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アストマックスJP:7162
沿革
1992-09 | 商品投資顧問業参入を目的として、商品取引員会社のエース交易株式会社により、その関連会社として設立(資本金2億円、本社東京都渋谷区)。 |
1994-01 | 米国市場での資産運用と顧客開拓を目的に同国に100%子会社ASTMAX USA, LTD.を設立(本社ニューヨーク市)。 |
1994-09 | 商品投資顧問業許可を取得。 |
1996-07 | エース交易株式会社の関連会社から外れ、独立系の商品投資顧問会社となる。 |
1999-11 | ケイマン諸島籍100%子会社ASTMAX INVESTMENT LTD.を設立。 |
2000-06 | ディーリング部を設立し、東京工業品取引所でのディーリング業務開始。 |
2002-09 | 証券投資顧問業への参入を目的に、100%子会社アストマックス・アセット・マネジメント株式会社を設立。 |
2005-08 | 証券投資顧問業助言業務の登録。 |
2005-10 | 証券投資顧問業一任業務の認可取得。 |
2005-11 | アストマックス・アセット・マネジメント株式会社を吸収合併。 |
2006-06 | 当社株式がジャスダック証券取引所に上場される。 |
2007-03 | 100%子会社アストマックス・キャピタル株式会社を設立。 |
2007-05 | 株式会社大和証券グループ本社への第三者割当による新株式発行。 |
2007-06 | 三井物産フューチャーズ株式会社をグループ会社化し、商号をアストマックス・フューチャーズ株式会社に変更。 |
2007-09 | アストマックス・フューチャーズ株式会社のインターネット取引による商品先物取引受託業務をドットコモディティ株式会社に事業譲渡。投資運用業、投資助言・代理業として登録。 |
2007-11 | 伊藤忠商事株式会社への第三者割当による新株式発行。 |
2008-01 | アストマックス・フューチャーズ株式会社の商品先物取引受託事業からの撤退。 |
2008-07 | アストマックス・フューチャーズ株式会社をアストマックス・プロップ・トレーダーズ株式会社に商号変更。 |
2008-08 | アストマックスFX株式会社(当時連結子会社)の事業の一部(スーパーカレンシー)について、アイディーオー証券株式会社を承継会社とする吸収分割を実施。 |
2009-03 | ASTMAX USA, LTD.の会社清算。 |
2009-06 | アストマックスFX株式会社の全株式をデンマーク在のSaxo Bank A/S に譲渡。 |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所が合併したことに伴い、当社株式が大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場される。 |
2010-06 | 本店所在地を「東京都品川区」へ変更。アストマックス・キャピタル株式会社及びアストマックス・プロップ・トレーダーズ株式会社を簡易吸収合併。 |
2010-10 | 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場、同取引所NEO市場の各市場統合に伴い、当社株式が大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場される。 |
2012-08 | マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社の全株式を取得し完全子会社化。 |
2012-10 | 旧アストマックス株式会社が単独株式移転により当社を設立し、当社株式は大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2012-12 | ITCインベストメント・パートナーズ株式会社の99%の株式を取得し、子会社化。 |
2013-04 | ITCインベストメント・パートナーズ株式会社を存続会社、アストマックス投資顧問株式会社を消滅会社とする吸収合併を行い、ITCインベストメント・パートナーズ株式会社をアストマックス投信投資顧問株式会社(現PayPayアセットマネジメント株式会社)へ商号変更。 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、当社株式は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2014-05 | 青森県八戸市内に、4サイトの発電所からなる「八戸八太郎山ソーラーパーク」竣工。 |
2014-08 | 栃木県大田原市内に、「大田原ソーラーパーク」竣工。 |
2014-09 | 青森県三戸郡五戸町内に、「五戸ソーラーパーク」竣工。 |
2015-01 | 高知県安芸郡奈半利町内に、「奈半利ソーラー発電所」竣工。 |
2015-03 | 茨城県石岡市内に、「石岡ソーラーパーク」竣工。 |
2015-10 | 栃木県佐野市内に、「あくとソーラーパーク」竣工。 |
2015-11 | アストマックス・エナジー・サービス株式会社を設立。 |
2016-07 | 熊本県菊池市内に、「くまもとんソーラー太陽光発電所」竣工。 |
2016-08 | ヤフー株式会社との間で資本・業務提携契約締結。 |
2016-10 | ヤフー株式会社にアストマックス投信投資顧問株式会社株式一部(33.4%)譲渡。 |
2017-03 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の1号調査井掘削完了。 |
2017-08 | 「人財育成・開発」を目指した人事諸施策の取組み開始。 |
2017-10 | 大分県中津市で太陽光発電所の運営を目的とする匿名組合出資実行。 |
2017-12 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の2号調査井掘削完了。 |
2018-03 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の1号調査井仮噴気試験終了。奈半利ソーラー発電所譲渡、小規模地熱開発断念。 |
2018-05 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の2号調査井 地熱資源量把握のための事業実施し、地熱発電可能な熱水の存在を確認。 |
2018-06 | 長万部アグリ株式会社の第三者割当増資の引受(子会社化)。 |
2018-09 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の3号調査井掘削完了。 |
2018-12 | 太陽光発電設備(大分県中津市耶馬渓)譲渡完了。 |
2019-01 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の3号調査井の自噴を確認。 |
2019-04 | ヤフー株式会社にアストマックス投信投資顧問株式会社の株式一部(16.7%)譲渡し、同社は子会社から外れ、持分法適用会社となる。 |
2019-05 | アストマックス・トレーディング株式会社の宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業を継承する会社として、アストマックスえびの地熱株式会社を会社分割により設立。 |
2019-09 | 太陽光発電設備3か所(岩手、埼玉、岡山)譲渡。 |
2019-11 | 鹿児島県霧島市内に、「霧島福山太陽光発電所」竣工。 |
2020-03 | 宮崎県尾八重野地域における地熱発電事業の4号調査井の自噴を確認。茨城県石岡市内に、「石岡ソーラーパークEast」竣工。 |
2020-04 | Just Energy Japan株式会社を子会社化:小売事業(電力・ガス)に本格的に参入。 |
2020-07 | 「Just Energy Japan株式会社」を「アストマックス・エネルギー株式会社」に社名変更。 「Just Energy Japan合同会社」を「アストマックス・エネルギー合同会社」に社名変更。 |
2020-12 | 株式会社Live Smartの第三者割当増資を引き受け、業務提携契約を締結。 |
2021-04 | アストマックス・トレーディング株式会社を吸収合併。 |
2021-10 | アストマックス・エネルギー株式会社がアストマックス・エネルギー合同会社を吸収合併。 |
2021-11 | 中期ビジョン2025「事業の深化と進化」策定。 |
2022-04 | 市場再編により東京証券取引所スタンダード市場に上場。 |
2022-08 | PayPayアセットマネジメント株式会社(旧アストマックス投信投資顧問株式会社)の全株式の譲渡。 |
2022-12 | 長万部アグリ株式会社の株式67.27%を譲渡し、当社の連結対象外となる。 |
2024-04 | 栃木県大田原市内に、「大田原亀久太陽光発電所」竣工。 |
事業内容
アストマックスグループは、総合エネルギー事業と金融事業を二大柱として展開しています。同社の事業セグメントは、再生可能エネルギー関連事業、電力取引関連事業、小売事業、アセット・マネジメント事業、ディーリング事業の5つに分類されます。
再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電所の開発、売電、保守・運用管理、地熱発電の事業化、PPA(Power Purchase Agreement)に基づく自家消費モデルの導入、蓄電池事業などを手がけています。このセグメントには、アストマックスえびの地熱株式会社などの子会社や、複数の匿名組合出資、投資事業有限責任組合出資が含まれます。
電力取引関連事業では、電力の卸売り販売や代行サービス(顧客管理、需給予測、需給管理など)を提供しています。この事業は、以前はアストマックス・エナジー・サービス株式会社(AES社)が推進していましたが、現在はアストマックスが単独で行っています。
小売事業では、アストマックス・エネルギー株式会社を通じて、小売電気事業及びガス小売事業を展開しています。
アセット・マネジメント事業では、アストマックス・ファンド・マネジメント株式会社が、ベンチャーキャピタルファンド、学校法人等の基金の資産運用を担うファンド、再生可能エネルギーを中心とするエネルギー事業に関連する投資を行うファンド等の運用業務を行っています。
ディーリング事業では、国内外の主要取引所において商品先物を中心に、株価指数等の金融先物を取引対象とした自己勘定取引を行っています。
これらの事業を通じて、アストマックスグループは、エネルギーと金融の分野で幅広いサービスを提供しています。
経営方針
アストマックスは、持続可能な社会の実現を目指し、総合エネルギー事業と金融事業の展開を通じて企業価値の向上を図っています。同社は、社会の変化に対応し、変化を捉え進化につなげることをビジョンとして掲げ、「SPIRIT of Challenge」をバリューとしています。これに基づき、中期ビジョン2025を策定し、第二の創業期と位置づけ、総合エネルギー事業会社への変革を加速させています。
同社は、SDGs達成への貢献を事業活動の基本に位置付け、再生可能エネルギー関連事業の拡充や電力取引関連事業、小売事業への参画を進めています。特に、再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電や地熱発電などに注力し、脱炭素社会の実現に貢献しています。また、電力取引関連事業や小売事業では、電力の需給管理やリスク管理、小売電気事業者向けのマネジメントサービス提供などを通じて、エネルギー資源の有効活用と効率的なサービス提供を目指しています。
アストマックスは、事業の多様化と収益基盤の拡充を図るため、新たな事業モデルの構築にも積極的に取り組んでいます。これには、蓄電池を活用した事業の拡大や地域電力設立の支援強化、小売電気事業者向けのサービス提供拡大などが含まれます。また、資金調達手段の多様化やAIの活用によるDX推進、人的資本投資の拡充など、経営資源を集中して事業領域におけるサービスの在り方を見極め、必要な外部パートナーとの提携を広げています。
これらの取り組みを通じて、アストマックスは、2025年3月期における定量的目標として、連結営業収益200億円以上、税金等調整前当期純利益7億円以上、1株当たり純資産額500円以上を目指しています。同社は、事業及び収益の持続的拡大を図り、ステークホルダーに対する一層の付加価値の提供を進めていく方針です。