カーメイトJP:7297

時価総額
¥73億
PER
34.2倍
車用品、運搬架台・タイヤ滑止、ケミカル類、電子・電気機器の製造・販売とスノーボード関連スポーツ用品、自転車関連商品の販売を手がける。

沿革

1966年6月
 

自動車用品の製造及び販売を目的として、東京都練馬区豊玉北5丁目25番地に株式会社カーメイトを設立。

1968年6月

本社を東京都中野区江原町3丁目12番1号に移転。

1974年3月

本社を東京都新宿区榎町3番地(現、72番地)牛込榎町ビルに移転。

1976年10月

農村地域工業導入促進制度を利用して、茨城県結城市才光寺農工団地に結城工場を新設。

1977年4月

大阪市淀川区西宮原に大阪連絡事務所(現、大阪営業部)を開設。

1981年6月

札幌市豊平区西岡1条に札幌事務所(現、札幌営業所)を開設。

1984年4月

福岡市南区井尻に福岡事務所(現、福岡営業所)を開設。

1985年2月

名古屋市名東区牧の里に名古屋事務所(現、名古屋営業部)を開設。

1987年9月

東南アジアにおける資材の調達及び製品組立のため、香港にCARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.を設立。(現、連結子会社)

1988年5月

物流の効率化を目的として、カーメイト物流株式会社を設立。(現、連結子会社)

1988年8月

結城物流センターを竣工、開設。

1990年4月

仙台市青葉区片平に仙台営業所を開設。

1994年9月

日本証券業協会の承認を得て店頭登録。

1996年12月

中国深セン市に自動車用品等の製造販売を目的として快美特汽車精品(深セン)有限公司を設立。(現、連結子会社)

1998年8月

品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の認証を取得。(対象製品:「非金属タイヤチェーン」、「チャイルドシート」、「ルーフシステムキャリア」及び「リアシステムキャリア」の設計・開発・製造及び付帯サービス)

1999年10月

米国にCar Mate USA,Inc.設立。(現、連結子会社)

2000年4月

環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得。(対象事業所:結城工場)

2004年10月

本社と開発本部を統合し東京都豊島区長崎5丁目33番11号に移転。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2005年4月

中国上海市に烈卓(上海)貿易有限公司設立。(現、連結子会社)

2006年3月

名古屋市名東区本郷に名古屋営業所(現、名古屋営業部)移転。

2007年3月

札幌市白石区菊水7条に札幌営業所移転。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年5月

仙台市青葉区五橋に仙台営業所移転。

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2012年3月

大阪市淀川区西中島6丁目1番1号に大阪営業部移転。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所「スタンダード市場」へ移行。

2022年6月

吹田市豊津町9番1号に大阪営業部移転。

事業内容

カーメイトは、自動車関連製品およびアウトドア・レジャー・スポーツ関連製品の製造と販売を行う企業グループです。このグループは、カーメイト本体と5つの関係会社で構成されています。事業は大きく分けて2つのセグメントに分類されます。

まず、自動車関連事業では、車用品、運搬架台・タイヤ滑止め、ケミカル製品、電子・電気機器などの製造と販売を手掛けており、グループ全体の売上の約90%を占める主力事業です。このセグメントにおける主な関係会社には、米国のCar Mate USA, Inc.があり、主に販売を担当しています。また、中国の快美特汽車精品(深セン)有限公司(CARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.の100%所有の間接子会社)は、車用品の製造を行っています。カーメイト物流㈱は、この事業の製品の物流業務を担っています。

次に、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業では、スノーボード関連製品を中心に、スポーツ用品の製造・販売および自転車関連商品の販売を行っています。このセグメントにおいても、快美特汽車精品(深セン)有限公司が一部製品の製造・販売を、カーメイト物流㈱が物流業務をそれぞれ担当しています。

カーメイトは、これら2つのセグメントを通じて、幅広い製品ラインナップを提供し、自動車愛好家やアウトドア・スポーツ愛好家のニーズに応えています。

経営方針

カーメイトは、快適なカーライフを提供し、豊かで幸せな社会の実現を目指しています。同社は、「CREATE―創造―」を企業理念に掲げ、安全で環境に配慮した製品の開発に注力しています。また、企業価値の増大を通じて、株主や取引先を含む関係者の信頼と期待に応えることを行動指針としています。経営目標としては、売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率10%以上、1株当たり当期純利益金額100円以上を掲げています。

経営環境の変化に対応するため、カーメイトはトータルコストの削減、新技術・新発想による製品開発、サステナビリティの強化、海外売上の拡大などに取り組んでいます。また、新型コロナウイルス対策として、従業員の健康と安全を最優先に考え、在宅勤務や時差出勤の実施により感染リスクの低減に努めています。

同社は、自動車関連事業とアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業の2つのセグメントに事業を分類しており、幅広い製品ラインナップを提供しています。今後の経済情勢においても、新製品・新サービスの市場導入強化、安全・安心なモノづくり、サステナビリティの強化、海外市場への積極的な展開、新規チャネル・新規顧客の開拓、新ビジネスモデルへの取り組みなどを継続していく方針です。

カーメイトは、これらの成長戦略を推進することで、不透明な経済環境の中でも持続的な成長を目指しています。