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ヒロセ通商JP:7185
沿革
2004年3月 |
大阪市西区に外国為替証拠金取引を事業目的としたヒロセ通商㈱(資本金20百万円)を設立 |
2004年4月 |
外国為替証拠金取引「超為替」の受託業務開始 |
2005年9月 |
インターネットを媒体とした取引システム「Hirose-FX」の提供開始 |
2006年3月 |
スワップポイントを改善した取引システム「Hirose-FX2」の提供開始 |
2006年5月 |
1,000通貨からの取引が可能な「Hirose-FX2ミニ」の提供開始 金融先物取引業の登録完了(登録番号 近畿財務局長(金先)第15号) (社)金融先物取引業協会(現 (一社)金融先物取引業協会)に加入(会員番号1562) |
2007年5月 |
マイナー通貨の取引が可能な「HiroseTrader」の提供開始 |
2007年9月 |
金融商品取引法施行に伴う第一種金融商品取引業の登録完了(登録番号 近畿財務局長(金商)第41号) |
2008年2月 |
1,000通貨からの取引が可能かつ手数料無料の取引システム「LION FX」の提供開始 |
2009年5月 |
業容拡大のため外国為替証拠金取引業者であるJFX㈱(現連結子会社)を子会社化 |
2009年9月 |
従前と比較して高速約定処理を可能にした次世代「LION FX」の提供開始 100%子会社にするため株式交換によりJFX㈱の全株式を取得 |
2010年2月 |
収益基盤拡大のためJFX㈱にホワイトラベルサービス(*2)提供を開始 |
2010年10月 |
英国ロンドンに海外進出を目的としてHIROSE FINANCIAL UK LTD.(資本金850千ポンド、現連結子会社)を設立 |
2011年3月 |
「Hirose-FX」サービス終了 |
2011年6月 |
顧客基盤拡大のためエース交易㈱の外国為替証拠金取引事業の顧客口座を当社へ移管 |
2011年10月 |
収益基盤拡大のためフェニックス証券㈱とカバー取引(*4)を開始 |
2011年11月 |
収益基盤拡大のためHIROSE FINANCIAL UK LTD.とカバー取引を開始 |
2012年1月 |
中国市場調査のため中国上海市に上海代表処を開設 |
2012年5月 |
収益基盤拡大のため岡三オンライン証券㈱(現岡三証券㈱ 岡三オンライン証券カンパニー)にホワイトラベルサービス提供を開始 |
2012年10月 |
中国 香港にアジア市場の顧客獲得を目的としてHIROSE TRADING HK LIMITED(資本金500千香港ドル、現連結子会社)を設立 |
2012年12月 |
プライバシーマーク認証取得 |
2013年5月 |
従業員の福利厚生とCSRの取組み強化のため、「らいおん保育園」を開園 |
2014年6月 |
「HiroseTrader」サービス終了 |
2014年10月 |
マレーシア連邦領ラブアンに東南アジア市場の顧客獲得を目的としてHirose Financial MY Limited(資本金250千USドル、現連結子会社)を設立 |
2015年6月 |
中国 香港において海外子会社に対する取引システムの提供を目的としてHIROSE FINANCIAL LIMITED(資本金600千香港ドル、現連結子会社)の株式を取得 |
2015年9月 |
チャート予測ツール「さきよみLIONチャート」の提供開始 |
2016年1月 |
マレーシア ジョホールバルに海外子会社に対するコールセンター業務提供を目的としてHIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD. (資本金220千マレーシアリンギット、現連結子会社)を設立 |
2016年3月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2016年4月 |
保育園事業を分社化し株式会社らいおん保育園(資本金10百万円、連結子会社)を設立 |
2016年7月 |
トレード分析ツール「LION分析ノート」提供開始 |
2016年10月 |
「Hirose FX2」及び「Hirose FX2ミニ」サービス終了 |
HTML5仕様の「LIONチャートPlus+」提供開始 |
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2017年4月 |
「LION FX C2」提供開始 |
2017年6月 |
「LION FX HTML5版」提供開始 |
「LION FX Web版」提供終了 |
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「LION FX JAVA版」提供終了 |
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2018年2月 |
ライオンコイン株式会社(資本金50百万円、連結子会社)設立 |
2018年3月 |
連結子会社である株式会社らいおん保育園清算結了 |
2018年10月 |
「LION FX .NET4」提供開始 |
2019年5月 |
LION PAYMENT UK LTD.(資本金1ポンド、現連結子会社)設立 |
2019年7月 |
「LION Web」提供開始 |
2020年3月 |
連結子会社であるライオンコイン株式会社解散 |
2020年6月 |
連結子会社であるライオンコイン株式会社清算結了 |
2020年12月 |
「LION Tab」提供開始 |
2021年10月 |
「LION Tab mini」提供開始 |
日本証券業協会に加入 |
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2021年11月 |
「LION CFD」提供開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
ヒロセ通商グループは、ヒロセ通商を含む連結子会社7社で構成され、主に投資家向けにインターネットを通じた外国為替証拠金取引やバイナリーオプション取引を提供する金融商品取引事業を展開しています。また、同社は金融商品取引業者向けにホワイトラベルサービスやカバー取引、店頭証券CFD取引も手がけています。海外では、HIROSE FINANCIAL UK LTD.やHirose Financial MY Limitedを通じて外国為替証拠金取引やバイナリーオプション取引を提供し、HIROSE FINANCIAL LIMITEDは海外子会社への取引システム提供、HIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD.はコールセンター業務提供を行っています。
ヒロセ通商グループの外国為替証拠金取引は、24時間取引が可能であり、顧客が証拠金を預託することで、預託した金額またはその数倍の金額の外貨を売買し、その差金を授受することができます。また、ロスカット制度やレバレッジを用いた取引が可能であり、スワップポイントによる収益も見込めます。さらに、ホワイトラベルサービスを通じて、他の金融商品取引業者に対してもサービスを提供しており、これらの取引から収益を得ています。
バイナリーオプション取引では、ある一定時刻の為替レートが予想レートより上昇するか下降するかを予想する商品を提供しており、顧客の予想が的中した場合にはペイアウトを受け取ることができます。また、店頭証券CFD取引では、主要国の株価指数を対象とした差金決済取引を行っています。
ヒロセ通商グループは、低コストでの取引環境提供、顧客サービスの徹底、海外事業の展開などを特徴としており、幅広い投資家層に投資を身近に感じてもらえるようなサービスを提供しています。
経営方針
ヒロセ通商は、顧客満足度の向上、挑戦、およびコンプライアンスを企業理念の三本柱として掲げています。同社は、金融商品取引を通じて世界中の人々に平等な投資のチャンスを提供することを目指し、低価格戦略とフルラインアップ戦略を採用しています。これにより、マーケットリーダーを目指すという基本方針を持っています。
中長期的な経営戦略として、ヒロセ通商グループは顧客ニーズの迅速な把握と実現、取引システムの安定稼働、他社との差別化を図ったブランディング力の強化、収益源の多様化を重視しています。また、海外子会社を通じた世界市場の開拓にも力を入れ、顧客基盤の拡充を図っています。内部管理体制の強化や社内コンプライアンス研修の充実により、顧客ニーズを反映させたサービス提供ができる体制の構築にも注力しています。
具体的な取り組みとしては、顧客ニーズの実現に向けた取引システムの操作性向上や取引コストの削減、取引収益向上につながる情報の配信、キャンペーンの実施などが挙げられます。取引システムの安定稼働を保証するため、保守・運用面の継続的な改善や事業継続計画の強化にも努めています。ブランディング力の強化には、顧客ニーズを反映した取引アプリケーションの改善やユニークなキャンペーンの実施が含まれます。さらに、収益源の多様化を目指し、ホワイトラベルサービスの提供や外国為替証拠金取引以外の金融商品の顧客向けサービス提供にも取り組んでいます。
これらの戦略を通じて、ヒロセ通商グループは安定した収益の確保と顧客が投資を行いやすい環境の提供を目指しています。