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小糸製作所JP:7276
沿革
1915年4月 |
小糸源六郎商店創業(東京・京橋) 鉄道信号灯用フレネルレンズの販売開始 |
1935年2月 |
品川工場開設 |
1936年4月 |
株式会社小糸製作所設立 資本金250万円 |
1943年4月 |
静岡工場開設 |
1949年5月 |
株式を東京、大阪両証券取引所に上場 |
1957年8月 |
小糸電機株式会社設立 |
1957年10月 |
オールグラス・シールドビームヘッドランプ生産・販売開始 |
1957年12月 |
大阪府に大阪支店開設 |
1962年1月 |
小糸電機株式会社を吸収合併 |
1967年4月 |
小糸工業株式会社へ営業の一部を譲渡 |
1968年8月 |
米国イリノイ州にシカゴ事務所開設 |
1970年3月 |
東京・港区に本社屋開設 |
1970年10月 |
愛知県に豊田支店開設 |
1972年7月 |
静岡県に航空電装・電子工場開設 |
1972年12月 |
広島県に広島支店開設 |
1977年8月 |
静岡県に榛原工場開設 |
1978年7月 |
ハロゲンヘッドランプ生産・販売開始 |
1979年6月 |
異形ヘッドランプ生産・販売開始 |
1982年4月 |
自動車用ハロゲン電球生産・販売開始 |
1983年4月 |
米国イリノイ州に「ノースアメリカンライティングインク」設立 |
1986年8月 |
タイ国バンコク市に「タイコイトカンパニーリミテッド」設立 |
1986年9月 |
静岡県に吉川工場開設 |
1986年12月 |
静岡県に相良工場開設 |
1987年7月 |
ノースアメリカンライティングインク セーラム工場開設 |
1988年3月 |
小糸工業株式会社 東京証券取引所市場第二部に上場 |
1988年4月 |
台湾「大億交通工業製造股份有限公司」へ資本参加(現・連結子会社) |
1989年2月 |
中国に「上海小糸車灯有限公司」設立 |
1992年5月 |
静岡県に富士川工機工場開設 |
1993年2月 |
米国ミシガン州にノースアメリカンライティングインク 技術センター開設 |
1996年5月 |
英国「ブライタックスベガリミテッド」へ資本参加 |
1996年7月 |
ディスチャージヘッドランプ生産・販売開始 |
1997年3月 |
静岡工場に技術センター開設 |
1997年4月 |
インドに「インディアジャパンライティングプライベートリミテッド」設立(現・連結子会社) |
1997年7月 |
韓国「株式会社インヒライティング」へ資本参加 |
1997年10月 |
大億交通工業製造股份有限公司 台湾証券交易所に上場 |
1998年7月 |
タイコイトカンパニーリミテッドを子会社化(現・連結子会社) |
1998年7月 |
ブライタックスベガリミテッドを子会社化 |
1998年10月 |
ノースアメリカンライティングインクを子会社化(現・連結子会社) |
1999年4月 |
ブライタックスベガリミテッドを「コイトヨーロッパリミテッド」に社名変更(現・連結子会社) |
2001年3月 |
チェコに「コイトチェコs.r.o.」設立(現・連結子会社) |
2002年7月 |
ノースアメリカンライティングインク パリス工場開設 |
2003年2月 2003年4月 |
世界初 スイブル式AFS(配光可変型ヘッドランプ)生産・販売開始 ディスチャージバルブ生産・販売開始 |
2004年7月 |
世界初 水銀フリーディスチャージヘッドランプ生産・販売開始 |
2004年11月 |
ベルギーに「コイトヨーロッパNV」設立 |
2005年9月 |
中国「福州大億灯具工業有限公司」を子会社化 |
2005年11月 |
佐賀県に「小糸九州株式会社」設立(現・連結子会社) |
2005年11月 |
中国に「広州小糸車灯有限公司」設立(現・連結子会社) |
2006年7月 |
シールドビーム生産終了(生産累計4億3千万個) |
2006年10月 |
小糸九州株式会社 工場開設 |
2007年3月 |
広州小糸車灯有限公司 工場開設 |
2007年5月 |
世界初 LEDヘッドランプ生産・販売開始 |
2007年7月 |
ノースアメリカンライティングインク アラバマ工場開設 |
2007年9月 |
インディアジャパンライティングプライベートリミテッド バワール工場開設 |
2008年2月 |
福州大億灯具工業有限公司を「福州小糸大億車灯有限公司」に社名変更(現・連結子会社) |
2008年9月 |
小糸九州株式会社 第2工場開設 |
2010年1月 |
東京都港区に「コイト保険サービス株式会社」設立(現・連結子会社) |
2010年6月 |
インドネシアに「PT.インドネシアコイト」設立(現・連結子会社) |
2011年4月 |
PT.インドネシアコイト 工場開設 |
2011年8月 |
小糸工業株式会社 航空機シート事業以外の事業を、会社分割により「コイト電工株式会社」に承継(現・連結子会社) |
2011年8月 |
小糸工業株式会社 「KIホールディングス株式会社」に社名変更 |
2012年1月 |
ノースアメリカンライティングインク アラバマ第2工場開設 |
2012年3月 |
ノースアメリカンライティングインク インディアナ金型工場開設 |
2012年4月 |
タイコイトカンパニーリミテッド パチンブリ工場及び技術センター開設 |
2012年12月 |
メキシコに「ノースアメリカンライティングメキシコエスエーデシーブイ」設立(現・連結子会社) |
2014年9月 |
ノースアメリカンライティングメキシコエスエーデシーブイ 工場開設 |
2014年9月 2014年11月 |
中国に「湖北小糸車灯有限公司」設立(現・連結子会社) 世界初 LED CompactⓇ-バイファンクションⓇ生産・販売開始 |
2015年4月 |
創業100周年を迎える |
2016年6月 2017年1月 2017年4月 |
湖北小糸車灯有限公司 工場開設 ブラジルに「エヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダ」設立(現・連結子会社) 米国カリフォルニア州にシリコンバレー研究ラボ開設 |
2017年10月 2018年3月 2018年5月 2019年6月 2019年8月 2019年8月 2019年11月 2019年12月 2020年2月 2020年4月 2020年8月 |
マレーシアに「コイトマレーシアエスディエヌビィエッチディ」設立(現・連結子会社) 「上海小糸車灯有限公司」株式売却・合弁解消 エヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダ 工場開設 イスラエル「ブライトウェイビジョンリミテッド」へ資本参加(現・持分法適用会社) KIホールディングス株式会社を完全子会社化 世界初 ブレードスキャンⓇADB(Adaptive Driving Beam)生産・販売開始 コイトマレーシアエスディエヌビィエッチディ 工場開設 インディアジャパンライティングプライベートリミテッドを完全子会社化 米国「セプトンテクノロジーズ」へ資本参加 KIホールディングス株式会社を吸収合併 愛知県豊田市に小糸開発センター開設 |
2022年4月 2022年10月 2023年3月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場へ移行 広州小糸車灯有限公司 技術センター開設 東京都品川区に本社を一時移転 |
事業内容
小糸製作所グループは、自動車照明器、航空機部品、鉄道車両部品、各種電気機器の製造・販売を主軸に展開しています。また、これらの製品に関連する物流サービスも手掛けています。同社の製品ラインナップには、LEDヘッドランプ、前照灯、補助灯、標識灯、ハイマウントストップランプ、ハロゲン電球、小型電球などが含まれます。さらに、鉄道車両制御機器、道路交通信号、交通管制システム、道路・トンネル照明、施設照明、住設機器、環境調節装置などの製品も提供しています。
小糸製作所は、日本国内においては小糸九州㈱、コイト運輸㈱、アオイテック㈱などの子会社を有し、北米ではノースアメリカンライティングインクやKPS N.A., INC.を含む企業群を通じて事業を展開しています。中国市場においては、広州小糸車灯有限公司や湖北小糸車灯有限公司などが活動しており、アジアではタイコイトカンパニーリミテッドやPT.インドネシアコイトなどが同社グループの一員です。欧州ではコイトヨーロッパリミテッドやコイトチェコs.r.o.が、その他の地域ではエヌエーエルドブラジルインドゥストリアイコメルシオデコンポーネンテスジイルミナサンオリミターダがそれぞれ事業を運営しています。
これらの事業を通じて、小糸製作所グループは自動車、鉄道、航空機、道路インフラなど、幅広い分野での照明ソリューションを提供し、グローバルな事業展開を図っています。
経営方針
小糸製作所は、自動車照明器や電気機器メーカーとして、安全を光に託す企業メッセージのもと、新しい価値の創造と信頼できる製品・サービスの提供を通じて、自動車産業や社会の発展に貢献しています。同社は、グローバルな展開を強化し、コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化などのモビリティ変化に対応する先端技術の開発と迅速な商品化を推進しています。また、高品質・安全性の追求、環境保全、コンプライアンス強化、経営資源の有効活用による収益構造と企業体質の強化に取り組んでいます。
小糸製作所グループは、「KOITO VISION~人と地球の未来を照らす~」を策定し、企業基盤の強化、持続的な成長、地球・社会との共生を目指しています。技術・ノウハウと最新ITテクノロジーの組み合わせ、人材育成、製品の安全・品質保証、コーポレート・ガバナンスの充実などにより、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献しています。交通事故低減技術の普及や自動運転社会に向けた製品開発、脱炭素社会の実現に向けた活動強化など、多岐にわたる取り組みを進めています。
これらの戦略と取り組みを通じて、小糸製作所は、自動車、鉄道、航空機、道路インフラなどの分野で照明ソリューションを提供し、グローバルな事業展開を図っています。同社は、技術革新と社会貢献を重視した成長戦略を推進し、持続可能な発展を目指しています。