識学JP:7049

時価総額
¥61.9億
PER
組織の生産性向上を目指し、識学に基づくマネジメントコンサルティングサービス(マスタートレーニング、集合研修、浸透パック、評価制度構築、M&Aトレーニング)とプラットフォームサービス(識学基本サービス、識学クラウド、識学基本サービスライト)を提供。

沿革

事業内容

識学は、人の意識構造を分析し、行動を阻害する誤解や錯覚の発生原因を研究し、解決策を体系化した理論に基づくサービスを提供している企業です。この理論は、個人の行動の質及び量を低下させる誤解や錯覚を解消し、組織の生産性を高めることを目的としています。識学は、その汎用性の高さから、さまざまな組織に適用可能であり、成長企業、プロスポーツチーム、大学の部活動、小規模事業者から大企業まで、幅広い顧客にサービスを提供しています。

識学のサービス展開は、顧客ニーズを深耕し、リピート獲得につながるものであり、マンツーマントレーニング、組織幹部や管理者層、新入社員への複数回のサービス提供が特徴です。また、評価制度構築サービスやウェブプラットフォームサービスを通じて、中長期的な取引関係構築と収益貢献を実現しています。

識学は自社でサービス開発を行い、独自の理論を日常の組織運営に適用可能な形にしています。この独自性と一貫したロジックにより、潜在顧客に強いインプレッションを与え、集客の下地を醸成しています。

主要な事業セグメントとして、「組織コンサルティング事業」を展開しており、マネジメントコンサルティングサービスとプラットフォームサービスを提供しています。これらのサービスは、組織の生産性向上に寄与し、識学の理論を実践的に活用することを目指しています。

経営方針

識学は、独自の理論に基づくサービスを提供し、組織の生産性向上に貢献する企業です。同社は、「識学を広めることで人々の持つ可能性を最大化する」という企業理念のもと、多様な組織に対してその理論を適用し、実践的な解決策を提供しています。中長期ビジョンとしては、「識学」の考えに基づく働き方をスタンダードにし、日本の働き方の変革を実現することを目指しています。

経営戦略の面では、組織コンサルティング事業を中心に、営業と講師の役割分離、プラットフォームサービスの解約率低減、大企業への導入拡大などを推進しています。また、スポーツエンタテインメント事業では、スポンサー収入の拡大や行政との連携を深めることで成長を図っています。さらに、VCファンド事業やハンズオン支援ファンド事業を通じて、投資先のIPO支援や体制改善に取り組んでいます。

同社は、識学の理念と戦略の実現性を講師一人当たりの売上高及び講師数という客観的な指標で判断しています。販売経路や機会の多様化・拡大、サービス品質の維持・向上、経営管理体制の強化など、さまざまな施策を通じて、持続的な成長を目指しています。識学は、その独自性と実践的なアプローチで、組織の生産性向上に貢献し続けることを目標にしています。