアンス」によるTSUBASA連携シナジーの3つのシナジーを発揮することで、計画最終年度の連結当期純利益201億円、連結OHR(オペレーショナル・ヘルス・レシオ)65%台を目標としています。

基本戦略としては、収益力の強化、経営の効率化、健全性の維持・向上を掲げ、これらの実現に向けて5つの戦略に取り組んでいます。具体的には、シナジー効果の発揮、生産性の飛躍的向上、人的資本経営の実践、リスクマネジメントの深化、サステナビリティ経営の実践が挙げられます。

また、同社グループは、持続的な価値創造や競争優位を生み出す源泉である「人的資本」の価値向上に向けて、2023年4月より、第二次中期経営計画の基本戦略「人財力の育成・強化」を「人的資本経営の実践」に変更しています。

経営環境の変化に対応し、新たな成長ステージに向けたステップとして、第四北越フィナンシャルグループは、合併シナジー、グループシナジー、TSUBASA連携シナジーを最大限に活用し、地域社会への貢献と持続的成長を目指しています。