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フルサト・マルカホールディングスJP:7128
沿革
2021年5月 |
フルサト工業株式会社と株式会社マルカは、2021年10月1日をもって、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となるフルサト・マルカホールディングス株式会社を設立することに合意し、両社間で経営統合に係る経営統合契約を締結するとともに、株式移転に関する株式移転計画を共同で作成 |
2021年9月 |
フルサト・マルカホールディングス株式会社の東京証券取引所市場第一部への新規上場が承認 |
2021年10月 |
フルサト・マルカホールディングス株式会社設立、同日付で、東京証券取引所市場第一部へ新規上場 |
2021年11月 |
取締役会において、東京証券取引所の新市場移行日に所属する市場区分として「プライム市場」を選択することを決議 |
2022年3月 |
中期経営計画「UNISOL」を策定 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
1959年5月 |
ターンバックルの製造を目的として、大阪市福島区新家町に資本金200万円をもって、株式会社古里鉄工所を設立 |
1963年9月 |
滋賀県水口町に滋賀工場を建設し、鉄骨建築用部材のブレースの製造を開始、利用者直販体制によるブレース、アンカーボルト、ボルト・ナットの販売を開始 |
1964年4月 |
ブレースを規格化、標準化し量産化 |
1968年6月 |
ハイテンションボルトの販売を開始 |
1969年5月 |
大阪市福島区安井町に本社を移転 |
1971年8月 |
埼玉県伊奈町に埼玉工場を建設 |
1973年2月 |
フルサト工業株式会社に商号変更し、大阪市此花区西九条に本社を移転 |
1975年11月 |
米国向けのボルト・ナット輸出業務を開始 |
1977年4月 |
多様な需要に対応し、建築用鋲螺類以外に錆止塗料、切削砥石、溶接棒その他建築金物類など多種に亘る鉄骨建築用資材の販売を開始 |
1978年4月 |
米国メリーランド州に現地法人Columbia Fasteners,INC.を設立 |
1980年3月 |
大阪市港区福崎に配送センターを設置 |
1980年6月 |
大阪市西区立売堀に本社を移転 |
1986年10月 |
大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)へ株式上場 |
1989年9月 |
栃木県芳賀町に宇都宮工場を建設 |
1993年12月 |
大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定 |
2000年8月 |
株式会社ジーネット(現・連結子会社)が実施した第三者割当増資を引受けたことにより同社を子会社化 |
2002年8月 |
株式交換により、株式会社ジーネット(現・連結子会社)を完全子会社化 |
2003年10月 |
大阪市中央区南新町に本社を移転 |
2004年11月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式上場 |
2006年3月 |
東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定 |
2007年1月 |
工業標準化法の改正に伴い、全事業所・工場が新JISマーク表示制度の認証を取得 |
2007年10月 |
岐阜商事株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
2012年5月 |
株式会社ジーネットが、蘇州雷特尓機電貿易有限公司(China)(現・非連結子会社)を設立 |
2016年5月 2016年10月 2018年10月 2021年9月 |
Retra Engineering(Thailand)(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化 株式会社セキュリティデザイン(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化 株式会社ジーネット、岐阜商事株式会社の共同出資でRetra Engineering(Vietnam)(現・非連結子会社)を設立 東京証券取引所の市場第一部上場を廃止 |
1946年12月 |
紙、毛織物、自転車、軸受・工具などの国内販売及び各種商品の輸出入を目的として、大阪市東区南久太郎町4丁目10番地に株式会社丸嘉商会を設立 |
1947年4月 |
丸嘉株式会社に商号変更し、本格的に上記商品の営業を開始 |
1950年11月 |
東京都中央区に東京事務所(現東京支社)を設置 |
1956年9月 |
大阪市東区豊後町41番地に本社を移転 |
1956年11月 |
名古屋市西区に名古屋事務所(現名古屋支店 名古屋市中区)を設置 |
1959年11月 |
バンコク駐在事務所を設置 |
1962年1月 1962年3月 1965年3月 1966年2月 |
丸嘉機械株式会社に商号変更 ジャカルタ駐在事務所を設置 マニラ駐在事務所を設置 ニューヨーク駐在事務所を設置 |
1968年5月 |
マルカ・アメリカ現地法人(Maruka Machinery Corporation of America)を設立 |
1970年2月 1971年1月 |
マルカキカイ株式会社に商号変更 台北支店を設置 |
1974年2月 |
ソノルカエンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を設立 |
1979年3月 |
マルカ・フィリピン現地法人(Maruka Enterprises,Inc. 現・非連結子会社)を設立 |
1980年11月 |
マルカ・インドネシア現地法人(P.T. Tunas Maruka Machinery Co.)を設立 |
1981年4月 |
大阪府茨木市五日市緑町2番28号に本社を移転 |
1988年1月 |
マルカ・タイ現地法人(Maruka Machinery(Thailand)Co.,Ltd. 現・連結子会社)を設立 |
1990年9月 |
マルカ・アメリカ現地法人(MARUKA U.S.A.INC. 現・連結子会社)を設立 |
1993年1月 |
マルカ・マレーシア現地法人(Maruka(M)SDN.BHD. 現・連結子会社)を設立 |
1998年9月 2001年10月 |
大阪証券取引所市場第二部へ株式上場 中国広州市にマルカキカイ株式会社・広州駐在事務所を設置 |
2002年3月 2002年12月 2003年9月 |
マルカ・インドネシア現地法人(PT.MARUKA INDONESIA 現・連結子会社)を設立 マルカキカイ株式会社・ホーチミン駐在事務所(ハノイ駐在事務所)を設置 ジャパンレンタル株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得、子会社化 |
2003年9月 2004年2月 2004年3月 |
マルカ・中国現地法人(広州丸嘉貿易有限公司 現・連結子会社)を設立 中国にマルカキカイ株式会社・天津駐在事務所を設置 中国にマルカキカイ株式会社・上海駐在事務所を設置 |
2005年10月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式上場 |
2006年11月 |
東京証券取引所の市場第一部に指定 |
2007年9月 2007年9月 2012年10月 |
マルカ・上海現地法人(上海丸嘉貿易有限公司 現・連結子会社)を設立 マルカ・インド現地法人(MARUKA INDIA PVT.LTD. 現・非連結子会社)を設立 マルカ・アメリカ現地法人が、インダストリアル・ツール(Industrial Tool, Inc. 現・連結子会社)の全株式を取得、子会社化(当社の孫会社化) |
2012年11月 2013年9月 2014年8月 2016年4月 2017年8月 2017年12月 2019年4月 2019年7月 2020年6月 |
マルカ・メキシコ現地法人(Maruka Mexico S.A.de C.V. 現・連結子会社)を設立 マルカ・ベトナム現地法人(MARUKA VIETNAM CO.,LTD. 現・連結子会社)を設立 マルカ・エクスポート・タイ現地法人(Maruka Export (Thailand)Co.,Ltd.)を設立 株式会社管製作所(現・連結子会社)の全株式を取得、子会社化 大阪市中央区南新町二丁目2番5号に本社を移転 北九金物工具株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得、子会社化 株式会社マルカに商号変更 株式会社ミヤザワ(現・連結子会社)の発行済株式の一部を取得、子会社化 ユニーク・ソリューションズ・インドネシア現地法人(PT. UNIQUE SOLUTIONS INDONESIA 現・連結子会社)を設立 |
2021年9月 |
東京証券取引所の市場第一部上場を廃止 |
事業内容
フルサト・マルカホールディングス株式会社とそのグループ企業は、機械工具、鉄骨建築関連資材、建設機械の販売、セキュリティシステムの販売及び関連サービスを提供しています。同社グループは、連結子会社20社、非連結子会社6社、持分法非適用の関連会社2社から成り立っています。
事業は主に4つのセグメントに分かれています。第一に、機械・工具セグメントでは、工作機械やロボットなどの産業機械とその周辺装置の販売、エンジニアリングサービス、中小型機器や工具の卸売などを行っています。第二の建設資材セグメントでは、鉄骨建築業者やプラント配管業者向けの資材販売、住宅設備の卸売などを提供しています。
第三に、建設機械セグメントでは、クレーンや掘削機械などの建設機械の販売とレンタル、オペレーター付きレンタルサービスを展開しています。最後に、セキュリティセグメントでは、監視カメラシステムや防犯システムの導入、アクセスコントロールサービスなどを手がけています。
これらの事業を通じて、フルサト・マルカホールディングスは、産業機械から建設、セキュリティに至るまで、幅広いニーズに対応する製品とサービスを提供しています。同社グループの事業内容は、その多様性と専門性により、様々な産業分野でのニーズに応えています。
経営方針
フルサト・マルカホールディングス株式会社は、2021年10月1日に経営統合を果たし、新たな中期経営計画「UNISOL」を2022年3月に発表しました。この計画の下、同社は経営基盤の強化と企業価値の向上を目指しています。経営方針として、ユニークな解決策を提供する「ユニーク・ソリューション・カンパニー」を目標に掲げ、多様な人材の採用や育成、環境整備に注力しています。
同社は、法令及び社会規範の遵守、生産性の向上、人材の確保と育成、ビジネスポートフォリオ経営の推進、グループガバナンスの強化、そしてサステナビリティへの取り組みを重点領域としています。これらの取り組みを通じて、持続可能な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。
特に、生産性の向上には、製造現場の自動化やデジタルテクノロジーの活用、多様な働き方ができる環境の整備に力を入れています。また、人材の確保と育成では、働き方改革やワークライフバランスの充実に資する福利厚生の拡充を図り、社員全員が活躍できるフィールドの整備に努めています。
ビジネスポートフォリオ経営の推進においては、業績変動リスクの分散と最適な価値の創出を目指し、M&Aやアライアンスを用いた事業の強化に取り組んでいます。グループガバナンスの強化としては、グループ各社のコーポレート機能の統合や内部統制システムの強化により、経営資源の効率的かつ戦略的な投資を実施しています。
これらの戦略を通じて、フルサト・マルカホールディングスは、変化に強い経営体制の構築と、持続可能な社会への貢献を目指しています。